夏・・・・昔からお盆には、亡くなった先祖の霊が下界に戻ってくるといいます。
これは、そんな夏のある日、僕に起こった不思議な出来事です。
僕のマネージャー体験記
(前編)
作:逃げ馬
8月13日
8月も半ば・・・・夏休みも半分を過ぎた。毎日暑い日が続いている。道路わきの大きな木からは、セミの声が降り注いでいる。僕の前に伸びるアスファルトで舗装された道路は、太陽の光に照らされて陽炎が立ち昇っていた。
炎天下の昼間、僕は汗をハンカチで拭いながら歩いていた。やがて、僕の前に金網で囲まれたグラウンドが見えてきた。『カキーン・・・・』金属バットでボールを打つ音が響いている。
「どれどれ・・・?」
フェンスの向こうでは、野球部員が打撃練習をしている。その打球を守備位置についている部員が追っている。僕は、その様子を見ながら学校の校門をくぐった。校門には、『TS学園高等学校』と書かれている。僕は、それを横目で見ながら野球部が練習しているグランドに足を進めた。
僕は、石田浩二。高校2年生。この9月から、ここ、TS学園高校に転校をして来ることになっていた。前に通っていた高校の野球部で、ピッチャーをしていた僕は、転校をしてくるこの高校の野球部のレベルを見てみたかったのだ。
「どんな練習をしているのかな?」
グラウンドの脇に立っている木にもたれて、僕はグランドに目をやった。
ノックをした打球が外野に向かって弧を描いて飛んでいく。センターとレフトの守備位置にいた選手が走ってボールを追う。しかし、二人がボールを追ううちにぶつかって二人がグラウンドに倒れこんでしまった。ボールがグランドを転々と転がる。
「おい! ショート!! 行くぞ!!」
監督らしい中年の男が、バットでショートの守備位置にいる小柄な男の子を指した。
「ハイ!」
男の子がグラブを拳でパンと叩くと腰を落とす。『カキーン!!』バットがボールを打つ鋭い音がグラウンドに響く。しかし、次の瞬間、
「アッ?!」
ボールがグラブを掠めてショートの股間を抜けていく。
僕は苦笑いをしながら、グラウンドの隅に作られたブルペンにピッチャーの投球練習を見に行った。痩せて背の高いピッチャーが、キャッチャーを座らせて投球練習をしている。
『シュッ!』
『パシッ!』
投げたボールがキャッチャーのミットに納まった。しかし、前の学校で速いボールを見慣れた僕の目には、まるで、ボールに蝿でも止まりそうなスピードに見えた。投球練習が続く。しかし、やはり唸りを上げて飛んでくるようなボールはない。
「コントロールは抜群だなあ・・・キャッチャーが構えたところに必ずボールが来る・・・でも、このスピードじゃあなあ・・・しかも、変化球がないじゃん!」
僕は、思わず呟いていた。自分自身が、140kmはスピードが出るボールを投げるだけに、このスピードに半ば呆れながら練習を見つめていた。
このTS学園高校の野球部は、実は今まで試合で一度も勝ったことがないという噂だった。さっきの守備練習。そして、このピッチャーでは、その噂も頷ける。
「星岡! いい感じだぞ。これなら三日後の教剛高校との練習試合、いい試合ができると思うよ」
キャッチャーが、ピッチャーに向かって声をかけた。ピッチャーも、ニコニコしながら頷いた。
『教剛高校って・・・去年、全国大会で優勝した高校じゃないか・・・そんなところと試合? あそこの4番は全国大会でも屈指のスラッガーでプロ入り確実の松田だぞ! そいつを相手にあの球で・・・?』
僕は半ば呆れながらふたりを見つめていた・・・その時、
『カキーン!!』
「おい! 危ないぞ!!
声の聞こえた方を振り返った瞬間、僕の頭に何かがあたった。激痛を感じてひっくり返った瞬間、僕の意識は暗闇に吸い込まれて行った・・・。
「アッ?!」
マウンドにいた星岡が転倒している浩二に駆け寄った。
「おい・・・きみ! しっかりしろ!! おいっ!!」
細い体で倒れている浩二を抱き起こすと、浩二のがっしりとした肩を大きく揺すった。しかし、浩二の意識は戻らない。グラウンドにいた野球部員や、監督がこちらに走ってくる。誰もが心配そうに、気を失っている浩二の顔を覗き込んでいる。
「おい! 彼を医務室に連れて行け!!」
監督が言うと、
「よし・・・俺が・・・」
キャッチャーが浩二の体を担ぎ上げようとしている。
「おい・・・徳田?!」
心配そうに見つめる星岡に、
「おぶって行くから手伝ってくれよ!」
徳田が言うと、何人かの部員が浩二のがっしりとした体を徳田に背負わせた。
「しかし、こいつはどこから・・・」
「・・・うちの学校では見かけないよな・・・」
泥まみれのユニフォームを着た部員たちが担ぎ上げられた浩二の顔を覗き込んでいる。徳田が浩二を背負ったまま、小走りに校舎に向かって走る。
その時・・・淡いピンク色の光の球体が、フワフワとグラウンドの上に浮かんでいた。その光が、フワフワと揺れながら浩二たちの方に降りて来た。しかし、グラウンドにいる人たちは、誰もその球体には気がつかない・・・全く見えていないようだった。球体が徳田に背負われた浩二に近づいていく。浩二の背中に光の球体が眩い光を放ちながら入っていく。しかし、誰もそれには気がつかない。
「う・・・うーん・・・」
徳田の背中で、浩二が苦しそうに身をよじっている。
「どうしたんだ?」
思わず背中を振り返る徳田。背中に背負った浩二が苦しそうに息をしている。額には脂汗が浮かんでいる。
「徳田さん・・・ちょっとやばいかも・・・」
まるでねずみのような顔をした小柄な男が不安げな眼差しを向けていた。徳田は小さく頷くと、保健室に急いだ・・・。
「ここは・・・?」
目を覚ました僕の視界に入ってきたのは、白く塗られた天井と、青白い光を放っている蛍光灯の明かりだった。
「なぜ、こんなところに・・・僕は・・・」
ベッドの上に上半身を起こした僕は、
「ウ・・・イテッ!!」
頭に激痛が走り、思わず右手を頭に当てた。大きな物が、掌に・・・。
「ひえ〜・・・でかい瘤が・・・・」
顔をしかめて頭を撫でていると・・・。
「アッ・・・気がついたようだね!」
ふと見ると、扉の向こうに泥だらけのユニフォームを着た細身の男が立ってこちらを見ている。僕は上半身を起こすと、
「あなたは・・・」
ドアのところに立っていたのは、あのブルペンでピッチングをしていたピッチャー、星岡健二だった。星岡は僕に向かって笑いかけると、
「しかし、危なかったなあ・・・ヘルメットを被っていたわけではないんだから、当たり所が悪ければやばかったぞ!」
「すいません・・・」
僕は頭を掻きながら、ベッドから足を下ろした。
「いろいろご迷惑をおかけしました」
星岡は小さく頷くと、
「俺は、まだ練習があるから、これで!」
軽く手を上げると、歩き去っていった。
それを見送ると僕は小さくため息をついて立ち上がった。まだ、足がふらつく。なんとか踏ん張って立ち上がった。
「フウ〜〜〜ッ・・・」
僕は大きく息をつくと、軽く頭を振った。まだ、頭は霧がかかったようにボーッとして、足元がふらつく。
「・・・帰ろう・・・」
僕は医務室を出ると、家に帰ろうと校舎を出た。
夏の炎天下、アスファルトで舗装された道を歩いて行く。歩いているうちに意識は朦朧としてくる。夏の日差しのせいだろうか・・・からだの中が熱い・・・特に、胸の中が・・・。
「ウウ・・・」
思わず呻き声が出る。額に脂汗が浮かんでいる。ハンカチで拭いながらようやく辿り着いた家の玄関のドアを開けた。
「・・・ただいま・・・」
家の中に向けてそう言った途端、僕は玄関に座り込んでしまった。
「お帰り!」
母が奥から玄関を見ている。玄関に座り込んだ僕を見て、慌てて玄関に走ってきた。
「どうしたの? いったい?!」
驚いて玄関に座り込んだ僕を見つめている。僕は、ようやく顔を上げると、
「なんだか・・・からだが熱いんだ・・・」
呟くように言うと、母は慌てて僕の額に手を当てた。額に当てられた母の掌が、僕にはやけに冷たく感じられて気持ちよく感じた。
「あんた・・・熱があるじゃないの!」
母が大きく目を見開いて僕を見つめている。
「さっさと着替えて部屋でおとなしくしていなさい!」
母に促されて僕は2階に上がって自分の部屋に入った。汗を吸ってぐっしょり濡れたシャツとジーンズを脱いで青色の縦縞のパジャマに着替えると、僕はベッドに潜り込んだ。やはり熱があるのだろうか・・・体は汗びっしょりで、時々体の節々に激痛が走る。
「う〜ん・・・」
思わず呻き声が口から洩れる・・・。頭にボールがあたったくらいで、なぜこんな・・・。そんな不安が頭をよぎる中、僕は深い眠りに落ちて行った・・・。
深夜・・・部屋の中の布団の上で、浩二が汗びっしょりになって寝返りを打っている。
「う・・・う・・・・うーん・・・」
『ミシッ・・・・ミシッ・・・・ミシミシッ・・・』
浩二の口から、苦しそうな呻き声が洩れ、体からはまるで骨が軋むような不気味な音が部屋に響いている。
「ウ・・・・ウググ・・・・」
浩二が呻き声を上げると同時に、浩二の胸のあたりからボーッとピンク色の淡い光が輝きだす。それと同時に浩二の体に変化がおき始めた。
パジャマの胸の部分が浩二が呼吸をする度に膨らんでいく。窓から差し込む月明かりに照らされている肌は、しだいに白く・・・きめ細かくなっていく。体から骨が軋む音が響くたびに、浩二の体は小さくなり、今ではパジャマはすっかりぶかぶかになって、長い袖から手の指が少し覗いているだけだ。顔はすっかり変わってしまった。浩二自身の面影は全く残っていない。ウエストは細くくびれ、それとは反対にヒップはふっくらと膨らんでいく。
しかし、浩二は全く気がつかない・・・というよりも、絶え間なく襲ってくるからだの痛みに、脂汗を流しながら布団の上で体を震わせていた。そして次の瞬間、浩二の体から強い光が放たれ、その光が窓の外も照らし出す。 やがて、体から響いていた軋む音が収まると、ようやく浩二はスヤスヤと寝息を立てて眠り始めた。窓からは、朝の日差しが差し込み始めていた・・・。
8月14日
「かおる! 起きなさい!!」
母の声が聞こえて、僕は眠りを破られた。
「ウ・・・・ウーン・・・・」
僕はいつものように寝たまま伸びをすると、勢いをつけて布団の上に起き上がった。次の瞬間、
「エッ?!」
いつもとは違う感覚に、僕は戸惑いを感じた。胸が重い・・・これって・・・?
僕はゆっくりと自分の体を見下ろした。ピンク色の縦縞のパジャマの胸のあたりがふっくらと膨らんでいる。僕は、自分の目に飛び込んできたものを咄嗟に理解することが出来なかった。
「これって・・・・」
僕は、両手の掌をその膨らみにあてた。柔らかい感触が両手に伝わってくる。そして、その感触は僕の胸にも・・・。
「アッ・・・?」
思わず、僕の口から甘い声が洩れた。それは、聞き慣れた僕の声ではなかった。まるで同世代の女の子のような・・・。
『おんなのこ・・・?』
自分の頭の中に浮かんだ言葉の意味を理解した時、僕の体は震えだした。もう一度、自分の体を見下ろした。僕が呼吸をするのにあわせるように、目の前のパジャマの膨らみが上下している。そして、胸のふくらみから離した手は、見慣れた自分の手ではなかった。白く細い・・・綺麗な指・・・まるで・・・・? 僕は慌てて立ち上がると、クローゼットの横に置かれた姿身の前に立った。そこに映っていたのは・・・?
「これが・・・僕なのか?」
思わず呟いていた。
そこに映っていたのは、見慣れた自分の姿ではなかった。ピンク色の縦縞のパジャマを着た、セミロングの髪の小柄な女の子・・・。
どう見ても自分の物とは思えない綺麗な手で、パジャマの上から自分のウエストに手を当ててみた。驚くほど細い。かつての自分・・・いや・・・さっきまでの僕ならば、太腿の太さと変わらないほどではないだろうか・・・。そして、ゆっくり股間に手を当てた・・・そこには・・・?
「ない・・・・ないよ、本当に・・・!」
僕の体が震えだす。その時、
「かおる?! 起きているの?」
突然、部屋の扉が開いた。僕は驚きのあまり一瞬飛び上がってしまった。母が呆れたように僕を見つめている。
「母さん・・・僕・・・」
震えながら母を見つめていると、
「もう・・・起きているのなら返事くらいしなさい! それに、早く学校に行かないと、クラブに遅れるわよ!」
そう言うと、母は首を振りながらさっさと部屋を出て行ってしまった。僕は呆然と、その後姿を見送っていた。
「僕が・・・こんな格好になっても・・・全然驚かないのかよ・・・」
母が閉めて行った部屋の扉を見ながら僕は呟いていた。ため息をつきながら見慣れた部屋を見回した。すると・・・。
「・・・なんだよ・・・これは?!」
僕の目に飛び込んできたのは、見慣れた部屋の風景ではなかった。いや・・・ある意味では、見慣れているのかもしれない。しかし、そこには“男の子の部屋”の痕跡はなかった。
壁に貼っていたはずのモー〇のポスターが、ジャ〇ーズ系アイドルのポスターに変わっている。枕もとには、ねずみのキャラクターの可愛らしいぬいぐるみ。部屋の窓にかかったカーテンも、女の子らしいピンク色のカーテンだ。突然、僕はあることに気が付いてクローゼットに駆け寄った。荒々しくクローゼットの扉を開けると、中に吊ってある服を一つ残らずチェックしてみた。
「ワンピースにセーラー服? ジーンズがあるけど・・・これってレディースだよ・・・それに、これってミニスカートじゃないか?!」
すっかり中身が変わってしまった服を見て呆然としている僕・・・・そして、その意味を理解して、慌てて僕は、下着の入っている引出しを開けてみた。そこには、カラフルなブラジャーやショーツがぎっしりと・・・。
「何だよ・・これ・・・」
僕は改めて自分のいる部屋を見回した。そこには、昨日までの“男の部屋”の痕跡を探すことは、やはり出来なかった。
「これじゃあ・・・・まるで僕がもともと女だったみたいじゃないか?!」
僕は知らず知らずのうちに体が震えていた。膝がガクガクするのを抑える事が出来ない。
「いったいなぜ・・・こんな事に・・・」
『わたしがあなたを変身させたの・・・』
どこからともなく高く澄んだ可愛らしい声が聞こえてきた。部屋の中を見回しても、もちろん誰もいない。すると、窓から差し込む朝の日差しの中に、光の粒がいくつも現れた。それが集まって僕の見ている前でしだいに人の形になっていく・・・。
「ア・・・・アアッ・・・・・?!」
僕は驚きのあまり、その場にペタリと座り込んでしまった。淡い光に包まれて立っているのは、今の僕と全く同じ顔をしたセーラー服姿の女の子・・・。
「きみは・・・?」
僕は震える声で尋ねた。光に包まれて立っている女の子がニッコリと微笑んだ。
「わたしは・・・板倉かおる・・・」
「きみが・・・僕を女にしたのか?」
かおるが微笑みながら頷いた。
「わたしは・・・あの学校で、野球部のマネージャーをしていたの・・・」
かおるが僕の前に立った。なぜだろう・・・彼女の微笑を見ていると、僕は少しずつ落ち着いて来た。
「でも、夏の全国大会の予選前に・・・交通事故にあってしまって・・・」
寂しげな微笑を僕に向けている。
「だからって・・・」
僕は唇を尖らせながら、
「何で僕がこんな姿にならなきゃいけないんだよ!」
「・・・あなたに・・・・わたしの代わりになってもらおうと思って・・・」
「エッ?」
驚く僕に向かってかおるは、
「わたしが下界に降りてきたときに、ちょうどあなたは気を失っていた・・・・そしてわたしは、あなたの体に入ったの・・・」
彼女はニッコリ微笑むと、
「今のあなたの存在は、ちょうどわたしが死んだ後を埋める存在になっているの・・・」
「なぜ、そんなことを?!」
声を荒げる僕に向かって、かおるは、
「もうすぐ、わたしがいたTS学園高校の野球部が教剛高校と練習試合をするの・・・わたしたち3年生にとっては、最後の試合なの・・・」
かおるはしっかり僕の目を見つめている。僕は、何も言えなかった。
「わたしのいた3年間・・・野球部は1勝もあげる事が出来なかった・・・最後の試合・・・わたしもマネージャーとして参加したいの・・・・お願い、あなたの体を3日間だけ貸して!」
彼女が訴えるような瞳を僕に向けている。
「でも・・・僕・・・マネージャーなんてやったことが・・・・」
「大丈夫・・・今のあなたの体には、わたしの記憶も入っているから、自然に体が動くはずよ・・・・だから・・・」
彼女が僕に向かって手をかざした。すると、どうだろう・・・僕の体は自分の意思に反して、勝手に動き始めた。自然にクローゼットをあけて、青いスカーフのついたセーラー服を取り出した。慣れた手つきでパジャマのボタンを外すと、着ていたパジャマを脱いでいく。僕の目に、白いブラジャーに包まれた豊な膨らみが飛び込んでくる。僕は引出しを開けると、紺色のソックスを取り出して、その良く引き締まった足に履いた。ハンガーからセーラー服を外すと、慣れた手つきで紺色のスカートと、半袖の白い上着を身につけていく。そして、自分の部屋にはなかったはずのドレッサーの前に座って髪を整えていく。
『なぜ・・・こんなことはやったことがないはずなのに・・・』
そう思っていると、
『今のあなたは、わたしの経験も持っているからよ・・・』
頭の中に、かおるの声が聞こえてきた。
『今のあなたは、わたしと一心同体・・・これからもよろしくね・・・』
かおるの声が、頭に響く。鏡に写ったかおるの姿をした僕は、頬をほんのり赤く染めていた・・・。
僕のマネージャー体験記 (前編)
おわり
こんにちは! 逃げ馬です。
この作品は、夏休み用に書いていたのですが、遅れに遅れてようやく前編の登場となりました(^^;;;;。
さてさて、浩二君は自分が剛速球投手なのに、霊に取り付かれて“女子高校生”になってしまいました。そしてこともあろうに「マネージャーをやれ」と言われてしまっては・・・(^^;
後編で、浩二君=かおるは、いったいどんなマネージャーぶりを見せてくれるのか、そして野球部の試合の結果は・・・。
また、後編でお会いしましょう!
尚、この作品に登場する団体・個人は、実在のものとは一切関係のないことをお断りしておきます。
2002年9月 逃げ馬
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