闇と福音を告げる者
第三話 法夜
病院
ゲンドウに絶縁状を叩きつけてからシンジの処遇を決める為に総務部や作戦部などの関係部門の担当者との相談で
法夜が病室に来たのは午後二時を回ってからだった。
病室の前に来ると中から談笑が聞こえてくる。
気にしながらノックをして入室する。
中では着替えたシンジと茶髪でショートカットよく似合う女性とレイが話していた。
「あ、お義父さん。どうでしたかあの髭の反応は」
「予想道理だったよ。それにしてもパティ、早かったなもう少し時間がかかると思っていたのに」
ショートカットの女性―パティ・ソールに笑い掛けた。
「あなたの頼みなのよ。ホテル『椿館』としても会長を迎えるのに支配人の私が来なくてどうするの」
「それで本音は・・」
「ふっふっふっ、だって久しぶりに会えるたんだよ。
直ぐ迎えに行きたいってのが本音。それとも私に会いたくないの(ハート)」
そう言って法夜に抱き着きキスした。
法夜は苦笑いしながら、シンジは微笑し、レイは何かわからない様子だ。
「嬉しいがな少し時間が早くないか?そういうのは二人の時にな」
パティを離してレイに向き直り人好きのする笑いを浮かべて聞いた。
「シンジのお見舞いかい。すまないね、綾波レイ君だったかな」
「ええ」
短く返事をして法夜をじっと見つめている。
「どうしたんだい?私の顔に何かついているのかな」
少しおどけた声でレイに聞いてみた。
レイは相変わらずの無表情で声を発した。
「あなた、誰」
「うん?私かい、私は連城法夜といってね。シンジの親代わりをしているんだ。ところで体の具合はどうかな。
昨日は軽い符を使っただけなんだが」
「問題ないわ。・・・どうやったの」
「企業秘密さ。いい男には秘密があるものさ。それじゃあねレイ君、シンジ仲良くしておくれ。
それじゃ二人共、地下から地上に舞い戻りますか」
二人を促して病室を後にした。
後に残されたレイも病室を出ようとした。
だが入り口で立ち止まり先ほどの光景を思い出していた。
(不思議な人たち、見ていると暖かい・・これは何?)
「嫌じゃなかった」
そうポツリというと今度こそ病室を出て行った。
ネルフ・北面ゲート
リニアに三人が乗り十分ほどしてゲートに着いた。
しばらくして三人の前に黒い高級セダンが止まり、運転席から初老の老人が出てきた。
「御迎えに参りました。支配人、会長、シンジ坊ちゃん」
「ご苦労様。常盤さん」
「ありがとうございます。一真さん」
法夜もニコリと笑うと常盤も一礼し車のドアを開けた。
三人が乗り込みゆっくりと車をスタートさせた。
ミサトと違い緩やかで心地よい運転と抜群の静寂性で騒音とも関係ない。
法夜も気分が良くなってきて懐の中に手を伸ばした。
「常盤、すまないが清浄機を回してくれ。二人共少し喫わせてもらうよ」
そう二人に断り空気清浄機が動いたのを確認してから手ずから巻いたタバコを取り出して火を点けた。
しばらく紫煙を楽しみぼんやりと窓の外を眺めていた。
「すまないが『魔壁』にいってくれ。藤原達と今後の対策を練りたいのでな」
「ちょっと私のところじゃなくて、先にカレンのところに行くなんてあんまりじゃない!」
「ちゃんと戻るから『シャトー・ディケム』が飲みたいから用意しておいてくれ」
「わかった、でも絶対だからね」
いささか不機嫌だが法夜がパティの好きなワインを用意して置けというのでしぶしぶ納得した。
そんなやり取りの中シンジも物思いに耽っていた。
(エヴァ・・・使徒を倒すための兵器、でもそれだけじゃない。それにおかし過ぎるなんでパイロットが僕なんだ)
冷静に昨日までのことをじっくりと検証していくが情報が足りずに行き詰まる。
「そうだシンジ、しばらく『椿館』の方に厄介になるからどの部屋がいいかゆっくり相談しろ。
それと必要な荷物はクリスに連絡して送ってもらえ」
「あっ、はい」
「それとな。明日にでも決まった事で相談するからな」
車も環状線に入り郊外へと向かう。
いくつものライトが光の洪水のように目に映る。
「はい。でもお義父さん人間ってしぶといものですね。昨日の今日なのにもう普通の生活に戻っている」
「どうだろうな〜。恐怖を誤魔化しているだけかもしれん。災害に対する馴れかもしれん。
現状への諦めかもしれん。まあ人それぞれだろうな」
笑いながら話す法夜がシンジは怖いと思った。
第三の端の方にある繁華街『寿町』…幾つもの飲み屋やバー、クラブが建ち並ぶ界隈でも
このビルの前は繁華街特有のネオンサインも照明の何もない。
そのビルに法夜が例の格好で入っていく。
下への階段を下りて行き赤いドアの前で止まった。
脇にあるスロットにカードを入れると直ぐ上に電子ロックが現れる。
そこに自分の暗証番号を入れると初めて扉が開く。
中に入ると宮殿に飾って在るような鎧が二つ奥の扉の両脇に飾られている。
扉を開けると中はかなり広い造りのバーになっていた。
吹き抜けの二層になっていてテーブルは二十ずつ二階、一階にあるがすべて満席になっていた。
客もハンターと思われる男や身分のありそうな老紳士、魔道省のマントを着た者など様々だ。
そして店の中央にあるステージがどこからでも見えるように設計されている。
ちょうどショーが始まるようでトランペットを持った黒人とヴァイオリンを持った白人がステージの上に登った。
そして歌劇のカルメンのようなバラをモチーフにした赤いドレスて同じ赤い長い髪をブロウした女がマイクを持つ。
演奏が始まりトランペットとヴァイオリンの音が絡まり聞く者の言い知れぬ寂しさをかんじさせる。
そして歌が入る。
『言葉の中にー言い表さずにいつも一人で抱え込んでーる♪ホントのこと言わないでーいつもごまかしてーる』
歌声に聞き惚れて入り口に立っているとフロアマネージャーが近寄ってくる。
「ようこそ『魔壁』へ連城様。藤原様、葛葉様方もカウンターでお待ちです。どうぞこちらへ」
マネージャーに案内され店内を進んでいくと各テーブルから会釈や驚きの声があがる。
それに応えながらマネージャーに話し掛けた。
「ステージを見る限りではカレンも元気そうだな」
「はい、オーナーも連城様が来ると聞いたのでいつもより気合が入っているようです。
この後に顔を出すそうです」
そうかと答えてステージに眼を向ける。
ステージの女性にウインクをすると女性の方のウインクをよこす。
そのままカウンターの方に行くと藤原達が飲んでいた。
「またせたな。私にも一杯頼む、スッコチ&ソーダでソーダ7スコッチ3でな」
バーテンにそう注文すると席に着く。
カウンターには客は連城達三人しか居ないが遠慮して他の客達が寄ってこない。
「お待ちしておりました。今回の細かい報告書です」
藤原が厚いファイルを渡し、直ぐに法夜も読み始める。
葛葉は相変わらずウイスキーを飲んでいる。
藤原もしばらく法夜の様子を見るとまたカクテルを飲み始める。
法夜も注文した酒が来るとファイルを片手に少しずつ飲み始める。
しばら歌声とファイルをめくる音だけが響く。
しばらくして歌が終わり法夜も報告書を読み終える。
「そうすると昨日の使徒とか言う化け物は欠片を埋め込まれただけの粗悪品か」
飲むのを止め藤原が答える。
「はい、御気付きでしょうがその欠片の出所は彼の方の反乱の時に降り注いだ物の一つです。
補足されただけで五つですからまだかなりの欠片があるはずです」
「そうか、それで京都の結界の強度がH−に低下したそうだな。期日よりもかなり早いがどうしたことだ」
「それですが、京の結界の力の源は龍脈です。その龍脈が大きく動いています。
その為に維持する力が失われ低下していると思われます」
二人とも苦い顔をして黙り込んだ。
「それならばこちらでも対策を練っている。
龍脈の固定の為には杭となる存在が必要だがそれをこの第三新東京市にしようと思っている」
「でもよ。第二の方はどうするんだ。あっちも定期的に色々やらないとマジイだろ」
キョウジも飲みおわったグラスを目線の位置に掲げながら話に加わってきた。
「距離的に第二と京都の中間にあるんだから問題ないだろう。それとな、それに伴って魔道省を第三に移行しようと思っている。
前回の幹部会で書類は提出済みだから次の『黄道十二宮』の集まりにでも分担を発表する」
「分かったよ。そこまでされたんじゃ反対しても無駄だろ。バーテン、もう一杯くれ」
キョウジはバーテンダーにグラスを押しやり、藤原も苦笑していた。
「アッ〜ラ、せっかく私が来たのになに辛気臭く飲んでるのよ」
三人が後ろを振り向くと先程歌っていた美女がきていた。
「カレン姉さん、辛気臭いはよけいですよ」
「何言っているのよ。キョウジ君、お酒を飲むときは楽しまなきゃね。そうでしょ、ボウヤも法夜も」
「仕事の話なんですから憂鬱にもなりますよ。それとボウヤと呼ぶのはいい加減にやめてくださいカレンさん」
「藤原にはリリカ君がいるんだぞ。カレン、それとも私から乗り換えるか?」
「何言ってるのこの人は、ボウヤと私は高校の同期なだけで何のないのよ。それとも嫉妬してくれてるのかしら?」
法夜に背後から抱き着き、あごを肩にのせて妖艶に微笑んだ。
「乗り換えていない証拠に今夜、私のマンションに来てみる」
「ふ〜っカレン、私に『誘惑の瞳(チャーム・アイ)』は効かんぞ。たとえメデューサ族でもあるお前でもな。
それに今夜は先客がいるんだ。これで帰る」
カレンを振りほどき出口へと向かう。
「あっと、それと今夜の代金は私にツケといてくれ。先日のお礼も兼ねて私のオゴリだ。それじゃいい夜を」
そう言って今度こそ出て行った。
カレンは面白くなさそうにして法夜が座っていたイスに座った。
そして藤原達に愚痴をこぼし始めた。
そして一通りしゃべると酒を飲み始めた。
「ひさしぶりに会ったのにこれだけなんだもんね。二人とも今夜はトコトン付き合ってもらうわよ!」
二人は前回のヤケ酒の時の惨劇(似たような状況でトコトン飲まされて三日間アルコールが抜けなかった。
カレンは平気な顔をして店に出ていた)を思い出していたが逆らえず付き合わされた。
後日、大量の請求書が『魔壁』から魔道省に送られ法夜が秘書官のメルフィ・ナーヴに御小言を頂戴したのはご愛嬌である。
店を出てタクシーをつかまえ『椿館』へと向かう。
『椿館』
大正時代にある伯爵家の別荘として建てられた洋館でそれを改装してホテルとした物である。
三階建てで一階にはシングルが二つにバーとレストランがあり、
二階はダブルが四つ、スイートルームが一つ、三階には会長専用室とロイヤルスイートが一つある。
山地にあるのを利用して名前の由来となった椿も赤い椿と白い夏椿が見事に道の両脇や庭に咲いている。
広大な庭には他に茶室や露天風呂に従業員用の離れなどがある。
サービスを徹底させるため、最大12人しか客をとらず、評価もトップクラスの為に一般人ではとても泊まれない値段になっている。
利用客もそれなりの地位を持った人間以外ではホテル側から断られ、第三新東京市の最高級ホテルになっている。
タクシーから降り正面玄関の木製でブドウをモチーフに精巧に彫られた飾り扉を開け
中へと入って行く。
右手にカウンターと客室への通路、正面に大きな階段、左手にレストラン『サクラ亭』とバー『イヴ』があり、
ロビーは大正や明治時代の名残を持つ家具や絵画がイヤミにならない程度に置かれている。
カウンターに据えつけられた呼び鈴を二度押す。
チリンチリンと心地よいベルが響き係の男が奥から現れる。
「会長、お待ちしておりました。シンジ様も支配人も専用室でお待ちです。
お食事はサクラ亭でなさいますかそれともお部屋の方でなさいますか」
「部屋の方で構わん。それと十分くらいしたら紅茶を頼めるか」
「はい、かしこまりました。それと伝言がございます。『後で顔を見せてほしい』とのことです」
係がメッセージカードを渡した。
ホテルのメッセージカードで左上の端に赤い椿、右下の伝言者の名前を書く行の始めには白い夏椿が描かれている。
そこにキッチリとした英語の筆記体でEve Gallagherと書かれている。
それを見て法夜が思わず微笑んだ。
「彼女も相変わらずか、明日会おうと伝えておいてくれ」
係はうやうやしく礼をし、法夜も階段を登り始めた。
三階の登ると右手に会長専用室、左手にロイヤルがある。
部屋の前の端末に番号を入力しロックを解く。
部屋の内装は天井にシャンデリア、壁紙は落ち着いた白、床には赤い絨毯が敷き詰められている。
家具は屋敷とほぼ同じものが整えられ管理人の心遣いを感じさせる。
シンジとパティは寝室近くのテーブルで談笑していた。
「遅れてすまんな。お茶を頼んできたからゆっくりしよう」
手近なイスに座り、二人に話し掛ける。
「お義父さんが遅いんで夕飯をもう頼もうと思っていましたよ。子羊と牛肉がおすすめらしいですね。何にします」
「それならパティに任せるよ。ひさしぶりに君の料理が食べたいな。昔のように・・」
パティの手をつかみ深みのある声で話し掛ける。
まんざらでもなさそうにパティも甘ったるい声で応える。
「まかせて、今日は子羊のローストに特製のビーフシチューにトマトサラダなんてどうかしら?」
「そうだなそれとデザートにイタリアンジェラードを頼めるか。クリスのも悪くないがどうもな」
「分かったわ、本場の味をご披露しましょう。しばらくかかるから待っててね(はーと)」
そういうと嬉しそうに部屋を出て行った。
「ふうっ、やっと行ったか。それでだシンジここからは真剣な話だ。私がコッチに屋敷を建て始めたのを知っているな」
さっきまでとは打って変わって真剣な表情で話し出した。
シンジも十年近くも一緒にいるのでこの変わり様にいい加減なれた。
「はい、屋敷の実験室や儀式用の祭壇の規模の大きな物を造っているそうですね」
「そうだ。そしてな省の方もコッチに移転しようと思っている。それにともないここ第三新東京市を龍脈に対する楔にする。
そこでな大祓い『御霊禊ぎ』(みたまみそぎ)を行う。それにシンジ、お前も参加しろ」
今までニコニコしていたシンジの顔にも驚きが広がった。
「でも僕なんて参加しても・・・」
「何言ってるんだ。私の後継としての顔見せでもあるんだ。完全移転が完了する二ヵ月後に行うからな」
そういうと寝室から巨大な本を一冊持ってきた。
「これが大祓いにすべてを書いた本だ。代表例も載せておいたからよく読んでおけよ」
シンジに手渡すとメイドが紅茶を持ってきてこの話はおしまいになった。
夕食時
ダイニングの黒檀のテーブルに白のクロスがかけられ蘭の花も花瓶に生けられている。
そこに料理が次々に並べられ和やかな雰囲気が流れている。
キンキンに冷やされたシャンパンが開けられ三つのグラスに注がれる。
「それではシンジの勝利と変わらぬパティに乾杯!」
三人ともグラスを掲げてシンジも一気に飲み干した。
「どうだシンジ。ここのシャンパンは格別だろう」
顔を真っ赤にしたシンジに問いかけながらサラダにフォークを刺す。
「はい、うまいですがどこか違うんですか」
「これはなセカンドインパクト前から伝統的な手法で今でも作られているんだ。すべて人の手が入っているので数は少ない味が違う」
そういってパティと自分のグラスにまた注ぐ。
グラスに注いで掲げて泡を眺めている。
「それよりも速く食べましょうよ。冷めて美味しくなくなるわよ」
そういったさらにサラダボールからどんどん分けていく。
「そんなに慌てるな」
ゆっくりと楽しい時間が流れていく。
デザートのジェラードを食べ終えたところで寝室からバイオリンを取り出した。
「それじゃあ、久しぶり即興で弾くが聞いてくれるかい」
二人とも頷きリビングのソファに座ってパティが防音装置を起動させ演奏が始まった。
即興でも奏者の確かな腕を感じさせ穏やかに音が紡ぎだされる。
三十分くらいして柱時計が九時をを告げ演奏会も終わった。
「さて、そろそろ風呂に入って寝るかなシンジはどうする」
「僕は一階に一部屋もらったんでそちらに行きます」
ドアのところに行き人の悪い笑いを浮かべて一言、
「それじゃあ、ごゆっくり〜」
「こら、シンジ!」
法夜が怒鳴ると脱兎のごとく逃げていった。
「まったく誰に似たんだか・・・」
ため息をついてパティの方を向くとパティもニヤニヤしている。
「な〜にいってんのよ。あなたそっくりよ」
複雑な表情で何も言わず浴室に入っていった。
「あっんも〜待ってよ」
パティも続いて浴室に入った。
深夜
寝室
中天にきれいな満月が昇り明かり取り用の天窓から青白い月光がそそぎ込む。
キングサイズのベットに二人で入ってワインを片手にしゃべっていた。
「それでシンジ君なんかうわのそらだったんだね」
「いい経験になると思うよ」
そういってグラスのシャトー・ディケムを飲み干して注ぎ直した。
「でもさ〜2004年の京都で失敗したんでしょ。そのなんとか禊ぎって」
「あれはな陰陽寮の連中が勝手にやって失敗したんだ。その時に依り代にされた当時14歳の土御門家の長男正明(マサアキ)が死んで京都の太古の魑魅魍魎が蘇って収拾にもかなりの時間と犠牲を伴った。今にして思えばまだ父の正道(まさみち)や兄のほうが優秀で今の土御門の当主の正和(まさかず)は無能だな」
結構飲んだ為に普段より饒舌になっているが酔ってはいない。
パティはまだグラス一杯目なので少し顔が赤い程度だ。
「今回はだいじょうぶなの・・・。依り代が必要なんでしょ、それをシンジ君にやらせるの?」
「いや、倉木のお嬢さんを使う。あそこの巫女の家系は特殊でな、あとは夫の方をなんとか説得すれば終わりさ。
シンジや私達は寄ってくる奴らを叩き潰せばいい」
「それならいいんだけどね。私にももう一杯ちょうだい」
出されたグラスに残ったワインを注ぎ空にする。
そして飲み終わったのを確認して傍のサイドテーブルにグラスを置いた。
「それでは第二回戦を始めますかお姫様(ハート)」
「わかったは、お・う・じ・さ・ま(ハート)」
ここから二人で大人の時間にはいり日が昇るまで一緒にいたらしい。
後日、マユミに連絡し忘れた(法夜が晶に連絡したついでにしたと思っていた)シンジがとんでもないめに会う。
あとがき
かなり時間が掛かったけどやっと終わりました。資格試験も一ヵ月後に控えても書いているカオスです(笑)。
今回は戦闘シーンよりシンジと法夜の人柄や関係を書きたかったんでシャムシェル編は次回に持ち越しです。
それにマユミちゃんも次回から出ます。トウジやケンスケはあまり好きではないので扱いはひどくなるのはご了承ください。それとカレンが歌った歌はイメージング用に頼まれて作った詩の一部を載せました。気になる人は差し上げますのでメールください。
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トマトのコメント
投稿小説の掲載が送れてもうしわけない、このサイトのバカ管理人です。
法夜の恋人、登場ですか。この話し、かなり本編と設定変えてますね。
”巫女”や”依り代”と言った単語が気になりますね。
レイがちょっとだけ出てたな。彼女の扱いは少ないかも。
(*私にはあらかじめ、ドサッと7話ぐらいイッキに送られてますがあえて週間(?)ペースで読んでるのです。)
いや、イッキにUPするよりこっちの方が続きが気になるかと思って。
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