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名鉄竹鼻線


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1995年9月その2


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名鉄名古屋本線の笠松駅から南西寄りに進み、新羽島に至る電化路線である。正確には新羽島の1つ手前の江吉良(えぎら)から新羽島の1駅区間は羽島線という名前である。

以前江吉良から分岐して大須(おおす)まで竹鼻線が延びていて、それで1駅間だけ別路線名になっているわけである。

ほとんどの電車は笠松から名鉄岐阜まで乗り入れている。

それなりに客はいるのではないかとも思われるが、なにしろ車社会の名古屋近郊であり、名鉄も値上げしているので思ったほど客はいないものと思われる。

新羽島から東海道新幹線の岐阜羽島は隣接していて乗り換えも可能なのだが、名鉄岐阜から東京方面の新幹線に乗る場合、ほとんどの人がJRで名古屋に行って新幹線に乗ると思われ、名鉄を使う人はいないと思われる。

京都・新大阪方面に行く人なら新羽島・岐阜羽島を経由する人がいるかもしれない。

なお、ぼくが乗った1995年は名鉄岐阜はまだ新岐阜という駅名だったため上記の旅行記でも新岐阜と書いている。


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名鉄知多新線


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1995年9月その2


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名鉄河和(こうわ)線の富貴(ふき)駅から西寄りに進み、上野間(かみのま)を通り、南寄りに向きを変えて終点内海(うつみ)に至る電化路線である。

電車は河和線・常滑線・名古屋本線を経由して名鉄名古屋まで乗り入れている。さらに犬山・新鵜沼経由で新岐阜に行く電車も多い。富貴止まりの電車もかなりある。

沿線には南知多ビーチランドという観光施設のほか、温泉などもあるようだが、必ずしもお客がたくさん来て栄えているというわけではなさそうだ。まあ、自家用車がそれほど不便でない場所なので自家用車で沿線に来る人も多そうで、それほど客が多いというわけでもなさそうである。

名古屋に通勤するにはちょっと遠そうなのでベッドタウンというわけにもいかなさそうで、安泰とは言えない路線である。


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名鉄築港線


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1996年3月その2


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名鉄常滑線の大江駅から西に1駅進み、東名古屋港に至る電化路線である。

電車は朝晩にしか運転されていない。朝晩にしか運転していない路線は全国にあり、たいてい通勤客用である。だからおそらくこの路線も通勤客用と思われる。

とは言ってももともとこのあたりの地元民はほとんど車を使っているのではないかと思われるので、朝晩しか電車がなくてもたいした問題ではないのかもしれない。いちおうバス路線が並行しているようである。


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名鉄津島線


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1995年4月その1


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名鉄名古屋本線の須ヶ口(すかぐち)駅から西に進み、名鉄尾西線の津島駅に至る電化路線である。

須ヶ口〜津島のみのローカル路線かと思っていたら、津島から弥富(やとみ)まで尾西線に乗り入れるとともに、名古屋本線に乗り入れて名鉄名古屋、そしてそこからさらに東の駅まで乗り入れている路線であるようだ。

平日朝には津島から名鉄一宮方向に乗り入れる電車もある。

とは言っても名古屋は車社会であり、名鉄の値上げとともに客がとても減っていることが危惧されている。今後が心配な路線である。


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名鉄・徹明町〜競輪場前


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1996年3月その2


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名鉄の新岐阜駅(現在の名鉄岐阜駅)の北の方にある徹明町(てつめいちょう)駅から東に向かい、新岐阜駅から新関駅に向かう路線の途中にある競輪場前駅に向かう、道路の中央を走る路線であった。
競輪場前の東の方にある野一色(のいしき)駅まで乗り入れており、さらに新関まで乗り入れる電車もあった。

道路の中央を走るため、駅ではなく安全地帯に電車は停車していたのだが、きわめて簡素な安全地帯に停車していたたようである。

しかしお客が少なかったのであろう、2005年3月に廃止されてしまった。


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名鉄常滑線・空港線


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1995年9月その2


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名鉄名古屋本線の神宮前駅から南に進み、太田川で名鉄河和線と分岐し、常滑(とこなめ)を通って中部国際空港に至る路線である。

従来は常滑近辺に行く人くらいしか使わない路線であったが、2005年に中部国際空港が開港し、一躍名古屋と空港を結ぶ最重要路線となった。しかも成田空港や関西空港と違って名鉄の独占である。

名鉄名古屋と中部国際空港間には快速特急も走っており、バスで結ばれている小牧の空港より時間が大幅に短縮されている。

今後とも目の離せない路線である。


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名鉄豊川線


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1995年8月その1


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名鉄名古屋本線の国府(こう)から北東に進み、JR飯田線の豊川駅のそばにある豊川稲荷駅に至る電化路線である。

名鉄名古屋本線の豊橋駅のホームが1本しかなく、豊橋に向かう電車がそんなに増やせないため、名古屋本線から豊川稲荷に直通する電車がけっこうある。もちろん国府〜豊川稲荷のみ走る電車もある。

豊川稲荷には文字通り豊川稲荷と呼ばれる神社があり、そんなにまわりに駐車場とかない。だから豊川稲荷の参拝客は電車を使うことが多そうで、それなりにやっていけそうな路線である。


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名鉄豊田線


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1995年6月


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名古屋市営地下鉄鶴舞(つるまい)線の赤池駅から東に進み、名鉄三河線の梅坪(うめつぼ)駅に至る電化路線である。

梅坪から名鉄三河線を1駅進んで豊田市駅に乗り入れている。また、赤池からは鶴舞線のもう一方の終点、上小田井(かみおたい)まで乗り入れている。

名古屋と、愛知県では主要な都市の1つである豊田市を結ぶ路線なのであるが、なにしろ車社会なので地元の人にはそれほど使われていないようである。外から豊田市に用事のある人が使う路線であろう。


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名鉄名古屋本線


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1995年4月その1
1995年8月その1


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東海道新幹線・東海道本線・飯田線の豊橋駅から北西に進み、名鉄豊川線の国府(こう)、名鉄西尾線の新安城(しんあんじょう)、名鉄三河線の知立(ちりゅう)、名鉄常滑(とこなめ)線の神宮前(じんぐうまえ)、東海道新幹線・東海道本線の名古屋駅から歩いて約10分のところにある名鉄名古屋、名鉄犬山線の東枇杷島(ひがしびわじま)、名鉄津島線の須ヶ口(すかぐち)、名鉄尾西(びさい)線の名鉄一宮、名鉄竹鼻線の笠松を経由して、東海道本線の岐阜駅から歩いて約10分のところにある名鉄岐阜に至る電化路線である。

豊橋から名鉄岐阜までは、「快特」と呼ばれる速い列車や、快速急行、急行、準急、そして各駅停車が走っている。

名鉄では「ミューチケット」と呼ばれる350円の座席指定券があり、一部の速い列車に設置されている。どうしてもすわりたい場合に便利である。

中部国際空港ができてからは、名鉄岐阜から神宮前経由で中部国際空港に行く列車や、豊橋からいったん金山まで行って、バックして中部国際空港に向かう列車が走るようになっている。

この路線はJR東海道本線と並行する路線であり、東海道本線より駅をきめ細かく置いてあるのはいいが、東京近郊の私鉄みたいにいつも混雑しているというわけではなく、土日の朝、平日昼間などはけっこうすいている。やはり名古屋近郊は車社会なのであろう。

運賃も徐々に値上げしており、特に名古屋〜岐阜間はJRの方が安い。

中部国際空港までにはそれほど大きな道路がないようで、そのため空港に向かう客は名鉄を使うことが多いようだ。だから空港客にもっともっと電車に乗ってもらうよう努力したい路線である。

なお、1995年の時点では、名鉄名古屋、名鉄一宮、名鉄岐阜は、ぞれぞれ新名古屋、新一宮、新岐阜という駅名だった。このため上記にリンクされた旅行記では古い駅名で表記している。

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名鉄西尾線


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1995年6月


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名鉄名古屋本線の新安城(しんあんじょう)駅から南に進み、名鉄蒲郡線の吉良吉田(きらよしだ)に至る電化路線である。

以前はかなりの電車が名鉄蒲郡線と直通運転を行っていたが、運賃をICカードで払えるようにすることと引き替えに、蒲郡方面に行くには吉良吉田で乗り換えが必要になった。名鉄蒲郡線はICカードに対応しない方針のようである。

新安城から名鉄名古屋に乗り入れる電車は残っている。

名古屋近郊の平地を走る路線だが、なにしろ沿線は車社会であるため必ずしもお客は多いとは言えないと思われる。がんばってほしい路線である。


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名鉄尾西線


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1995年8月その1
1995年8月その2


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JR関西本線の弥富(やとみ)駅・近鉄名古屋線の近鉄弥富駅のそばにある名鉄の弥富駅から北に進み、名鉄津島線の津島駅・名鉄名古屋本線の名鉄一宮駅を通り、終点玉ノ井駅に至る電化路線である。

運転系統は名鉄一宮で分かれており、玉ノ井から来た電車が津島に行ったり津島から来た電車が玉ノ井に行ったりすることはない。

以前は名鉄一宮から弥富にかなり電車が走っていたのだが、最近になって休日は津島でも運転系統が分かれ、名鉄一宮〜弥富も電車の直通はなくなった。

平日の朝のみ名鉄一宮から弥富に電車が来ている。名鉄一宮から津島を経由し、名鉄津島線に乗り入れて須ヶ口に向かうのも平日朝のみである。

弥富を出て津島に着いた電車は名鉄津島線に乗り入れて須ヶ口に乗り入れている。これは平日休日全時間帯で行われている。須ヶ口から名鉄名古屋に乗り入れている。

名鉄の中では名古屋に近い路線ではあるのだが、名古屋は車社会であり、名鉄の値上げとともに客がとても減っていることが危惧されている。今後が心配な路線である。


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名鉄広見線


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1995年8月その2
2000年2月


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名鉄犬山線・小牧線・各務原線の犬山駅から東に進み、日本ライン今渡(にほんらいんいまわたり)、新可児(しんかに)、明智(あけち)を通り、終点の御嵩(みたけ)に至る電化路線である。

沿線はそれほど人口の多い場所ではない。またかなりの区間がJR高山本線と並行しており、JRが消費税分くらいしか値上げをしていないのに対して名鉄はかなり値上げしているので、値上げのたびごとに客が減っていそうである。もちろんこのあたりは車社会なのでそれもあって客も少なさそうである。

日本ライン今渡は日本ラインの船着き場からは1キロメートルほど離れている。しかも橋を渡る必要がある。

新可児から名鉄名古屋経由で中部国際空港まで直通の特急が走っていて便利なようである。

以前は御嵩から名鉄名古屋方面に直通運転していたが、運賃をICカードで払えるようにするのと引き替えに、御嵩からの電車はすべて新可児止まりになってしまった。新可児〜御嵩間はICカードには対応しない方針のようである。


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名鉄・碧南〜吉良吉田


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1995年6月


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愛知県の南寄りにある碧南(へきなん)から南に進み、東向きに曲がって名鉄西尾線・蒲郡線(がまごおりせん)の吉良吉田(きらよしだ)に至る非電化路線だった。

路線としては名鉄三河線の一部だったのだが、他の三河線とは別個に運行されていた。そして最近、同じく三河線の猿投(さなげ)〜西中金(にしなかがね)と一緒に廃止された。

今後赤字の路線がたくさん廃止されることを危惧している。


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名鉄三河線


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1995年6月


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愛知県南部にある碧南(へきなん)駅から北寄りに進み、名鉄名古屋本線の知立(ちりゅう)駅を通り、豊田市、梅坪(うめつぼ)を経由して終点の猿投(さなげ)に至る電化路線である。

電車は知立の南北で分断されており、直通する電車はない。

名鉄豊田線・名古屋市営地下鉄鶴舞線の電車が梅坪から豊田市まで乗り入れている。

以前は碧南から名鉄西尾線・名鉄蒲郡線の吉良吉田(きらよしだ)まで、さらに猿投から多少山沿いに進んだところにある西中金(にしなかがね)まで、いずれもディーゼル車が走っていたが、客が少なかったのであろう、廃止されてしまった。これらも名鉄三河線の一部であった。(これらの区間の詳細については、上の「名鉄・碧南〜吉良吉田」および「JR以外の路線インデックス」を選択し、「△猿投〜西中金」に行ってご確認ください。)

残った碧南〜猿投間も、なにしろ自動車メーカーが強い地域なので自家用車に乗る人が多く電車に乗る人は少ない・・・と思いきや、当の自動車メーカーが、環境保護のためなるべく電車に乗ろうというキャンペーンを行っており、なんとか名鉄三河線もやっていけそうである。


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