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【8/31】新作発売「完全HIPHOPマニュアル」
 僕の新作が出たよー。今回はHIPHOPのマニュアルです。公式サイトはこちらから。

 正直、HIPHOPのことは全然分からないので超大変でした。映画を見たり、HPを見たり、No.5に聞いたりしながら、あれこれ頑張ってようやく完成。発売前に知人に見せたところ、「パンクマニュアルより面白いと思う」とのことなので、それなりに期待して買って下さい!

 僕のオススメは特別付録の「ダンジョン・アンド・ヒップホッパーズ」。DJを仲間にするため、ラッパーが地下迷宮に乗り込んでゴブリンとかと戦うゲームブックです。子供の頃にゲームブックで遊んだ経験のある人なら楽しくプレイできるはず。往時のゲームブックは計算がかなり複雑だったと思いますが、これは超シンプルに作ってますよ。親切なことにMAP付き。マッピング不要!

 しかし、ゲームシステムがシンプルな一方、自由度は高く、難易度も歯ごたえのあるレベルに設定しています。グッドエンディングは11種類。真面目に遊ぶなら20時間は遊べますので、腕に覚えのあるゲーマーの方はぜひ真面目にプレイしてみて下さい!

 では、完全HIPHOPマニュアル、よろしくお願いします(・∀・)

公式サイト:http://hiphop.cagami.net/


※本サイトでの通販は本が送られてき次第、開始します。担当さん、忘れてるんじゃないかなー(´・ω・`)



【8/30】ライブ終了&「斬」追記
 昨日のライブは無事終了しました。ライブに来て頂けたみなさん、本当にありがとうございます。

 ライブ終了後の打ち上げでは、20人弱が一同に会し、全員で斬議論を繰り広げるという、玄人好みの扱いにくすぎる宴会が行われました。たぶん、世界で一番斬がアツかった飲み会だと思う。

で、その時に行われた斬論議をジャンプ39号の感想にて追記しました。いやー、20人いれば答えが導き出せるものですね。でも来週からどうしたものやら。普通に書いたらまたすくたれものといわれてしまうんだろうなー、でも一人でがんばるのは厳しいなー(´・ω・`)



【8/29】Tシャツ作った


 それでは本日、ライブ会場にてお会いしましょう。予約ナシで、いきなり来ていただいても大丈夫ですよ(・∀・)



【8/27】「地球防衛軍X」公式サイト公開(?)
 地球防衛軍Xの公式サイトが公開されました。公開されたのかなあ?

 いや、公開されたことはされてるんですけど、なんかGyaOへのリンクくらいしか内容が無いよ。公式サイトが公開されました、っていうより、GyaOでプロモーション映像の配信が始まりました、って感じ。

 GyaOで公開されてる映像に関してはギャオレビューの方を見て頂くとして(レビュー)、今回の作品ですが、どうも複数チームでエイリアンと戦えるようです。今まで地球防衛「軍」といいながら、一人or二人でしか立ち向かえなかったので、まずここが大きく違う点ですね。

 で、そこを考えるとですね。今までの地球防衛軍は(敵を全部倒すとクリアーになっちゃうので)敵を一匹だけ残して、ヨチヨチと歩き回りながら(もしくは前転を繰り返しながら)せっせとアイテム回収をしていて、これが非常にだるかったんですが、今回はそれが改善されるかもしれないのです。だって、AI制御の仲間がいたら勝手に残りの敵も撃ち殺すじゃないですか。流石にそこを問題視しないとは思えないので、何らかの代案を講じてくるはず。地球防衛軍の最大のネックはこのアイテム回収だったので、これが改善されるのは大きいです。

 ところで、いらぬお世話とも思いますが、これ、売れるんですかねー。ゲーム内容の良し悪しはさて置き、これが地味なゲームであることは間違いないと思うんです。面白いけど、目に付くようなウリがない。僕なんかは「巨大な昆虫に重火器で戦えるんだぜー」って聞いただけで買ってしまいましたが、この買い方はスターシップトゥルーパーズを見てる人限定ですよね。今までは安かったから特にウリがなくても「評判いいから、試しに……」といけたでしょうけど、普通の値段で売るなら、このウリの無さは厳しいような……。前二作で培ったブランドイメージだけで勝負するんでしょうか。

 個人的な妄想を言わせてもらうと、陸戦隊、ペイルウィングに続き、新兵種として「武闘家」を採用して欲しいです。ジークンドーや石破天驚拳でアリを倒したい。





【8/26】レビュー「やみなべの陰謀」
 以前、侍魂などテキストサイトが隆盛を極めた折、テキストサイト論とかいうのが流行ったことがありまして。論が広がっていって詳細は良く覚えてないんですけど、「文章が巧くないとダメだ」「文章がヘタでも伝える内容があればいい」とかなんとか、そんな話だった気がします。

 で、この小説ですが、これはまさに後者で、文章はあんまり巧くないんですが(といっても僕よりは巧い)、これがなかなか面白い。「コメディ」「ラブコメ」「時代劇」「近未来物」の4つの短編が、それぞれに謎と不条理な展開を残しつつ成立しており、それが最後の5つめの短編で緩やかに繋がるという構成になっています。この構成自体は、例えば「絡新婦の理」のように、構成美だけで度肝を抜くようなものではありませんが、しかし、構図が見えやすいので、自分で前の短編に立ち返ったりしながら、ちょこちょこ繋がりを確かめつつ読むことができる長所はあります。

 個人的に白眉は、4つめの「近未来物」。大阪が支配力を増し、西は岡山から東は愛知までを占領下に置いた状況で、大阪の圧政に苦しむ関東のゲリラ組織が府知事暗殺を企図する話なんですが、ここで描かれている大阪の姿がすごい。支配階級はお笑い芸人で、街中では誰もが意味の分からないギャグを突然叫びだし、周りの人間はたとえ面白くなくても爆笑しなければ公安に捕まり洗脳されるという世界。他にも、ゴミはそこらに投げ捨てる、橋の上では必ずナンパする、ナンパされた女は「金を持っているなら付いて行く」という姿勢を見せる、など、大阪の負の側面を酷いくらいにデフォルメしつつ描いています。地方の特徴をデフォルメする作家としては、他に清水義範がいますが、作品のニュアンスとしてはちょっと彼に似てるかも。清水義範よりさらに文章が軽いけど。

 総じると、そんなに勢いはないけど、まあ軽いし、そこそこ楽しいよって感じでしょうか。



【8/25】コミックGyaO
 なんかGyaOにコミックGyaOというジャンルが増えてました。要はコミック(漫画)をFLASH化して、音声とか効果音をつけたものです。

 個人的にはこういうの嫌いじゃないです。GyaOもカネがねえからなあ。独自でアニメは作れなくても、これなら作れるってことでしょう。いい工夫だと思います。ただし、セリフはそのまま残っててそれを声優が読み上げるので、少々もどかしい気持ちになることも。どうしても目で読む方が先に終わっちゃうからね。そういうのに、いらいらしない人なら良いと思います。フルボイスのギャルゲーやエロゲーで音声をスキップせずに最後まで聞ける人なら大丈夫。


 ラインナップですが、GyaOも「分かっている」ので、「天の覇王」をメインに売り出してます。北斗の拳ラオウ外伝です。ラオウが主人公です。ネチズン相手のスタートダッシュとしては最上の選択といえるでしょう。僕もとりあえず見てみたんですが、ストーリーもラオウ描写もバッチリなのに、絵が軽いのが残念。正しくラオウ的なのだけど、ラオウの迫力が出ていないのです。やっぱ原哲夫先生のあの絵じゃないとラオウは描けないのかなーとも思ったり。しかし、絵さえ置いておけば他は高水準だと思うので見続けるよ。絵も「北斗の拳の絵ではない」けど、これはこれで巧いですし。(レビュー

 あとは「殺し屋麺吉」を見てみようと思います。なんか、法で裁けぬ悪人をラーメンで裁くらしいですよ。何考えてんだ。




【8/24】ToLOVEるアンケート周辺とか
 今回のアンケート、回答者の皆様はもちろんですが、他にも様々な方にご協力を頂いたので、そのお礼をば。僕が気づいてない人いたらすいません。

 しまざきみさえさん。投票感想とありがとうございました。

>>むしろ、男子よりちょっとませている年代の少女は「男ってガキで下品で嫌!」って気持ちから女性と戯れるっていう感じか。同じ感覚からスタートして「空想上の美男子たち」を戯れさせはじめたら腐女子方面への旅立ちなのかも知れんねェ(←思いつきで適当に言ってますので深いツッコミはご容赦を…)。
(以上、引用)

 そういえば、子供の頃は女の子の方が精神年齢が男より高いと言われてます。「精神年齢が高い(=エロい)」+「同年代の男子はガキに見える」=「年上の男に憧れる」or「同年代の女子と擬似恋愛」。あー、ありそう。

 ロカさん。投票&宣伝感想ありがとうございました。

>>私が送った意見が 『 過激だと思ったコメント 』 の3つ(しかもトリ)に入っていたのに驚きました。い、いや…これが日常茶飯事だったんですけど…。私の人間性が疑われますね。

 ちょ、アナタ、プライバシーが!!!! アレって目の前が真っ暗になって眼前に生パンツってことでしょ? 過激ですよ〜〜〜!!! 何のプレイだって感じ。

 小島さん、感想ありがとうございます。

>>・オタには確かにバイ=カコイイ思想とか漫画のノリで触ってくる人が多いが内向オタは触らないし非オタでも将来ギャルになりそうなマセガキとかは触りっこしてたのでオタ非オタよりも外向内向が重要なのではってことでかがみさんの意見に賛成です。

 女の子に賛成された! なんか自信が出てくるなあ。

 ソウジュさん松岡さんも宣伝ありがとうございます。あと、Yukimiさんも「救援物資」ありがとうございます。Yukimiさんのは正直、溢れるリビドーに圧倒されて何書いてるのか理解できなかったけど。

 男の子版アンケートは20日まで実施中です。よろしくお願いします。ネタはだめだよ。

・今日気づいたこと
 今日温泉行って周りの様子を伺ってたけど、大学生らしき集団(もちろん男)がケツ毛の濃さを比べ合ってたよ。学生はバカだね。そういえば僕の頃も、(男の)先輩が(男の)後輩に無理矢理Fとかあったなあ。僕は直ちに逃げたけど。
 こういうこと書くと「早稲田ってそんなとこだったのね! 幻滅だわ!」とか思うかもしれないけど、違うよ早稲田は当然そういうところなんだよ。この程度でうろたえるやつは大人しく慶応行って下さい。

・その他言いたいこと
 1日に15通女の子からメールが来るマルコさん見てますかー? 僕、1週間で600通来たよー。

・その他、全然ToLOVEると関係ないこと
 掲示板に「介者剣術では真剣を鈍器として用いることもあったそうですよ」とのご意見があり、そこから研無刀を考えていくと、「むしろ、なぜ刀には刃がついてるのか」とても不思議な気がしてきました。鈍器でいいじゃん。鈍器強いよ。鈍器で十分だよ。
 で、No.5と相談したりして、いろいろ考えた挙句、「でも先が尖ってないと刺せないよね」となって、結局「槍が一番だ」という結論に至りました。そういや、戦国時代は槍>刀だった。やっと昔の人に追いつけた。



【8/23】ジャンプ38号の感想をアップしました
 ジャンプ38号の感想をアップしました。取り扱っている作品は「ブリーチ、ナルト、ワンピース、ペンギン、リボーン、アイシールド、ToLOVEる、こち亀、ネウロ、ほんわか学級、ムヒョ、斬」(太字は感想多め)。

 今週はToLOVEるアンケートで疲れ切ったために、ちょっと軽めです。今週はペンギンが素晴らしいです。ああいうチャレンジ精神大好き。あと、アイシールドがありえねーくらい巧かったです。面白い、じゃなくて、巧い。いつも思うけど、アイシールドはホント巧いけど、面白いかといわれるとテニスの方が断然上なんだよね。



【8/22】ToLOVEるアンケート結果
ToLOVEるアンケート結果

 これアップしてるの23日の19時だけど、しれっと昨日の日付でアップしてみるよ。まさか3日も掛かるとは思わなかったんだもん。これからがんばってジャンプ感想書きます。今日中に書かないと、仕事が……。

 なお、今回の結果を受けて「男の子はさわりっこしない」という自分の常識が怪しく思えてきましたので、男の子版アンケートを行うことにしました。

「はたして男の子もさわりっこをしているのか」

 こんなもんの自力集計なんてとてもやってられないので、今回はオートメーションです。野郎のさわりっこ情報なんか3日もかけて扱えるかよ、ファック! というわけで、みなさんご協力よろしくお願いします。ネタ回答しちゃダメですよ。



【8/21】ToLOVEるアンケート集計が終わりません
 ホントは今日中に終わらせて発表し、明日中にジャンプ感想もアップする予定だったんですが、一日ずつズレちゃうかも。今日は取りかかりが遅かったからなあ。反省。それに酒飲みながらやってたら眠くなってきちゃったよ。

 というわけで、代わりに適当に描いたToLOVEるCGでもアップしておきますね。うろ覚えだから細部に自信がないけれど。






【8/20】田仁志様のCDを買ったよ
 僕たちの田仁志様がCDデビューだよ。こりゃ買うしかねーだろ、ということで新宿のタワレコにて購入してきました。タワレコでCD買うなんて、数年前にジョン・ケージの4分33秒買って以来だよ。そういや、あれ、一回しか聴いてねえなあ。

 で、田仁志様CDのレビューにかこつけて色々言おうと思ってるんですが、えーと、ぶっちゃけいうと普通です。まあこんなもんだろうとは思ってましたけど。1曲目は普通のロックナンバーで「傷ついても彷徨っても忘れはしない 優しさと そして強さを」とか、「あふれる胸のビートを 今すぐ勇気に変えて」とか田仁志様が言ってるところを想像すると面白いですけど、これで笑うにはちょっと努力がいるなあ。あんまり期待するような内容ではないです。

 2曲目のリミックスは大分「分かっていて」、アニメのセリフからサンプリングなどを加えており、「傷ついても彷徨っても忘れはしない 優しさと そして強さを……消し飛べ、チビィ!」など、ちゃんと狙ってくれてます。あと、2曲目は普通に曲がいいです。正直、2曲目のカラオケ版(歌なし)が一番欲しい。

 とまあ、そんなわけでモノ自体は残念な感じなんですけど、どうもこういう業界は思い切った行動ができないみたいですね。田仁志様にカッコ良いロックナンバーを期待してる人間がどれだけいるのか疑問ですし、往年のキン肉マンキャラソンのように「オレは5分間でいなり寿司100個たべるぞー!」とかの方が商品クオリティは高くなったと思うんですけど。

 なんでこの業界が思い切った行動ができないかと言うと、ある程度は回収しなきゃいけないからでしょうね。氷帝のCDなら、「KA・BA・JI」とか入れちゃっても大丈夫なんですよ。売れるから。田仁志様なんて、ただでさえ売れるかどうか分からないのに、ネタソングにしたら本格的に売れない可能性があります。なもんで、「もしかしたら"普通にイイ曲"で売れたりしないかな?」と変な欲を出しちゃったんじゃないでしょうか。といっても、そんなに力を入れる余力はないので、こういう中途半端な作品になっちゃったと。そういうことではないでしょうか。

 個人的には、作品とは「客に媚びる」部分と「客を裏切る」部分のバランスが大切だと思うんですよね。婦女子を大切に思いながらも跡部様の髪は容赦なく切る許斐先生や、青学萌えの婦女子さんの要求に応えつつもバカ映画として一級品を作り上げたテニスアニメ劇場版はいい仕事をしてたと思うんです。だから、今回もがんばって欲しかったなァー。

 そういえば、荒唐無稽な破綻したストーリーが魅力である「地獄甲子園」も、映画化したら起承転結がついちゃって駄作になってしまいました。カネのかかることをすると、クオリティが下がっちゃうんですかね。悲しいことです。でもまあ、田仁志様をソロCDで出したというだけで僕は一定の評価はしてますよ。でも、どうせ「意外とカッコイイ」曲でやるんなら、不知火君か新垣君でやるべきだったと思うんだ。それなら文句も言わないさ。

***

 ところで話は変わるけど、今日の仮面ライダーカブトは本当にすごかった。井上敏樹さんというシャンゼリオンとか書いた脚本家さんが担当した回なんだけど、もう、ホントすごい。これまでも十分おかしかった仮面ライダーカブトを、ヘタしたら完膚なきまで破壊しちゃったんじゃないかという程の壊れっぷりでものすごくロックでした。まったく、あれは尋常な仕事じゃねえぜ。今日のはシャンゼリオンの「鯖じゃねえ」を超えたね。(今回はこんなの

追記)今回のは井上先生の夏の恒例番外編らしい。



【8/19】アークス・ファタリス始めました
 「ポスタル2」もクリアーしたので、新しく「アークス・ファタリス」という、すごくマイナーなPCゲームを始めることにしました。

 バックストーリーとしては、太陽が消えたので、いろんな種族が協力して地下に移住したけど、地下生活に慣れたら段々種族間対立が復活してきたよ、地下には邪神アクバが棲みついてて困ったよ、って感じ。ジャンルは一人称視点のアクションRPGです。主人公は記憶を失ったおっさんです。

 ところで、このゲームはなかなかユーザーに厳しいゲームです。何が厳しいって、主人公たちの容姿です。洋ゲーらしく非常に顔が濃く、なかなか感情移入できるものではありません。主人公の容姿に関し、僕たちの選択肢は以下の4つしかありません。

選択肢1



選択肢2



選択肢3



選択肢4



 ディスプレイの前で固まってる皆さんの顔が目に浮かぶようです。特に3番なんて、どこかの世紀末リーダーにしか見えません。いや、でもですね。確かに顔は濃いけれど、このゲーム、普通に面白いんですよ! 安いし。

 というわけで、毒を食らわば皿までと言いますし、せっかくなので3番で行くことにしました



 たけしさん、一つよろしくお願いします。



【8/18】「アルキメデスの光線兵器」(「怪しい伝説」より)
 「怪しい伝説」は、ディスカバリーチャンネルで放映中の、うさんくさい伝説を検証する番組です。

「鏡で軍船は燃えるのか?」

 今回検証するのは、アルキメデス巨大な鏡で太陽光を集め、ローマ軍の軍艦を焼き払ったという伝説です。



 MYTHBUSTERS(以下、バスターズ)は以前も鏡を用いた装置を作り実験を行いましたが、この時は失敗。そこで今回は視聴者からチャレンジャーを募り、実験を行うことにしました。

 一人目はNASAの科学者マイクさんです。彼は巨大なパラボラ型の鏡を作りました。



 ですが、隣家が燃えることを怖れて、実験はしてないようです。

 もう一組はマサチューセッツ工科大学(MIT)教授と学生です。番組の以前の失敗例を見て、「ちょっと計算してみたらできそうな気がした」らしいです。テレビを見て「ちょっと計算する」あたり流石は学者。



 MITはパラボラを用いず、単に大量の鏡を並べて日光を集めたみたいです。しかし、実験では130枚弱の鏡30メートル先の船の模型を燃やすことに成功してます

 実際の実験では、この二者が停泊している40メートル先のボロボートに火をつけることになりました。




 こんな感じ。うおっ、まぶし! 



 しかし、煙をあげて黒く焦げるものの、一向に発火しません。船が水で濡れてるせいかもしれません。



 伝説は無視して船を20メートルまで近づけたところ、ようやく発火。しかし、岸まで20メートルの地点で、船の一部に小さい火が起こったところで、何の問題もなく着岸できるでしょう。それ以前に海から水を一杯汲んでかければ終了です。これでは、とても光線兵器とは言えません。

 番組的にも「船を瞬時に燃やすのはこの4〜5倍の鏡と数千人の人手が必要」であり、非現実的と結論付けました。
 さらに、投石器なら射程180メートル火矢なら射程90メートルです。こちらの方がよほど確実ですし、第一、20メートルの距離なら……



 火焔ビンを投げた方が早いです。



 火焔ビン命中! 大炎上!



 大興奮のバスターズ!



 その頃、MITの光線兵器は風にあおられて大破。風が吹いただけで壊れる兵器が実戦投入できるわけがありません。

結論:アルキメデスの光線兵器はウソ



【8/17】「ポスタル2」(24)
 「ポスタル2」は主人公ポスタル・デュードが簡単なおつかいなどをする日常シミュレーションゲームでした。

『チャンプと一緒に街から逃げ出そう』

 米軍とゾンビを敵に回しながらも、無事「無能な販売元」に核弾頭を設置したポスタルくん。さて、やるだけやったので、チャンプを収容所から回収し、街から逃げ出しましょう。チャンプのこと忘れてなかったんだね!

 動物収容所はなぜか無人。どうやら内部でレッドネック改造犬を使って職員を惨殺していたようです。もう、さっぱり意味が分かりませんが、とにかくそういうことです。黙示録だから仕方ないですね。仕方ないので犬もレッドネックも皆殺しです。もうホント意味分からん。狂牛病とか軍の介入とか何一つ関係ないじゃん。



 なお、動物収容所の中では大麻畑を発見。ヘルスパイプと現金を拾いました。ホントにこのゲームの官憲は腐ってるな。

 そうして、ついに収容所の最奥まで達したポスタルくんですが……



 孤軍奮闘むなしく、大量の改造犬に囲まれてしまいます。ポスタルくん、危うし!

 と、そのとき、天窓をブチ破り、チャンプが登場。改造犬をバリバリ噛み殺してポスタルくんの危機を救います。



(上:バリバリ噛み殺すチャンプ)

 すげえ! すげえけど、キミ、今までそんなに活躍してなかったよね? なに、手、抜いてたの?

 ともかく、これにはポスタルくんも大感激! 「チャンプ! なんて利口な犬なんだ!」と快哉を叫びます。さあ、忠犬チャンプを連れ、この狂った街から脱出しましょう! もうすぐ仕掛けた核爆弾も爆発しますし。

 軍隊やゾンビを倒し、(おまけに無関係の市民を虐殺しながらも)一目散に街から逃げ出すポスタルくん。しかし……



(上:車に引っかかって付いてこれないチャンプ)

 チャンプ……お前、なんてバカ犬なんだ! せっかくなので二人でゴールしたいと思い、ドーナツで釣ったりしてみたんですが巧くいきません。仕方なく捨てていくことに。ごめんよ、チャンプ。でも仕方ないんだ。お前がバカだから

 米軍の空爆とかに吹き飛ばされながらも(あの攻撃は理不尽だ!)、街から脱出すべくポスタルくんは進みます。行く手を阻む、ゾンビに軍人に一般市民。ていうか、なんでゾンビも軍人も一般市民も一致団結してポスタルくんを襲って来るんだよ。理不尽だぜ。まあ、それだけのことを、ポスタルくんはやってきたけど……。

 そして、ついにラスボスが登場。



 狂牛病ゾンビの怪物です。ポスタルくんも「ゲームデザイナーのやつ、とうとう気でも違いやがったか」といってますが、これがとにかく超強い。以下、ちょっと真面目に攻略情報。

 まず、ラスボスは一定時間経過すると頭上でゲイリーの頭がクルクル回りだします。こうなるとラスボスの体にバリアーが張られ、攻撃が当たりません。まずはこのゲイリーヘッドを打ち落としましょう。マシンガンショットガンが楽で、ピストルは結構厳しいです。弾数が厳しくなるので、そこそこ慎重に撃ちます。

 ゲイリーヘッドがなくなったら、ボス本体をロケットランチャーなどで攻撃。ロケランの他には、ハンマー投げがダメージでかいです。大量殺戮兵器の使い方には注意が必要。着弾点に米兵の死体が転がっていた場合、死体に炭疽菌が付着してしまい、地雷になってしまいます。

 また敵の攻撃で気をつけるべきは「炎のゲイリーヘッド投げ」「緑炎のゲイリーヘッド投げ」です。炎のゲイリーヘッドは普通にかわすことができますが(ただし、着弾時の攻撃範囲が広いので注意)、緑炎のゲイリーヘッドはホーミングしてきます。緑炎は撃ち落とせるので、真正面から向かってくるところをショットガンやサブマシンガンで撃墜すると良いでしょう。

 そして、苦闘一時間、ラスボスを撃破し、ついに街から脱出。背後では核爆弾がドカーンと爆発。この週末をまとめると、病院から脱出して、空軍から核爆弾を奪い、タリバンを殲滅し、街一つ灰燼に帰したわけです。すげえなあ、ポスタルくん。僕なんて休みの日は家でゲームしてるだけだよ。それにしても心残りは街に置き去りにしてきたチャンプのことです。せっかく助けてもらったのにひどいことをしたなあ。



(上:EDでおさらばするポスタルくん。あ……!)



 チャンプが乗ってる! 

 人にはともかく、犬には優しいPOSTAL2でした。おわり。

【おまけ】

 牛撲殺イベントにて、牛の背後からハンマーを投げると……



 牛のアナルに刺さって抜けなくなります



 喜悦の表情で固まる牛。ホントにこのゲームは狂ってるな。

【過去のプレイ日記】



【8/16】レビュー「駿河城御前試合」
 シグルイの原作になった小説です。全11番の御前試合と、その締めのお話が描かれてます。

 現在、シグルイで延々と描かれている藤木vs伊良子は小説ではわずか30ページ強。山口先生、加筆しすぎ。ぬふぅ兄弟も出てこないし、山崎九郎右衛門のちゅぱちゅぱもありません。虎眼先生も曖昧じゃないよ。

 そういうわけで、原作とシグルイは全然違うものなので、(勝敗は分かっちゃうけど)先に原作読んじゃっても問題ないと思います。むしろ「あれがこうなるのか!」と山口先生のイマジネーションを楽しめるかも。特に第二編「被虐の秘太刀」がシグルイでどんなことになるのか今から恐ろしいです。題材からして「人妻vsマゾ剣士」なんで、山口先生、絶対やりたい放題だよ。


 ちなみにこの小説、ホントどいつもこいつも女絡みで死闘を始めます。理由はほぼ女。お前ら女の他に命を賭ける理由はないのか? 全ての総括となる最終章もやはり女絡み。で、この最終章が、それまでの試合のクロスオーバー的な位置づけになってて、すごく面白いです。「第一試合勝者の彼」も大活躍(?)なので、この先何年掛かるか分からないけど、山口先生には何とか最後まで描いてもらいたいものです。本文ではわずか1、2行で語られる乱入者「車大膳」も山口先生ならガッチリ描いてくれるはず。ちなみに、こちらのサイトさんによると、車大膳とは同じく南条範夫先生の小説「武魂絵巻」に登場するキャラクターのようです。こんなところでもクロスオーバーなんですね。武魂絵巻も読んでみたいな。



【8/15】レビュー「リングにかけろ1 日米決戦編 #02」
 「リングにかけろ」は中学生のボクシング漫画なんですよ。日米決戦編ではアメリカの中学生とボクシングをするよ。

「アメリカ代表現る」

 重度のシスコの河合、刃のついた扇風機に腕を突っ込む志那虎、そして、病み上がりのくせにやたら偉そうなスーパースター剣崎順。日本選抜Jr.は異常なやつらばかりですが、そんな日本チームに対抗する可哀想なアメリカ選手はどんな中学生たちなのでしょうか。第二話では、アメリカジュニアチャンピオンのブラック・シャフトが、アメリカ選抜メンバーをスカウトするお話です。


 まずはスカウトの前に、イタリアンマフィアシシリアン・ダンディードン・ジュリアーノを訪ねます。



(上:ドン・ジュリアーノくん。子連れだけどたぶん中学生)

 子連れだし、マフィアだし、どう考えても中学生ではありませんが、イタリアJr.チャンピオンらしいので、それでも中学生のはずです。

 そんなドン・ジュリアーノくん(中学生)と密約を交わしたシャフトくん。彼が次に向かった先は、絶海の孤島にある刑務所でした。



(上:スカウト一人目。モンスタージェイルくん)

 えー、まず、でかい。右下に頭だけ見えてるのがシャフトです。身長比からすると、明らかに3M以上ありそうです。そんなモンスタージェイルくん(中学生)は、これまで15人だか16人だか殺した死刑囚だそうです。3Mくらいある殺人鬼ならボクシングもできるだろう、とシャフトくんは考えたのでしょうか。天才の考えることは良く分かりません。とにかく、シャフトくんはモンスタージェイルくんを仲間にしました。さっきのシシリアンダンディーにはこの件をお願いしてたみたいですね。中学生のボクシングのために殺人鬼を釈放したら遺族は怒ると思うけどな。



(上:二人目、ミズ・シャネルくん)

 子持ちとか、大量殺人鬼とか、ボクシングとは縁もゆかりもなさそうな人がたくさん出てきましたが、今度は性別が違います。まあ、きっとオカマなんだろうなー。女だろうがオカマだろうが、とにかく泡風呂に入ってワインを飲む中学生は、僕、嫌いだな。



(上:三人目、ミックくん)

 大量殺人鬼、オカマを仲間にした後は、暴走族のリーダーです。今までが異常すぎたため、「暴走族のリーダー」と聞くと、「オッ、ボクシングしそう!」と思ってしまいます。彼が手斧を持ち歩いてることは、この際目をつむりましょう。てか、手斧って。ボクサーはもちろん暴走族だって持ち歩かないよ



 そして、いまだ姿を見せぬ4人目、「南部の暗黒帝王」を加えて、アメリカチーム完成みたいです。中学生のうちから「南部の暗黒帝王」なんて呼ばれたら、恥ずかしくて親が泣くと思う



 (上:来日するアメリカチーム)

 左から、ミズ・シャネル、ブラック・シャフト、ミック。後ろの木箱にはモンスター・ジェイルが入っています。モンスター・ジェイルは貨物扱いかよ! そして、ミックの手斧はどうやって空港を通過したんだろう。

 死刑囚、オカマ、手斧、南部の暗黒帝王と、十分な変態を揃えてきたアメリカチーム。なんていうか、車田先生がアメリカをバカにしてるとしか思えません。これが全部中学生なのかー。アメリカを見た後だと、日本Jr.選抜ってカワイイやつばっかりだなーと思えてきます。重度のシスコンくらいなんてことないよ!



【8/14】「ポスタル2」(24)
 「ポスタル2」は主人公ポスタル・デュードが簡単なおつかいなどをする日常シミュレーションゲームでした。

 

『米軍基地から脱出しよう』

 前回、アルカイダの仲間と勘違いされ、米軍基地に拘留されてしまったポスタルくん。誤解が晴れたところで大量殺人犯であるのは間違いないですし、何としても脱出しなければなりません。

 手持ちの武器は全て没収され、残されたのはマッチ一箱のみ。警察の拘置所であれば火災報知器に向かってマッチを投げつけるだけでケージが開くのですが、さすがは米軍基地、その程度の火力では開きません。なので……



 同室のアルカイダさんに着火してみました。さすがに良く燃えます。けたたましくサイレンが鳴り響き、ケージは無事開きました。うん、このくらいの火力ならOKみたいです。ありがとう、アルカイダさん。キミの尊い犠牲は忘れない。

 とりあえず檻からは脱したので、次は基地から逃げ出さなければなりません。武器は全て回収されていたのですが、通路のあちこちにアルカイダ兵と米軍の死体が転がっていたので武器を回収。ポスタルくんが騒動を起こした際、他のアルカイダ兵も脱走し、米兵と果敢に戦い散っていったようです。えらい、えらいよ、アルカイダ。今だけは僕もキミたちの味方だ。さっき同胞を焼き殺したのは大目に見てくれ。

 武器なし、回復アイテムなしという状況の中、このゲームでも屈指の敵である米兵を敵にまわし孤軍奮闘するポスタルくん。米兵は手榴弾一発では死なないのでタチが悪いです。くそう、ロケットランチャーがあればなぁ……。と、思ってると、ロケットランチャーを持った敵が出てきたので殺して回収。ロケットランチャーを持った敵はポスタルくんにとっても脅威だけれど、ポスタルくんにロケットランチャーを持たせた方が遥かに脅威だと思うんだけどな。頑張ってサブマシンガンだけで対抗してればきっとポスタルくんを殺せたのに。あーあ。

 そして、米兵を蹴散らし、ついに基地の最奥に到達します。



 ねんがんのかくだんとうをてにいれたぞ。

 ゲームソフトのマーケティングに必要な花火も手に入れたことですし、改めて米軍基地から脱出を図ります。帰り道は基地に侵入してきた狂牛病ゾンビで溢れかえっていましたが、ハンマーで頭部を粉砕しつつ突っ切り、脱出。ゾンビと米軍って、「死霊のえじき」みたいだなあ。

 さて、次は手に入れたコイツを「無能な販売元」(土曜日のラストミッションで侵入した会社)に設置してくるだけです。次回、いよいよ最終回。

【過去のプレイ日記】



【8/13】アンケート「女の子は本当に『ToLOVEる』のようにさわりっこをしているのか」
>>この漫画って事あるごとに女子同士のさわりっこなんかやってますけど、コレも相当すごいファンタジーですよね。 女子の皆さんはこんなんやってんのかよ。
>>自分が修学旅行で風呂入ったときも、別に男同士でちんこのさわりっこなんてしなかったよ?


 以上は、赤松さんによるジャンプ36・37合併号のToLOVEる感想ですが、これは全くその通りだと思います。僕も四年間、男子寮いたけど、お風呂でそんなことするやつ一人もいなかったもんなー。てか、いたら僕は泣きながら寮を出たね。やはりこれはファンタジーなのか?

 本来なら、こういう疑問はYukimiさん先頭に立って徹底解明すべき案件なのですが、いま彼は月島さんのM字開脚で忙しくてそれどころではないので、仕方ないので代わりに僕がアンケートを行うことにしました。

アンケート「果たして女の子は『ToLOVEる』のようにさわりっこをしているのか? 」(終了しました)

 匿名性は完全に守られてますんで、女の子は気軽にアンケートに答えやがって下さい。プールの着替えや、修学旅行の温泉など、あの頃の自分を思い出して、さあレッツトライ。募集期間は8/20まで。集計結果は次回ジャンプ感想にて発表予定。母数がたくさん集まるといいな。

 僕の予想では、まあ普通に考えて99%「ありえない」だと思います。でも、男の子と女の子はまるで別物だからなー。もしかすると、「ごくありふれた光景」「友達同士なら当然」「えっ、なんで男の子はしないの!?」など、予想を裏切り上回る素晴らしい結果が出ないものかとちょっと期待しています。あ、もちろん男の子はアンケート答えちゃダメですよ。

※参考画像


(上:ToLOVEるのように胸をもんだよ)



(上:ToLOVEるのように下の方にも手を伸ばしたよ)

<パーマネントリンク>



【8/12】これでブログ連の仲間入りだよ
 遊星さん主催のオフ会にお誘い頂き、行ってきました。これで僕もブログ連の仲間入り。僕より目上(※1)の人ばかりなので緊張。

 そして、自分のコミュニケーション能力の欠如に絶望。泥酔してゲロ吐いたりしたことを除いても、全然話についていけねえよー。なんとなく覚えてる内容は以下の通り。

マルコさんは処女キラー
ゴトウさんは選挙会場の小学校で、男子トイレに入り、壁一枚隔てた先が女子トイレであることに興奮してオナニーするらしい
・ゴトウさんはオナニー中に、空想の中の女の子と自分の区別が曖昧になるらしい。


 ……あれ? なんかこんなことしか覚えてないぞ。なんかもっと今後のサイト運営上、役に立つ知見も得られたような気がするんだけど。

 というわけで、必死に思い出したところ、こんな感じ。

・テニプリの婦女子は寛容だが、ディグレの婦女子は怖いのでネタにするのは要注意
・いまチャンピオンでやってる、「みどろ」という漫画がすごいらしい
・エロネタがある一定値を超えると、逆に女性客が増える
(※2)
・斬は大人気。ヤマカムさんは斬を取り上げるとアクセス数が倍に、マルコさんのところには毎日必ず斬に関するメールが届く
ゴルゴさんは睡眠時間を4〜5時間に削ることで、掲示板にレスする時間を作ってるらしい


 以前から「ゴルゴさんはちゃんとレスしててすごいなあ」と思っていたけど、日々の生活状況を聞くと、「こりゃ真似できねえ」と思ったり。「漫画は一時間で読む」とか無理だよ、僕、テニスだけで30分掛かるよ。

 そうそう、ヤマカムさんとマルコさんと、「今度、テニスのねとらじやりましょー」って話になったので、テニス復活の暁には3人でラジオやる予定。今日も終盤は3人でテニスの話ばっかりだったしなー。テニスしかまともに話ができない自分は人間失格だと思いました。もっと下ネタの話もできる人間になりたいです。

※1……サイトにおける上下関係とは、アクセス数でもなく収入でもなく、女子高生からのメール数によって決定される。当サイトはかなりヒエラルキーが低い。マルコさんは高い。

※2……極めると乳首の写真が届くらしい。



【8/11】レビュー「妖怪大戦争」
 日本妖怪と魔人加藤保憲が戦うお話。

 いやー、バカです。酷評されてる感じだけど、そんなに酷くなかったですよ。ただ、笑えるネタと笑えないネタは正直半分半分。加藤は出オチなんで、一挙一動笑えますけど。加藤がエネルギー波飛ばしてるとか。

 一番面白かったのは、おでん屋のオヤジの「ご、ごぼう天のごぼうが……!」。ものすごい怪異が頭上で発生してるのに、ごぼう天のごぼうが揚げからはみ出すという、ものすごくどうでもいい怪異に驚愕してる辺りが爆笑でした。

 ストーリー面では、小学生が夏休みに伝説の聖剣を手に入れて魔人に立ち向かうという、バリバリ子供向け設定も好ましい限り。妖怪側が用意してくれた着替えがレザーのホットパンツとか、ホントどうかしてるぜ、この国の妖怪は!

 あと、敵軍団もヒーロー戦隊のノリですね。アギとか悪の秘密結社の女幹部じゃん。しかし、加藤はあんな火サスみたいなことする性格じゃないと思うんだけどなー。でも荒俣先生も関わってるから、先生的にあの扱いでいいのなら僕がどうこういうことじゃないか。……なのかなあ?

 オチも良かったですよ。オチが酷いという話だったけど、むしろアリ。「とりあえず最後は爆発しときゃいいじゃん?」っていうアイデアは全くその通りだと思う。僕だって出来ることなら最後は全部爆発したいよ! やっぱラストは爆発に限るぜ! 水木しげるの取って付けたようなコメントも笑った。笑うところじゃないかもしれないけど爆笑した。

 悪かったところを挙げていくと、やっぱり「妖怪vs加藤」をもっともっと前面に出して欲しかったこと。基本的に「タダシ少年vs加藤」が主軸で、妖怪たちは周りで踊ったりして浮かれてるだけなんで。妖怪が役に立たないことは百も承知だけど、それでももっとがんばって欲しかったよ。元祖「妖怪大戦争」の方が、「日本妖怪vs古代バビロニア妖怪」をガチンコで戦わせてたから、その点は元祖のが良かったなあ。(ちなみに元祖のレビューはこちら

 で、結局、京極の神ン野悪五郎ってのがどれだかさっぱり分からなかった、と。

 以下、人物ごとの感想

【タダシくん】麒麟送子なんかに選ばれたばかりに、全人類の命運を背負わされ、妖怪に脅されたり、ボロボロになりながら戦ったり、普通に生きてるだけなのに妖怪に説教されたり、散々な目に遭った男の子。かなり傷だらけで吐血もしてたから、たぶん内臓イッてます。ヘタなヒーロー戦隊より怪我描写が鮮明で、なんか見てて可哀相。伝説の聖剣を手に入れてからはワイヤーアクションで飛びまくる。セリフの大半は「うおおぉおお」。

【川姫】健康的なお色気担当。妖怪の中では人間に近いため、タダシくんに頼られまくり。加藤保憲を説明する時に、タダシくんが「え、先住民?? なんのこと?」ってポカーンとしてたら、「なんで知らねーんだよ」と冷たく怒り出した。意外と怖い。彼女の太ももが世界を救った。

【川太郎】河童。装備が鉄パイプという時点で、この映画が異常なことが分かる。なんで河童が鉄パイプで他の妖怪を殴ってるんだよ! この映画はTWO突風か!

【小豆あらい】足が痺れていたため、なりゆきで戦線に加わる。そのまま世界を救った。

【佐田】彼が川姫の太ももを覚えていたため、世界は救われた。

【スネコスリ】ぬいぐるみのような、小動物のような、可愛らしい生物でありながら、実はすごく好戦的で、恐れを知らず勇敢に行動する。人間の軍人なら、間違いなく勲章もらってるね。最後はバケモノにされた挙句、タダシくんに斬られるんだけど、その時、姿が元に戻るので「どーだ、オレはお前に斬られてこんな姿になったんだぞ、このやろう!」と言ってるみたいに感じる。これ、戻らない方がタダシくんの精神ダメージは小さかったよね。タダシくん、トラウマになるよね。

【魔人加藤保憲】どう考えても主役。タダシくんより主役。でも、加藤ってこんな人だったっけなー。こんな性格といえばこんなだった気もするけど、こんなんじゃなかった気もしなくもない。間違いなく言えることは、軍服着てないと雰囲気でないということ。嶋田久作じゃないことが問題の全てとは思わない。タダシくんは「帝都大戦」見たら、「え? オレ、こんなのと戦ってたの?? うわー」とか思うんだろうなー。しかし、「帝都物語」の頃はあんなに努力して、がんばって関東大震災起こしたのに、今回はサクッと怪異を起こしました。よくがんばりました。

【水木しげる】観客の「おいおい、妖怪大戦争のくせに全然戦争してねーじゃん」というツッコミを想定し、「戦争はよくない。腹が減るだけだ」と、あらかじめ劇中で釘を刺しやがった人。確かに、それはそれで話は通るし、ストーリー的にもまとまるけど、カタルシスが欲しいんですよう。戦わない大長編ドラえもんは何だかんだいってスッキリしないものがある。



【8/10】「ポスタル2」(23)
 「ポスタル2」は主人公ポスタル・デュードが簡単なおつかいなどをする日常シミュレーションゲームでした。

 

『アルカイダに相談しよう』

 象狩りミッションも終了し、これでようやく収容所へチャンプを迎えに行けると思った矢先、またしてもRWSの社長から電話が掛かってきました。なんでも、RWSの広報担当が狂牛病になってしまったらしいので、マーケティングに協力して欲しいとのこと。快諾するポスタルくん。チャンプのことなんてホントどうでもいいんだな。

 ポスタルくんはマーケティングを考えます。以下、彼の思考を順に追っていきましょう。

1、メディアの注目を集めるためには何か派手なことをしなければならない
2、みんな花火は好きだよな
3、じゃあ爆発を起こせばいいのか
4、爆発といえばアルカイダだな
5、アルカイダに相談しよう

 というわけで、ゲームソフトのマーケティングのため、アルカイダの訓練キャンプへと向かうポスタルくん。以前、アルカイダを殲滅して大量殺戮兵器を奪ったことがあるので、彼らが恨んでいないか心配ですが、とりあえず話し合いをすることに。

 しかし……

アルカイダ「異教徒だ! またあいつだ! 神の名において殺せ!」

 顔を合わすなり敵意剥き出し。見事にバレバレです。仕方なくタリバンを皆殺しにしつつ進むポスタルくん。ちなみにこのステージではネコが大活躍。土曜以降、アイテムのネコは放すことでカマイタチネコとなり、近くの敵に襲い掛かるようになります。ネコに襲われた敵は行動不能に陥るため、その隙を突くというわけです。同時に一種類の武器しか使えないポスタルくんにとって、アイテムでありながら攻撃力を持つネコはちょっとしたセカンダリウェポン。扉の向こうに敵がいるときは、扉を開けて、すかさずネコを放り込めば、扉の向こうでネコが孤軍奮闘してくれます。たまにネコはポスタルくんに向かって襲い掛かってきますが、そんなときは落ち着いてケリを入れればOKです。

 そうこうして、訓練キャンプ最奥に到達すると、そこで全く意味の分からないことに、突如米軍の空爆が始まります。



(上:空爆により火だるまとなるタリバン)

 空爆による焼き討ちに遭うタリバン。米兵も突入し、タリバンたちを確保します。

「抵抗しなければ攻撃は加えない……たぶん
攻撃した場合は事故だ、約束する

 流石は米軍。凶悪です。

 ポスタルくんも、結局マーケティングには何一つ活かせないまま訓練キャンプを脱出。というか、タリバンたちが敵意剥き出しだった時点で、今回の計画(タリバンに相談)は失敗だったんじゃないの??

 脱出したところで、米軍に捕まるポスタルくん。どうも彼もタリバンの一味と間違われたようです。次は米軍基地の拘留所からスタートです。こんな人間最終兵器みたいな男を基地に連れてくなんて、米軍が可哀想だ

【過去のプレイ日記】



【8/9】主に人の宣伝とか
 以前、僕がデバッグに参加したTINA先生Ringletですが、なんか追加ディスクが出たみたいですよ(こちらからムービーが落とせます)。今週末のコミケにも参加なさるようなので、興味のある人はどうぞ。日曜日、西く-13aです。

 あと、イノウエさんの同人誌に寄稿しました。「自著の宣伝でも何でもいいから書いてくれ」といわれたので、遠慮なく自著の宣伝のみを書いたんですが、同じく寄稿してる虚淵さんがスゲー真面目にコンテンツ作ってたので少しばかり罪悪感を感じてきました。 やっべえ、オレ、やっつけ仕事すぎねえ? まあいっかぁー、AHAHAHA! こちらも日曜、東 O-10aですよー。


 あと、今日Yukimiさんと飲んでて、そん時も話したんだけど、今週のYukimiさんの感想

>>おい! ナルト! おまえ今まで、影分身を解いた瞬間気を失う事なんて一度としてなかったぞ!

 コイツぁ全くその通りだと思ったね。いまナルトがやってるのは所詮は修行。今までは影分身して殺るか殺られるかのバトルをしてたのだから、精神的疲労っていったらそりゃバトルの方がキツくね? ってか、あんだけいれば一人くらいPTSDになりそうだよね。



【8/8】ジャンプ36・37合併号の感想をアップしました
 ジャンプ36・37合併号の感想をアップしました。取り扱っている作品は「ダブル表紙、アドベンチャースケルトン、Wポスター、ワンピースブリーチ、リボーン、スーパーサマーバケーション、ナルト、銀魂、トラブル、ペンギン、ネウロ、こち亀、もて王、みえるひと、村雨くん、」(太字は感想多め)。

 合併号なので今週はたくさん書いてみました。ワンピ、ブリーチ、リボーンあたりが今回はそこそこ良かったので全体的な満足度が高いです。そこらへんの中堅漫画(世間的には看板漫画)が善戦してくれると、ジャンプはガッシリ楽しめます。

 あと、斬は今週から紳士感想になりそうです。そして、斬は当サイトにおける「一流ネタ漫画の定位置」(=最後)に収まりました。おめでとうございます。ムヒョもがんばってね。



【8/7】カリカリとジャンプ感想を書いていたけど、とても間に合わないので、とりあえず春菜のおまたを貼っておくよ。


 矢吹先生は今週もホントバカだよなー。



【8/6】斬ラジオをアップしました
 先日のラジオにおける斬議論を聞き直したら、(我ながら)意外と面白かったのでアップしてみます。

 斬ラジオ

 議論が本格化するのは30分過ぎた辺りかな? 個人的に一番面白かったのが、No.5の「僕もスゴイって思ったんですよ!」発言。ちょ、おま、ラジオの数時間前までボロクソに言ってたじゃんwwww

 ちなみにメンツは僕、JJ、バラキ、No.5のいつものサイクロプスメンバー。ラスト様は男どもが眼を血走らせて剣術論議してるのに付いてこれなくて横で寝てました。そんなサイクロプスの3rdライブは8/29ですよー(そこはかとなく宣伝)

2006年08月29日(火)@渋谷ルイードK2
17:30開場 / 18:00開演
前売1,800円 当日2,300円 (共にドリンク代別)

 ご予約はこちらまで。ライブの後は徹夜で斬を語るよ。




【8/5】斬はシグルイより面白い!?
 昨日のネットラジオではTWO突風やゾンビ屋れい子の話で一晩を明かすはずでしたが、後半はほぼ斬の話でした。斬だけで3時間は話してた気がします。

 で、ですね、恐ろしいことに斬を3時間話した結果、僕たちはすさまじい結論に達してしまったのです。

「斬って普通にメチャクチャ面白いじゃん」


 この発見に感動した僕たちは、即座に杉田先生にファンレターを書き、午前5時、最寄のコンビニから集英社に発送したくらいです。

 というわけで、昨日得られた知見をまとめました。もう、杉田大先生のことを「すぎたん」なんていえないよ。その才能に嫉妬する。



【8/4】ネットラジオ「TWO突風ナイト」
 本日21:00から(予定)ネットラジオTWO突風ナイトです。たぶん10分前くらいからテスト放送してるので、ヒマな人はテストに付き合ってくださいな。

ラジオ:http://203.131.199.131:8010/cagami.m3u

掲示板:http://bbs3.2style.net/pt.cgi?room=CAGAMI


 今日の参考資料



【8/3】斬・狂人ランキング
 ついカッとなってやった。(今後も更新しなければいけないことを考えると)今は反省している。

 ところで明日はラジオ「TWO突風ナイト」ですよー。昨日バラキが「果たしてTWO突風をたった一晩で語りつくせるのだろうか…」と言ってた。マジかよ。



【8/2】ガモウ=大場つぐみの動画
 ガモウひろし=大場つぐみの最初の信頼できるリークはロフトプラスワンでのトークライブと聞いていましたが、その時の映像が(なぜか今頃になって)世に出てきた模様です。もしかしたら以前からあったのかもしれないけどー。

 なんだっけ、今度出る何かでLの本名が分かるんでしたっけ。「ガモウひろし」とかだったら面白いよね。

***

 あと、全然別の話なんだけど、今日の亀田戦がすごく面白かったみたいで、見れなくてすごい残念。Yahoo!投票もかなり面白いことになってます。亀田さんはホントにミラクルだよなー。次回からはちゃんと見よう。

ガッツ石松「この試合で勝てるのなら、ボクシング界は何をやっているのかと思われる。日本人は立っていれば、チャンピオンになれるの? 日本のボクシングはタレント養成所ではない。これがまかり通るなら、僕はボクシング関係の肩書は何もいらない」

やくみつる「非常に不愉快なものを見た」

ファイティング原田「きょうは何も言うことはないよ」

薬師寺保栄「亀田には「よう頑張ったな」と言えるかもしれないが「絶対勝ちだったな」とは言えないなあ」


井岡弘樹「判定のことはよく分からない」



【8/1】GyaOで妖怪大戦争やってるよ
 若干時間ができたので久しぶりにGyaOで映画(伊賀忍法帖)見たんですけど、ついでに久しぶりにGyaOレビュートップも更新しました。

 でね、いまGyaOで妖怪大戦争やってるんですよ。こりゃすげえ。超オススメですよ。8/11に地上波でリメイク版もやるけど、昔のも相当ケレン味あふれる作品なんで! 具体的にどのくらいケレン味あふれるかというと……

4000年の眠りから覚めた吸血妖怪ダイモンが、バビロニアの古都ウル遺跡から日本に襲来。対する河童、雲外鏡、二面女ら日本妖怪たちは、全力を挙げてダイモン討伐を試みるamazonより引用)

 バビロニア妖怪vs河童とか、想像するだけで涎が出てきますよ。しかも時代設定は江戸時代! 江戸時代をバックにバビロニア妖怪と河童が対決! さらに、日本の妖怪たちは何故かみんな各地の方言でしゃべるんだ。河童は江戸弁なんだ。

 なお、これほどイカレた作品ではないものの、これの前作「妖怪百物語」も個人的には好き。こっちは普通の時代劇に近いんだけど、地味にきれいにまとまってます。8/11のリメイク版も楽しみだー。









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