檄!電脳雑戯団

裏Qさん投稿作品


「うっ……くっ」
 触手によってよがり狂わされた後、桃園ミキはデスダークの基地の一つへと移された。すでに触手の余韻は失せ、正気にも戻っていたが、今更それがどうだというのだろう。どんなに頑張っても、自分が『求めて』しまった事実は一生消せない。プライドに装備、全てを奪われ、素っ裸にされたミキが、敵に囲まれてできる事はもはや、すすり泣きながら蹲り、両手で胸を、重ね合わせた太股で秘所を隠す事だけだ。記憶の中の陵辱が、そしてこれから繰り広げられるだろう新たな陵辱への思いが、彼女の抵抗の意志を根こそぎ奪っていた。
「お願いよ……もう許して……っ」
 ミキの弱々しい訴えに、マダラマンとヘビモズーの間からは笑いが上がる。
「つれない事を言うなよ。久しぶりにここへ来たんだ」
 そう言ってヘビモズーは、マダラマン達をその場に残したまま、自分だけが大股で近付いてきた。
「来ない……でっ……こっちに……あぁ……っ……」
 ミキはずりずりと床の上で尻を擦らせて後ろへ下がる。立ち上がったりなどできない。立ち上がったら……自分を調教した者達に秘裂を見せてしまう事になる。
「マダラマンどもだって、お前と会えて喜んでるんだからなっ」
 スッとヘビモズーが身を屈めて、ミキに手を差し伸べてきた。その指先が狙うのは、ミキが必死に護ろうとしている淫裂だ。
「やっ……やぁぁぁっ!」
 室内にミキの悲鳴が響く。だが、変身能力も戦う気力も失った彼女では、戦闘用の合成怪獣と力比べなどできるはずもない。
 ヘビモズーは強引に太股を割ると、その付け根へと触れてきた。
 くちゅ……っ
「あっ!」
 気付かれてしまった……!
 ミキは絶望に震える。逆にヘビモズーの口元では笑みが大きくなった。
「ククッ……触る前から、もう溢れているじゃないか。これから抱かれるのが楽しみでしょうがないって訳だ」
「いや……そんなんじゃないの……信じて……ぁぁ……」
 ミキは屈辱に俯く。その哀れな姿は敵の嗜虐心をそそるのに充分だった。
「素直になれないヤツには罰が必要だな」
「……ぇっ?」
 ミキは涙目だけを上に向ける。そこへヘビモズーの口から透明な液体が放たれた。ホースから飛ばされるような猛烈な勢いで、液はミキに降り注ぐ。
「ダッ……ダメェェェッ! やああっ……助けてっ……やああああっ!」
 ミキは頭を激しく振った。だが、その程度で多量の液から逃れられるはずもない。あっという間に、彼女は黒髪から腰の上までをビショビショにされた。しかも叫んだ事が災いし、かなりの液を飲み込んでしまっている。
「フッ」やがて口を閉じたヘビモズーは、愉快そうに鼻を鳴らして立ち上がった。
「あ……今の……は……?」
 不安そうに聞こうとした瞬間、ミキは自分のうちに、ある衝動が湧き上がるのを感じた。
「やあっ!?」
 身が竦み、四肢が強張る。
 いきなり……いきなり猛烈な尿意が襲ってきたのだ。
「小便がしたくなったのだろう? 当たり前だ。そういう薬を使ったんだからな」
「なっ……どうし……てっ……」
「もちろん披露してもらうためさ。正義の戦士ゴーグルピンクの放尿ショーをな」
「っ……」
 下卑た物言いに、ミキの頬が染まった。
「嫌がる事はないだろう。前に捕まっていた時だって、二、三回は披露してくれたじゃないか」
「あああ……もうあんなのはいやっ……いやよっ……」
「そうでもないだろう? しばらく会わないうちに、お前も淫乱になったようだ。今回はまた違った感想を持つ事になるんじゃないのか」
 彼はミキの両膝へ手をかけてきた。
「……ぃっ!?」
 あっと思った時にはもう遅い。尿意と言葉責めに気を取られていたミキは、一瞬で脚をいっぱいに開かれてしまったのである。
「ダッ……ダメッ……離してっ……!」
 派手な抵抗はできない。下手に身体へ力を入れれば、それだけで小水が溢れてしまいそうだ。
「おい、誰でもいいから二人来い」
 ヘビモズーが言うと、マダラマンの中から歩み出る者がいた。
「お前ら、両脇から足を押さえてやるんだ」
 命じ、マダラマン達が従うのを待ってから、ヘビモズーは立ち上がる。
「さあ、たっぷり見てもらうといい」
 今まではヘビモズーがミキの正面でしゃがんでいたため、肝心の部分はマダラマンから隠されていた。しかし、彼がどいたため……ミキの秘所は何対もの視線の前にさらけ出されてしまう。
「見ないでっ……こんな格好見ないでぇぇっ!」
 いわゆるM字開脚で拘束されたミキは、自由な両手で自分の顔を覆った。
「クククッ、便所に行きたいか?」
「っ……っ……」
 ミキはコクコクと何度も頷く。膀胱はもはや限界だ。ちょっとでも油断すれば、さながら針を刺された水風船のように、尿が溢れてしまうだろう。
「だったら、ちゃんと口に出して頼んでみろ。お願いです、小便漏らしそうなミキを、お便所に行かせてくださいってな」
「あっ……ああ……ぅっ……」
 ミキの唇が開かれる。恥ずかしくても、迷っている暇はなかった。
「お……おおっ……お願い……ですっ……!」
 声は徐々に大きくなっていく。最後は叫ぶようになっていた。
「ミキをっ……小便漏らしそうなミキをっ……お便所に行かせてくださいっ!」
 言い終えた……。
 それに対する答えが来る。
「ダメだ」
「そんっ……なっ」
 恥を忍んだというのに、あんまりな言葉であった。
 目の前が暗くなる。途端に気がふっと抜けてしまった。
 ちょろ……
「ぁ……」
 ミキは吐息を漏らす。この感触は……
 ちょろちょろ……ちょろ……ちょろろっ
「いや……うそ……いやぁぁぁぁ」
 悲しげな悲鳴が尾を引く。
「ぁぁぁ……止まらないの……出ちゃう……おしっこ出ちゃうぅぅぅ……」
 しゃぁぁぁぁぁぁ……っ
 尿は勢いを増して、床に黄色い水溜りを広げていった。尻の下にまで伝わってくるその感触に、ミキはむせび泣くしかない。
 悪夢のような数十秒が過ぎ去り、ようやく小水は止まった。
「ぁぁ……ゃぁぁぁっ……」
「ククッ」
 虚ろな瞳でわななくミキへ、またもヘビモズーの手が迫る。
 さわり。
「ひゃんっ!?」
 小水で濡れる秘所を撫でられた途端、予想外の痺れが背筋を駆け上り、ミキは大きく喉を震わせた。
「あ……やっ……今のは……っ!」
「分かったか? 今の恥知らずなお前にとって、人前での放尿は至福の一時ってわけだ」
 侮蔑の言葉とともに、鱗で覆われた指が、秘洞の奥をかき回す。
「いああっ……あっく……熱いのっ……激しいのぉっ! やあああぁぁっ!」
 ミキの意識は完全に快楽の渦へ飲み込まれていた。
「はひっ……ひぃぃっ! 壊れちゃうぅぅっ! 私っ……壊されちゃうぅぅぅっ! うあああっ……ああああああんっ!」
「さあマダラマン達、お楽しみの時間だ。好きなだけ犯していいぞ」
 ヘビモズーの言葉に、今まで見ているだけだったマダラマンは、一斉に襲い掛かってきた。真っ先にのしかかってきたのは、左右の二体だ。
「あああっ……ダメよっ! 今されたら私っ! ひっ……あああああっ!」
 押し倒されたミキは、なす術もなく、押し寄せるマダラマンの海に埋もれる。
 無数の手、舌、そして男根に、悶える女体は容赦なく貪られるのであった。


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