■ 人斬り ■


 

【 弐 】

 

 

女ではない、けれど、完全な男とも言いがたい、危うくしなやかでのびやかな姿態。

 

目を奪われたまま、硬直したように微動だにもしないゾロをどう思ったのか、“鬼”は薄く笑うと

「な?無理だったろ?」

と体を起こそうとした。

それをゾロは再び夜具に縫い止め、“鬼”の手を黙って自分の股間に導いた。

そこが萎えていないのを知って、“鬼”が目を丸くする。

萎えていないどころか、臍を越すほどに怒張している。

「…たいしたもんだ。田舎侍。」

呆れたような、感心したような声。

その体へ覆いかぶさるゾロ。

「口吸ってもいいんだろ。」

聞くというよりは、確認するだけのようにゾロが言うと、“鬼”は煙るように瞼を閉じた。

鮮やかに紅を引いた唇に、魅せられるように口付ける。

柔らかく薄い舌は、何故か甘く感じた。

貪るように“鬼”の口腔を味わった。

顔を寄せれば、その白い面差しには、唇に紅のみで、白粉一つたたいてないことが知れる。

なるほど、これほどに抜けるような肌をしていれば、化粧など必要ないだろう。

ゾロは感じ入ったように、存分に柔らかな口内を堪能した。

「……っ…ふ………」

白く整った顔が、せつなげに眉根を寄せる。

憎々しげにすら見える不遜で怜悧な美貌が、上気して乱れていく様は劇的ですらあった。

「あ、んた…、買った女、に、…いちいちこんな、接吻…してん、のか?」

熱に浮かされたような瞳が、ゾロを見上げてくる。

「…さあな…。」

ふくらみのない薄い胸に指先を這わせる。

極上の絹地のようになめらかな手触りに、ゾロは驚いた。

まるで、人ならざる者のような肌理の細かいその肌は、ゾロが今まで交わしてきたどんな女の肌とも違っていた。

触れた瞬間に消えてしまう淡雪のように、さらりと手から逃れてしまう感触。

飽きずに弄っていると、指先にぽつんと小さな乳首が触った。

「…ゃ…っ…!」

微かな喘ぎとともに、“鬼”の体が震えた。

抗うように、緩慢に首を振る。

女のふりをして客を引いていたこの“鬼”は、肌に触れられることには、恐らく慣れていない。

こく白磁の肌の感触を知る者は、そうはいないのだ。

その事が、ゾロを不思議な嗜虐心に駆り立てていた。

ゾロの背筋をまたあの得体の知れないぞくぞくが這い登る。

この美しい“鬼”をこの手で存分に啼かせてみたい。そう思った。

指で弄んでいた乳首を、今度は歯で挟んだ。

「ひ…ぁ………」

嬲るように噛んでやる。

「ん、な、とこ、いじくっ…てて、楽しい、かよっ…、田舎侍っ…!」

悪態をつく口を塞ぐべく、強く乳首に歯を立てる。

「ふあァッ!」

びくびくとのけぞった上体が痙攣した。

「田舎侍じゃねェ。…ロロノア・ゾロだ。」

「え…」

「ゾロ、だ。名を呼べ。」

すると“鬼”は、二、三度瞼を瞬かせると、

「ゾ…ロ…。」

と名を口にしてから、うっすらと口元に笑みを浮かべた。

「ロロ…ノア・ゾロ…。人斬りの名だな…。」

くくっと喉の奥で笑う。

「焦るなよ、人斬り…。帯ぐらい解いたっていいじゃねェか。」

蠱惑的に囁かれて、ゾロは、“鬼”の着物は全て脱がせてしまったのに、自分は帯も解かないままだった事に気がついた。

立ち上がって気早に帯を解き、着物を脱ぎ捨てた。

ゾロの逞しい鋼の肉体が現れた瞬間、“鬼”が小さく息を呑んだ。

“鬼”の視線が示すものに気がついて、ゾロは、あァ、と自らの胸元に目をやった。

ゾロの左の肩口から右の脇腹にかけて、ざっくりと袈裟懸けに走っている大傷。

それを“鬼”は息を詰めて見つめている。

「よく生きてんな…。そんな傷こしらえて。」

「いや、さすがに死に掛けた。二年も前になる。」

二年前、と“鬼”は小さな声で復唱して、「ふぅん…」と気のないような声を出した。

けれど、次にゾロを見上げた瞳は、嫣然と艶を含んで、淫らな光を帯びていた。

「道理で…、」

手を伸ばし、ゾロの腹の傷に触れる。

それからその傷に顔を寄せ、くん、と嗅ぐような素振りを見せてから、ぺろりと赤い舌がその傷を舐めた。

「…てめェからは血の匂いがすると思った…。」

その瞬間、眩暈がするほど急激に体が熱くなるのをゾロは感じた。

 

におうわけがない、もう二年も前の傷だ。

いや、あれから俺は何人斬った。

もはやこの体躯そのものに血臭は染み付いているのではないか。

 

それらはどれも言葉にはならず、ゾロは獣のように低く唸って、目の前の痩身を組み敷いた。

肌と肌が、絡み合う。

するりと“鬼”がゾロの頭を抱きこんだ。

 

「俺を…狂わせてくれよ…。人斬り…ロロノア・ゾロ…。」

 

耳元で甘く、熱く、囁かれた。

 

 

夜の雪灯りのように、闇にぼうっと淡く光って見える白い裸身。

ゾロの愛撫に素直に反応して、その身は夜具の上でなまめかしくのたうつ。

絹糸のように艶やかに光沢のある金の髪が、輝きながら乱れる。

その壮絶なほどの幽玄な美しさ。

赤い唇から漏れる喘ぎは、ゾロが勃ち上がった雄芯を握りこむと、ひときわせつなげな響きを帯びた。

「ん、く…、このっ…好色侍…っ…!」

「ゾ、ロ、だ。言ってみろ。」

「……っ……ゾ…ロ…っ…。」

のけぞった喉元に噛み付くように吸い付いて、ゾロは、“鬼”の屹立を扱いた。

「ふァ…ッ。」

ゾロの手の中で、“鬼”の性器はもうしとどに濡れている。

襲い来る快感にか、どうしていいかわからない、というふうに、“鬼”はしきりに首を振る。

やけに物慣れないその仕草が、たまらなくゾロを煽る。

先刻の、眉一つ動かさずゾロの性感を追い上げていた時よりよほどいい。

なめらかな肌は、舌を這わせてもまるで水蜜桃のように瑞々しく美味だ。

“鬼”があまり声を出さないことに焦れて、ゾロは、首筋から唇を離し、濡れそぼつ雄芯を口に入れた。

「ひあァッッッ!!」

途端にあがる、甘やかな嬌声。

「やっ…や、てめ、ッ…!そんっ…そんな、やああ…ッ!」

「ここ、舐められんのは初めてか?」

「やぁ…ッ、や、やめ、や…ッ!」

股間に張り付いたゾロの頭を離そうとしてか、“鬼”の手がゾロの髪を掴もうとあがく。

今までと打って変わった“鬼”の反応に、ゾロはほくそ笑みながら、すんなりと薄桃色をした果実のような性器の根元を、ぎゅっと指先で押さえた。

「ひぅッ…!」

「答えろ。ここは何度くらい舐められた?」

「やめ…放…、あう…っ…。」

「答えろ。」

根元を強く抑えたまま、鈴口を舌で割る。

「ひぃんッ!やあ…、ッア…、お、んなのっ…ふりしてた、て、言っ…だろ…が…ッ…! そん、そんな、とこ、…さ、されたことなん…ッ…ねぇ、よ…ッ!」

その答えに気を良くして、ゾロは、舌で亀頭を舐りながら、ちゅうっと音を立てて、鈴口から溢れる蜜を啜った。

そのとたん、

「ひゃああああんッ!」

白い裸身がびくびくと震え、“鬼”はゾロの口内に呆気なく逐情した。

断続的に迸る蜜を強く吸いだすと、“鬼”は、はひっ、はひっ、と忙しなく息をつきながら、全身を細かく痙攣させた。

口の中のものをごくりと飲み込み、

「甘露だな。」

と、ゾロが一言言うと、その白い肌は、さあっと桜色に染まった。

ビードロの瞳が羞恥に潤む。

潤んだ瞳のまま、“鬼”はゾロを睨みあげてきた。

はすっぱな夜鷹のくせに、肌に触れられる事に慣れていなくて、それなのに快楽に弱くて、あまつさえ強引に気をやらせると涙を湛えた瞳で睨んでくる。

まるで青楼の太夫にも負けぬほどの気位の高さに、ゾロは心を奪われていた。

「たまんねぇ…。」

ゾロは喉の奥で低く笑うと、まだ力の抜けきっている体を俯せに引っ繰り返した。

“鬼”の腹の下に膝をねじ込んで細腰を持ち上げる。

逃れようとしてか、その体が緩慢にもがくのを構わず、ゾロは“鬼”の尻たぶを両手で割り開いた。

現れた蕾の、女陰なぞよりよほど慎ましやかで可憐な風情に、ゾロは感嘆の声を洩らして、迷わずその淡い色彩に舌を這わせた。

ひゅっ、と鬼が息を呑む。

「やめろ、阿呆がっ…!なんっ…!?」

「尻舐められるのも初めてか。」

俄かに狼狽しだすその様子を見れば、それはたやすく知れる。

手練手管に長けているはずの体が、ゾロの愛撫でなすすべもなく快感に打ち震えている。

「あ…、あ、あ、や、あああっ…!」

この肢体を見ず、この肌に触れず、この痴態も知らずとは、今までの“鬼”の客達はなんと愚かな、と思わずにはいられなかった。

舌であやしても、蕾は女陰のようには濡れてはこず、それが実に初々しく見えて好ましい。

執拗にそこを舐っているうちに、吐精したばかりだと言うのに、“鬼”の自身はやんわりと勃ち上がってきていた。

じゅるり、と、わざとはしたない音を立てて“鬼”の蕾を啜ると、白い痩身がびくびくと跳ねる。

けれどどれだけ舐めても、男根を受け入れられるようにそこを慣らすには程遠い。

「おい…。なんか濡らすもん持ってんだろ。」

問うと、震える指が、脱ぎ散らかした着物を指差す。

ゾロは、黒い振袖の袂に手を突っ込んで印籠を探り出すと、急いた仕草で取り出した紙片状のものを口に入れた。

口の中で、紙片は瞬く間にぬるりとした粘液に変化する。

“鬼”の菊座に舌を捻じ込んで、その粘液を中に送り込む。

ふる、と尻が震えるのが可愛らしかった。

充分に尻を湿らせてから、ゾロはそこに指を突き入れた。

「や…んぅ…っ…。」

粘液にぬめりを借りたその中は、柔らかく、温かい。

人形のように、まるで血が通っていないかのような体の中に、こんなにも熱く蕩けたところがある。

それがたまらなかった。

あられもない水音を放ちながら、“鬼”のそこはゾロの指を咥え込んでいる。

「んあっ、あァッ!んん…っ、あんん…ッッ!」

ゾロが指でそこを衝くたび、“鬼”は淫らに喘ぐ。

ゾロの指が、二本、三本と増やされた時だった。

「ひんッ…ッッッ!!」

“鬼”の背がぐうっと反り返ったかと思うと、その屹立からぱたぱたと白濁が零れた。

「おいおい…。まだ俺ァ指しか挿れてねぇぞ?」

ゾロが軽口を叩くと、“鬼”の全身がさあっと羞恥に色づくのがわかった。

「…くそ…っ…。」

消え入りそうに忌々しげに舌打ちする声すらも、心なしか潤んでいる。

ゾロの背筋にぞくぞくと喜悦が走った。

これ以上はないほどに煽られていた。

改めて“鬼”の体を上に向かせ、足首を掴んで大きく開かせた。

何もかも丸見えなその体勢に、“鬼”が羞恥を感じているだろう事など充分承知の上で。

そうして、恥らい身じろぐ姿を、薄く染まった目元が何度も瞬きしながら伏せられるのを、じっくりと堪能した上で、ゾロは己の猛った剛直を、“鬼”の可憐な窄まりに押し当てた。

「挿れるぞ。」

「あ、」

“鬼”にわざと見せ付けるように足を広げ、その腰を持ち上げて、ゾロの剛直が沈んでいく。

「あ、あ、あ、あ、あ、あ、…ッ…!」

信じられないものを見ているかのように“鬼”が目を見開いている。

濡れた粘膜をかき混ぜる、いやらしい音がする。

「ひ、あ、」

煽られるまま、ゾロは勢いよく欲望を根元まで突きこんだ。

「ッヒぁああああアアッ!」

受け入れる事に慣れている体なのに、白い痩身はまるで生きのいい魚のように何度も跳ねた。

のけぞった白い頤を舐めながら、ゾロが、

「お前、こんなに過敏で商売になんのかよ。」

と囁くと、快楽に蕩けた目が、更に泣きそうに歪んだ。

「てめっ…がっ、あっちこっち…いじ、く…っから、だろう、がっ…!」

「いじくられんの、嫌いか?」

聞きながら、ゾロは意地悪そうにゆっくりと腰を回すようにして抜き差しをする。

「やああっ、や、やあっ、やーっ!」

ついに美しい玻璃の瞳から、涙が零れ落ちた。

口では「いや」を繰り返しているが、体はすっかり力が抜け切っていて、なのにゾロを迎え入れたそこは、ひくひくといやらしい蠕動を繰り返しながら、ゾロを締め付けている。

それは身も世もない乱れようで、娼婦の演技などではありえない事を物語っていた。

そこからはもう、ゾロも無我夢中だった。

のたうつ白い体を、本能のままに貪る。

強すぎる刺激に、白い裸身が声にならず悲鳴を上げても、ゾロは止まらなかった。止めてやれなかった。

「あっ、あ、あ───────ッッッ!」

嬌声とともに、勃ちあがった薄紅色の果実から、とろりと白濁の蜜が零れた。

その体をかき抱いて、ゾロも、一番奥に叩きつけるように精を放っていた。

 

 

 

 

 

□ □ □

 

「……………遊女に嫌われる客の条件て知ってるか?」

しどけなく布団の上にその長い手足を投げ出したまま、“鬼”が、喘ぎすぎて掠れた声で問うてきた。

「…あァ?」

手酌で酒をあおっていたゾロが、視線だけを投げかける。

“鬼”は大儀そうに金の髪をかきあげながら

「巨根・遅漏・しみったれ、だ。クソ侍。」

と、吐き捨てた。

それを聞いて、ゾロが、形のいい眉を聳やかす。

「巨根と遅漏はまあ仕方ねェとして、しみったれは納得できねェ。言い値でてめェを買ったはずだが。」

「阿呆か。百文でこんなに腰がたがたにされちゃ、この後、客取れねェじゃねェか。」

ふてくされた“鬼”の言葉を聞くや、ゾロはくっくっと笑い出した。

「そいつァ僥倖だ。」

「あァ?」

乱れた金糸の間から、澄んだ瞳が凄んでくる。

その瞳を軽く受け流して、ゾロは酒盃を呷っている。

“鬼”がふてくされたように息をついて、いかにも億劫だといわんばかりにその体を起きあげた。

にやりとその唇が笑った。

「あんた…情が交わしたいんなら、夜鷹なんぞ買ってねェで、見世行きゃあいいのに。」

「…俺はお前がいい。」

「酔狂な田舎侍だな。」

先刻も言った言葉を再度繰り返す。

脱ぎ捨てた緋襦袢を手に取り、肩に引っ掛ける。

その白い内股には、ゾロが注ぎ込んだ白濁がつうっと一筋滴っていて、淫らなことこの上ない。

「田舎侍じゃねェって言っただろうが。」

「あァ…。“人斬り”だったな。」

挑発するような口調にも、ゾロは真顔で答える。

「俺は自分から人斬りと名乗ったことは一度もねェ。」

ゾロの答えを聞いて、“鬼”はくすくすと笑った。

笑いながら、煙草盆を手繰り寄せると、壁にもたれるように座り込んだ。

脱ぎ散らかした振袖の袂から、煙草入れを取り出して、煙管に煙草を詰め、火鉢で火をつけた。

一服して、煙を吐き出し、ぼんやりと宙を見る。

ゾロが散々に舐め啜ったせいで、その唇からもう紅は拭われている。

紅のない“鬼”の顔は、幼ささえ感じられるほど、清冽な少年の顔をしていた。

女にありがちな、生臭い色気がない。

清楚で鮮烈で、余計なものをすっきりとそぎ落としたように、潔いほどに、美しい。

そのくせ、緋色の襦袢から覗く、無垢とすら見えるほどのほっそりとしたしなやかに白い肢体のあちこちに、ゾロが執拗に吸い付いた淫らな情交の痕が、淡い花びらのように散っていて、それは、どこか退廃的な、背徳の匂いを纏いつかせていた。

「呆気無ェな。人ってのはよ。」

ぽつりと“鬼”が呟いた。

「てめェは…、」

薄く笑んでいるような顔が、ゾロを見る。

「何故、斬る?」

問いかけるような、独り言のような。

その目はゾロを見ているようで、見ていない。

なにか見えざるものが見えているような、透き通った、空よりも蒼い碧玉の瞳。

 

「それしか生き方がねェからだ。」

 

酒盃に目を落として、ゾロは答えた。

そこに残った酒をぐいっと呷り、口に含んだまま、ゾロは“鬼”にいざり寄った。

“鬼”の金の髪に指をくぐらせ、上を向かせると、口付けて、その酒を流し込んだ。

与えられるまま、“鬼”は、こくん、と喉を鳴らしてそれを嚥下する。

飲みきれなかった酒が、唇の端から零れ落ちた。

もっと、と催促するように、“鬼”がゾロの唇を舐める。

ゾロの口の中に舌を差し込んで、ゾロの口内で、薄い舌がひらひらと遊ぶ。

その体を強く抱き閉めて、ゾロは深く口付けた。

名を呼ぼうとして、ゾロはその時初めて、まだ名も聞いていなかった事に気がついた。

「お前、名は?」

と尋ねると、“鬼”はきょとん、とした顔をして、それから腹を抱えて笑い出した。

今更のように尋ねてきたゾロがおかしかったらしい。

ひとしきり笑うだけ笑ってから、“鬼”は、その笑みを人を食ったような色に変えて、最初、花の名を名乗った。

「夜鷹の名じゃねェ。てめェの名だ。」

ゾロがそう畳み掛けると、“鬼”は一瞬、なんとも感情の読み取れない顔をしてから、

「…サンジ。」

と、そう名乗った。

 

 

散々抱きつくして、その体に精を注ぎ込んで、思うさま貪り、その痩身を抱き締めたまま、引きずり込まれるようにゾロは眠りについた。

目が覚めると、ゾロの腕の中にも、部屋のどこにも、もう疾うにサンジの姿はなかった。

 

2005/09/23

 

 


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