ちっちゃいアキラにっき2 6 - 10


(6)
おかあさんは、「おやつにしましょうね」といって、はこをもってだいどころにいきました。
ボクは、いまにいきました。
おやつは、あんみつでした。
おかあさんは、おがたくんがもってきてくれたさくらんぼを3つぶ、あんみつのうえにのせてくれました。
あんみつも、さくらんぼも、とってもおいしかったです。

おやつをたべおわって、ボクは、ちょっとだけごのおべんきょうをしました。
ごのおべんきょうをしたらねむくなっちゃったので、ボクは、ゆうがたまでおねんねしました。

ゆうがたになって、おとうさんがかえってきました。
ボクは、おとうさんとおふろにはいりました。
ボクは、おふろでも、おとうさんのおかおばかりみちゃいました。
おとうさんは、あさみたいに、「どうしたんだ?」となんどもボクにいいました。
だから、ボクは、あさみたいに、「なんでもないよ」となんどもいいました。

おゆのなかで、ボクは、おうたをうたいました。
わあるどかっぷでにっぽんをおうえんするときに、さぽおたあがうたうおうたです。
ボクが、「♪おお〜お〜おおおお〜お〜お〜♪」とうたっていたら、おとうさんが、「それは、
なんといううたかな?」といいました。
ボクは、おうたのおなまえがわからなかったから、「♪おお〜お〜おおおお〜お〜お〜♪という
おうたなのっ!」といいました。
そうしたら、おとうさんは、しばらくかんがえこんでしまいました。
ボクは、おうたもへたっぴなのかなぁ?


(7)
それから、おとうさんは、「もしかして、あいいだのがいせんこうしんきょくかな?」といって、
「♪たんた〜んたんたたたた〜んた〜んた〜ん♪」とうたってくれました。
ボクのうたったおうたとおんなじだったので、ボクはうれしくて、おゆのなかでじゃんぷしちゃいました。
おとうさんは、にこにこして、「あいいだ」というおうたのげきでつかわれる、「がいせんこうしんきょく」
というんだっておしえてくれました。
「がいせん」ということばのいみがわからなかったけど、おとうさんが、「たたかいにかって、
かえってくることだよ」とおしえてくれました。
おとうさんは、「きょうのたいきょくにかてたから、おまえがそのきょくをうたってくれるのはうれしいな」
といって、おおきなおててでボクのあたまをなでてくれました。
ボクは、とってもうれしくなって、おゆのなかでたちあがってぞうさんをして、
「♪おお〜お〜おおおお〜お〜お〜♪」とうたいました。
そうしたら、おとうさんが、「それはなにかな?」というから、ボクは、「ぞうさん!」といいました。
おとうさんが、「ぞうさん?」というから、ボクは、「おがたくんとおふろにはいったときに、
ぞうさんをしてあそぶの」といって、おとうさんにぞうさんをおしえてあげました。
おとうさんは、「おがたくん…」といって、かたまってしまいました。
おとうさんのぞうさんは、おがたくんのぞうさんとおなじくらいかっこいいから、おとうさんもぞうさんを
すればいいのになぁ?


(8)
おふろからでて、ゆうごはんをたべました。
ゆうごはんは、たいのしおやきと、ちくぜんにと、ごはんと、おみそしるでした。
ゆうごはんをたべおわって、おかあさんがでざあとのじゅんびをはじめたから、ボクは、ボクのおへやから、
おとうさんにぷれぜんとするえをもってきました。
ボクは、おとうさんに、「ちちのひだから、おとうさんにぷれぜんとですっ!」といって、えをわたしました。
おとうさんは、びっくりしていたけれど、「ちちのひ?そうか!すっかりわすれていたよ」といって、
ボクのぷれぜんとをわらいながらうけとってくれました。

おとうさんは、ちょうちょうむすびにしたおりぼんをほどこうとしたけれど、ちょっとかんがえて、おりぼんを
ほどかないで、つつみたいにしたがようしをおりぼんからじょうずにぬきとってくれました。
おとうさんは、ちょうちょうむすびのままのおりぼんをおきもののそでのなかにいれてくれました。
ボクは、なんだかうれしかったです。

それから、がようしをひろげて、じいっとボクのかいたえをみていました。
ボクは、すごくどきどきしました。
そうしたら、おとうさんは、「じょうずにかけたな。とてもうれしいよ」といって、おおきなおててで
ボクのあたまをいっぱいなでてくれました。
ボクは、すごくうれしかったです。

でも、おとうさんは、ボクのかいたえをみながら、「『かみのいっく!』とはなにかな?」といいました。
ボクは、いみがわからなくて、がようしをみました。
「かみのいって!」の「て」が、みぎとひだりがぎゃくになっていて、「く」みたいになっていました。
ボクが、「それは『かみのいっく!』じゃなくて『かみのいって!』なの。ボク、まちがえちゃった」といったら、
おとうさんは、わらっていました。
おかあさんも、わらっていました。
ボクは、ちょっとはずかしかったです。


(9)
それから、おとうさんは、ぽんぽんのところをみて、「めがかいてあるぞ?」といいました。
おかあさんが、それをみて、「あら、『まっくろくろすけ』かしら?」といいました。
おかあさんは、おとうさんに、「まっくろくろすけ」のことをおしえてあげました。
おとうさんは、なんだかとってもうれしそうで、いっぱいわらっていました。
ボクも、なんだかうれしくて、おとうさんといっしょにわらいました。

でざあとは、おがたくんがもってきてくれたさくらんぼでした。
おかあさんが、れいぞうこでひやしておいてくれたから、つめたくて、とってもおいしかったです。
さくらんぼをたべていたら、おとうさんが、おかあさんに、「このえをかざるがくぶちをかってきて
くれないか?」といいました。
ボクは、なんだかはずかしかったけど、すごくうれしかったです。

でざあとをたべおわって、ボクははをみがきました。
おとうさんは、ボクが、はをみがいているあいだに、おがたくんとおでんわでおはなしをしたみたいでした。
おとうさんは、ボクが、おとうさんのえをかいたことを、おがたくんにおはなししていたみたいです。
おかあさんが、おしえてくれました。
ぞうさんのおはなしもしたのかなぁ?


(10)
おねんねするまえに、ボクは、ごほんをよみました。
みやざわけんじくんがかいたどうわのごほんのなかの、「やまなし」というおはなしをよみました。
たにがわのそこにいるかにさんのおはなしです。
おにいさんとおとうとのかにさんがいて、おとうさんのかにさんもでてきました。
なんだか、おとうさんのかにさんは、ボクのおとうさんみたいでした。
おにいさんのかにさんはおがたくんで、おとうとのかにさんはボクみたいでした。
おにいさんのかにさんのほうが、おとうとのかにさんよりあわがおおきいから、おがたくんとボクの
ぞうさんとおんなじだなぁとおもいました。
ボクも、おとうさんやおがたくんと、かにさんみたいにおみずのなかであわをはいてあそんでみたいです。
おはなしのなかで、やまなしのおさけはおいしいとおとうさんのかにさんがいっていて、ボクは、
どんなおあじがするのかなぁとおもいました。
おとうさんはしっているかもしれないから、こんど、おとうさんにやまなしのおさけのことをきいてみたいです。

おがたくんは、どうしているのかなぁ?
おとうさんのえをかいたのとおなじがようしがもう1まいあるから、こんどはおがたくんのえをかいて
あげようとおもいます。
おがたくんのえは、ぞうさんをしているときのえにしようとおもいます。
ぞうさんをしているときのおがたくんは、なんだかたのしそうなおかおをしているからです。
5がつに、うみぞいのおんせんで、ぱおぉんとなったときのおがたくんにしようとおもいます。
すごくこわかったけど、すごくかっこよかったからです。

                                    おわり



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