「うわぁぁぁ!」

紅いLCLの海。その岸にたたずむ少年が突如として大声を上げていた。
そして、その時突如としてその少年の体が黄金色に輝き、少年を中心とした
範囲に大きな爆発が発生しクレータを作り上げた。

「ハァ、ハァ、ハァ・・・」

爆心地に傷一つなくたって居る少年は自覚していた、体を黄金色に明滅させ
ながら自分の意識が遠のいていくのを・・・

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新世紀エヴァンゲリオン
黄金色の騎士〜A golden knight〜
プロローグ Beginning from the end



『避難勧告が発令されました、直ちに近くのシェルターへ避難してください』

「還ってきた・・・全ての悪夢を壊すため・・・俺は・・・」

避難警報が町中に響く中、非難する人たちに揉まれることなく彼は第3新東
京市にたどり着いていた。

「あれは・・・俺だな」

人気のない駅の出口で、一人の少年が受話器を持ちなにか呟いている。彼こ
そ碇シンジその人である。そして、先ほどからその少年を見つめる人。彼も
碇シンジと呼ばれていた。

「俺は在りし日の名を変えよう・・・俺は堕天使となり、彼を守ろう」

そう言い碇シンジと呼ばれていた者は、今碇シンジと呼ばれる者に歩み寄る。
それは力強く、強固たる意志を持った歩みである。

「碇・・・シンジ君だな?」

「はい、貴方は・・・?」

今碇シンジと呼ばれる者は、全身黒ずくめの人間に強い警戒を見せていた。
当然のことだが、碇シンジと呼ばれていた者はそれに気付き名を名乗る。

「俺は・・・DAと呼んでくれ」

「だ・・・さん?」

シンジに何気ない一言にDAはズッコケてしまった。今まで気付かなかった
が、自分が今までいかに天然人間かをこの時明確に知ったであろう。

「ローマ字読みはしなくていい。これは俺の略称だ」

あながち嘘ではない。DAの戸籍は一切無い。それは彼が異次元から還って
きた人間だからである。そして、その存在は裏の人間として生きるに相応
しい事でもあったのだ。

「君の保護をある人から依頼された。君は今から俺の保護下に入る」

一方的に話していると遠くから青い車が猛スピードで向かってくることが
確認できた。それが葛木ミサトが乗っているルノーであることは経験者で
あるDAには分かっていた。

「お迎えが来たようだ。俺はこれから君を影から守る」

そう言うと、瞬間的にその場から離れシンジの目の前には青い車が突然現
れこちらも突然の爆風を遮ったのである。

「お待たせ!速く乗って!」

「葛木・・・さん?」

シンジを乗せたルノーは一直線にネルフ本部へと向かっていった。

「道に迷わなければいいけど・・・ミサトさん。僕はあなたに感謝してい
 ます」

悪夢を壊す堕天使の仕事が今始まる・・・


zeru : ども!はじめましてzeruと申します
    今回投稿させていただくことに相成りまして・・・
DA : やかましい!
zeru : 痛いじゃないか!
DA : 能書きばっかり言ってるんじゃねぇ プチ(何かがつぶれました)
シンジ:DAさんちょっとやりすぎ・・・
DA : まとめるぞ、シンジ君

シンジ:ネルフ本部へと向かうシンジ。それを影から見るDA
DA : 行き着くべき未来は!!
シンジ&DA:次回、第1話を見てね♪

zeru : ・・・俺は・・・?
R嬢 : 爺さんは用済み・・・

 


ハルカの勝手コメント

 zeruさんから投稿して頂きました。エヴァ長編SSのプロローグです。

 今回はさわりですが、主人公は戻ってきたシンジ君、「DA」のようです。

 DAがどのようにして運命を変えていくのか、これからが楽しみなSSです。

 zeruさんありがとうございました。次回も楽しみにしております(^^

 

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