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「僕が引こう・・・」
あなたはチェーンのついたボックスの前に歩いて行った。
チェーンのボックスから、美女・・・“鬼”の入っているボックスまでは、5mほどだろうか?
『近いな・・・』
あなたは、痺れたような頭で思った。
銀色のボックスの中で、まるで眠るように瞳を閉じている美女たち・・・彼女達は、あなたが『はずれ』の鎖を引いた瞬間、あなたを女性に変えるために襲いかかってくるのだ。
あなたの背中に、冷たい汗が流れ、手がじわりと汗ばんでくる。
ボックスには、赤・黄・白・緑・青・ピンクの6色の鎖が付いている。
「このどれかが・・・はずれ・・・か・・・?」
あなたは、じっと鎖を見つめていたが、そのうちの一本を手に取った。
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