迷走天使 SIDE01

 

ある日の昼下がり。

 メイヤー『…ん〜〜!!いい天気〜♪…こんな日は、おねー
さまと
ショッピングにでも行きたいなぁ☆ そしてその後
二人で食事をして…』

−ばきいぃぃっ!!

めりゃ!ぼきぃいいっ!!

『…何を勝手なことをいっている!!大体【ほんの2,3分風に
あたって
きますぅ】とかいって、もうかれこれ1時間近くサボって
いるやつは…どこのどいつだ?』

―――し…ん。

『…おいメイヤー、聞いているのか?…まったく、人が話している
ときに
居眠りとは。たるんでいるな。』

――――し……ん。

『…それは、‘居眠っている’のではなくて‘のびている’の
ですわ。
メリース司令。<にこにこ>』

メリース『…シンセか。いや、いくらなんでもそれはなかろう。

たかがキックの一発や二発でのびるなどということは……。

おい、メイヤー?』

―――――し………ん。

メリース『…あるようだな。』

シンセ『ええ、そのようですわ。<にこにこ>』

そのあと30分後、第一天使・テトラ=スコートによって、無事?
メイヤー
は救出された。   しかし可哀想な娘である。『笑』

 

エイサー国 会議室。

 メリース『……というわけでだ。最近、ここいら一帯で
不可思議な
事件が発生しつづけているらしい。…メイヤー。』

メイヤー『痛た…じゃなくって。えーと、国民の証言によれば

「家の家財一式が消えた」とか「作りすぎた夕御飯が、きれい
さっぱり
なくなった」とか千差万別でっす!!』

テトラ『家の家具一式がなくなったって、大変じゃぁ
ないですか!?』

シンセ『でも、その家具というのはもう必要のない‘不良品’と
いうこと
はないですわね?<にこにこ>』

メリース『………そのとおりだ。被害に遭ったものは壊れたタンス、割れた窓ガラスの破片、焦げた鍋、ありとあらゆるガラクタ
ばかりだ。』

テトラ『…………………』

シンセ『…ふぅ。<にこにこ>』

メリース『…とりあえずだ。消えたものが“なんら必要のない”モノであっても、国民が要求している以上は解決するしかないのだ。』

テトラ『そうですよね!今度は大切なものが無くなるかも
しれない
ですしね』

シンセ『…でも、うまく屁理屈でまとめられた気も
しますけど。
<にこにこ>』

――――――静寂。

メリース『…と、とにかくだ!さっき言った様に、国民が我々の
出撃を要求
している以上は動くしかないのだ。まさか、国民を敵に
まわせんからな…』

テトラ&シンセ『……は〜〜い』

 

―これからこの事件を解決するために、天使たちが走り回ることに
なる
のだが、今回はこれで引き! 

 

 

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