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JR以外の路線・さ

埼玉高速鉄道

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7.身延の雪

身延・浦和美園

てびき

JR東北本線の赤羽駅から歩いて数分のところにある、東京メトロ南北線の赤羽岩淵(あかばねいわぶち)駅から北に進んで埼玉県に入り、2012年現在は川口市内にある鳩ヶ谷(はとがや)、JR武蔵野線との乗換駅である東川口駅を通り、近くにサッカーの競技場がある浦和美園(うらわみその)駅に至る電化路線である。
東京メトロの目黒経由で東急電鉄に乗り入れ、最長で神奈川県の日吉(ひよし)駅まで乗り入れている。
浦和美園まで行く電車ばかりでなく、途中の鳩ヶ谷止まりの電車も多い。

赤羽岩淵から東川口までは地下を走るが、東川口と浦和美園の間で地上に出て、浦和美園は地上の駅である。

この鉄道会社の開業は、近隣の地下鉄乗り入れの鉄道会社である東葉高速鉄道と同時期であり、似たような高い運賃になることが予測されていた。確かに高くはなったのだが、それでも若干は埼玉高速鉄道の方が安くなった模様である。

高い運賃ではあるが、鉄道が2001年まで走っていなかった場所を通る鉄道であり、それなりに客はいるものと思われる。まあなんとかやっていけるのであろう。

なお、東京メトロはぼくが埼玉高速鉄道に乗った2001年はまだ通称営団地下鉄と呼ばれていたので旅行記でも営団と書いている。

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埼玉新都市交通

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18.高速バスと快速むさしの

河口湖・大宮・内宿

てびき

東北新幹線・東北本線の大宮駅から北に進み、鉄道博物館、伊奈中央(いなちゅうおう)、羽貫(はぬき)を通って内宿(うちじゅく)に至る、全区間埼玉県内を通る新交通システム路線である。

この路線は上越新幹線に沿って建設された路線で、新幹線の高架が大宮近辺で公共交通機関の不便な場所を通るため、そこに軌道を通して新交通システム路線にした路線である。
現在鉄道博物館が沿線にできて、それなりに利用者がいるようである。大宮から徒歩で行くとけっこう時間がかかる場所なのでやはり新交通システムを使った方が便利なようである。

なお、鉄道博物館駅は、鉄道博物館ができるまで「大成(おおなり)」という駅名だった。そのため上記の旅行記でも大成という駅名で書いている。

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堺筋線

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79.関西のケーブルカーと水間鉄道

高安山・甲陽園・六甲山上・箕面・水間

124.ムーンライト八重垣と博多南駅

八尾南・南巽・出雲市・宇美・博多南

てびき

Osaka Metroの1路線で、JR大阪駅の東のほうにあり、阪急の路線も乗り入れている天神橋筋六丁目(てんじんばしすじろくちょうめ)からまっすぐ南に進んで日本橋(にっぽんばし)駅、動物園前駅を通り、進行方向をやや南西に変えて南海の天下茶屋(てんがちゃや)駅に至る路線である。

南は天下茶屋止まりだが、北は天神橋筋六丁目から阪急の路線に乗り入れ、淡路から北に進んで北千里まで行ったり、同じく淡路から京都線に乗り入れてずっと京都府の方まで行ったりしている。

JRと直接接続していないのでその分お客は少ない。私鉄には阪急、京阪、近鉄、南海、阪堺電軌と接続しているのでいくらかましではあるが、それ以上に集客力が少なく、なかなかつらい路線である。

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嵯峨野観光鉄道

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114.松山の市電と九州の西友

道後温泉・光岡・佐賀・諫早・嵐山

てびき

「さがのかんこうてつどう」と読む。

山陰本線の嵯峨嵐山(さがあらしやま)駅のそばにあるトロッコ嵐山駅から、ほぼ山陰本線に沿い、トンネルばかりの山陰本線と違い川沿いを進む形で進み、山陰本線亀岡駅と馬堀(まほり)駅の中間にあるトロッコ亀岡駅に向かう非電化路線である。

もともとこの路線は国鉄山陰本線の一部であったが、トンネルを主体とした電化新線が完成して山陰本線が新線に移行した後で、山や川の景色のいいこの部分が観光路線としてトロッコ路線の列車として開業したわけである。
観光路線のため毎週水曜日は定休日になっている。けっこうお客は多いようだ。

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桜通線

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4.菅野美穂ちゃんと握手

高蔵寺・弥富・桑名・栄

23.名鉄ディーゼル路線めぐり

名古屋・碧南・西中金・中村区役所

46.名古屋の地下鉄旅行

東名古屋港・野並・上飯田・徹明町

54.雛形あきこちゃんと握手

豊川稲荷・玉ノ井・勝川・藤ヶ丘・名古屋

てびき

JR名古屋駅のやや西にある中村区役所から名古屋駅を通り、そこから東北東に進んで久屋大通(ひさやおおどおり)を通り、中央本線の下をくぐって南に向きを変え、今池、新瑞橋(あらたまばし)、野並(のなみ)を通って終点の徳重(とくしげ)に至る、名古屋市営地下鉄の路線である。

名古屋でJRと接続しているほか、いくつかの駅で他の路線と接続している。

沿線は遠距離交通のかなめの名古屋駅を通り、郊外へと向かう路線であるため多少はお客がいるものの、もともと名古屋は道路が広くて自家用車の交通が便利なため、その分どの路線も多少お客が少ない。

それでも遠くから来るお客などのためにがんばってお客を運んでいる路線である。

野並周辺はベッドタウンと呼ぶには若干住宅が少ない場所である。

なお、野並〜徳重間は2011年開業であり、1996年の時点では開業していなかったので上記の旅行記では通っていない。

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札幌市営地下鉄・東西線

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71.えりも岬と札沼線

室蘭・えりも岬・新十津川・増毛

119.最後から二番目の逃亡旅行

福井・函館・根室・網走・竜飛海底

てびき

千歳線の新札幌駅のそばにある新さっぽろ駅から西北西に進み、南北線や東豊線の大通駅と接続し、さらに進んで終点宮の沢に至る路線である。

JR札幌駅に接続されているわけではないが、沿線は札幌の市街地であり、南北線の次にお客の多い路線となっている。南北線と異なりパンタグラフのある電車を使っている。

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札幌市営地下鉄・東豊線

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119.最後から二番目の逃亡旅行

福井・函館・根室・網走・竜飛海底

てびき

札幌駅の北にある栄町駅から南に進み、JRの札幌駅のそばにあるさっぽろ駅、テレビ塔のある大通駅、繁華街のやや東にある豊水(ほうすい)すすきの駅を通って南東に進み、観光地である羊ヶ丘展望台や札幌ドームが近くにある福住(ふくずみ)駅に至る路線である。

南北線・東西線の後で建設された路線である。お客はそれほど多いわけではない。南北線と違って全線地下を走る。

南北線と異なりパンタグラフのある電車を使っている。

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札幌市営地下鉄・南北線

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119.最後から二番目の逃亡旅行

福井・函館・根室・網走・竜飛海底

122.札幌雪祭りと北海道旅行

札幌・稚内・網走・久慈・盛

てびき

札幌駅の北西にある麻生(あざぶ)駅から南東に進み、JRの札幌駅のそばにあるさっぽろ駅、テレビ塔のある大通駅、繁華街のあるすすきの駅を通って南に進み、2005年までさっぽろ雪祭りの会場になっていた場所が近くにある真駒内(まこまない)駅に至る路線である。

1972年の札幌オリンピックに向け、急いで建設された路線である。お客はとても多い。
真駒内の近くは地上を走るが、雪が多いので線路はシェルターで覆われ、雪から守られている。

銀座線や丸ノ内線と同じ第三軌条の路線であるが、ゴムタイヤを使った独自の方式である。
同じ札幌の東西線や東豊線はパンタグラフを使った方式なので、第三軌条なのは北海道ではここだけである。

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札幌市電

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119.最後から二番目の逃亡旅行

福井・函館・根室・網走・竜飛海底

てびき

札幌市営地下鉄の大通駅とすすきの駅の中間地点にある狸小路(たぬきこうじ)から北に進み、大通の手前で左に曲がって西4丁目に行き、そこから多少西に進んだのち左に曲がって南に進み、藻岩(もいわ)山ロープウェイの登り口近く(停留所名はロープウェイ入口)を通って2回左に曲がって北に進み、右に曲がってすすきのを通って左に曲がり、ふたたび狸小路に戻ってくる循環路線の市電である。

北海道以外から来た人が藻岩山のロープウェイに乗る際にこの市電が便利であるほか、市電沿線が住宅街であり、住民にもかなり使われているようであるが、正直言って経営は苦しいと思われていた。もともと札幌に市電はほかにもあったが、この区間以外廃止されてしまっていた。

しかしこの路線のすすきの〜狸小路〜西4丁目は2015年12月になって開業した区間である。昔を知る人からするとこの区間はもともと市電は走っていたが長い間廃止されていた区間だとのことだ。それが復活したということになる。

すすきの〜狸小路〜西4丁目の区間には他区間とは異なる特徴がある。それは線路が道路の中央にはなく、北に進むレールは西側、南に進むレールは東側にあり、車はその中央を通るよう決められたという点である。

いずれにしても、まだまだ市電をあきらめていないということが感じられる。新規開業区間も含めてがんばってほしい路線である。

なお、ぼくが乗ったのは2000年なので、狸小路を含む区間には乗っていない。

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皿倉登山鉄道

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67.若松の渡し船・平成筑豊鉄道

西戸崎・若松・企救丘・田川後藤寺・行橋

てびき

福岡県北九州市の、鹿児島本線八幡(やはた)駅のやや南方に位置し、山麓駅から山上駅に至るケーブルカー路線である。路線名は皿倉山ケーブルカーで、運営する会社が皿倉登山鉄道である。

2015年3月31日まではこの路線は「帆柱ケーブル」という名称だった。いろいろあって現在の名称に変更している。このため上記の旅行記では帆柱ケーブルと説明している。

1997年の時点では八幡駅と帆柱ケーブル山麓駅を結ぶバスが日曜朝に1往復、夕方に1往復しか走っていなかった。しかし2015年現在は無料バスが毎日走るようになった。ただし日曜以外は午後だけである。ケーブルカーの方は日曜以外でも午前中も走っている。

長い間このサイトではここに登っても北九州工業地帯の工場の煙突くらいしか景色が見えないと書いていた。

しかし実は山上駅の近くにスロープカー(1997年の時点ではリフト)があり、それに乗るともう少しながめのいい場所に行けるらしい。そして地元民ばかりでなく遠い場所からも観光客を呼び込もうと考えてはいるらしい。スロープカーも皿倉登山鉄道の経営とのことである。

一般周遊券の指定地接続線になっていた路線である。一般周遊券がなくなった今もなんとか残っている。どんな交通機関でも客がいる限りがんばってほしいものである。

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三岐鉄道

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58.三岐鉄道と北勢線

近鉄名古屋・近鉄富田・伊勢治田・阿下喜

てびき

以下の2路線のある鉄道である。いずれも電化されている。

(1) 近鉄名古屋線の近鉄富田から北西に進み、保々(ほほ)、伊勢治田(いせはった)を経由して西藤原に至る路線で、三岐線と呼ばれている。
(2) JR関西本線の桑名駅のそばにある西桑名駅から北西に進み、阿下喜(あげき)に至る路線で、北勢線と呼ばれている。

(1)の三岐線は貨物列車が走る路線である。貨物列車は近鉄富田ととなりの駅との間から分岐する貨物専用の区間を経由し、JR富田駅を経由して全国各地へ向かっている。
三岐鉄道開業当初はこの貨物線を旅客用の列車が通っており、近鉄富田に向かう区間はのちにつくられた区間とのことである。
貨物運輸があるため旅客の数がそれほど多くなくてもなんとかやっていけるようである。

(2)の北勢線は最近まで近鉄北勢線だったが、赤字のため近鉄が廃止を決め、いろいろあって三岐鉄道が引き取ったとのことである。

上記の旅行記は三岐線の話であるが、北勢線が引き取られる前の話なので特に三岐線とは書いていない。

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山陽電鉄

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89.姫新線旅行

松江・津山・智頭・姫路・網干

112.ムーンライト九州と新宮夜行

北濃・九頭竜湖・厚狭・新宮・三河田原

てびき

兵庫県内を走る私鉄で、以下の2路線がある。

(1) 神戸の西にある西代(にしだい)という駅から西に延び、JR姫路駅のすぐそばにある山陽姫路駅に至る路線。
(2) (1)の路線の途中にある飾磨(しかま)という駅から分岐して西に進み、JR網干(あぼし)駅から南に数キロ離れた山陽網干駅に至る路線。

電車は西代から神戸高速鉄道に乗り入れており、さらに阪神電鉄、阪急電鉄にも乗り入れている。2019年現在阪神は大阪梅田まで乗り入れているが、阪急の方は途中までしか乗り入れていない。

国鉄がJRになってからのJR並行線の宿命として、値上げするごとに客がJRに移っており、姫路から神戸三宮、大阪まで行く客はほとんどJRを使っている。会社が3社にまたがるため運賃があまり安くならないのがつらいところである。

JR並行線の常として、JRより細かく駅を設けているので、そういう駅の客はかなりいる。

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三陸鉄道

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121.遠野とほっとゆだ

一ノ関・釜石・遠野・ほっとゆだ・村上

122.札幌雪祭りと北海道旅行

札幌・稚内・網走・久慈・盛

てびき

八戸線の久慈(くじ)駅から海岸に沿って南東に進み、普代(ふだい)、田老(たろう)、山田線の宮古(みやこ)、向きを南寄りに変えて釜石(かまいし)線の釜石、盛(さかり)駅に至る非電化路線である。盛駅到着直前にいったん南に進んで時計回りにぐるっと北に向きを変えて盛駅に向かっている。

もともとは、盛・宮古・久慈から出ていた行き止まりの国鉄線を、国鉄末期に延長して、八戸から気仙沼まで海岸経由で行けるようにした路線である。
これらの行き止まりの路線は「国鉄としては廃止しなければならない路線」になっていたので、新たに三陸鉄道という会社を立ち上げて国鉄でない会社の路線としたわけである。

従来宮古〜釜石間はJR東日本の山田線の一部区間で、津波のため長い間不通となっていたが、2019年3月24日に復旧するとともにJRから三陸鉄道に移管した。

津波以前は多客期には仙台から東北・石巻線・気仙沼・大船渡・盛〜久慈・八戸線経由の八戸行き臨時快速列車が通っていた(ぼくも八戸から宮古まで乗ったことがある)。

2016年になって、現在BRTというバスで仮復旧している区間はもうディーゼル車が走れるようにしないことが決定し、少なくとも盛駅から南はもう臨時快速は通れなくなった。盛駅から八戸まではまだ通れる可能性がある。

今後三陸鉄道がどうなるかは、今後もっと大きな災害が来るかどうかにかかっているのではないかと思われる。


2019年の水害により被害を受け、一部区間が運休となっていた。2020年3月20日に復旧する予定だったが強風のため一日中運休となり、21日にようやく復旧した。

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