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○MP3とは
「MP3」とは、MPEG-1 Audio Layer3(ISO/IEC 13818-3:1995)のことです。 これを簡略化して「MP3」と呼んでいるのです。 MPEGとはMoving Pictures Experts Groupの略で、「エムペグ」と読みます。 MPEGは国際標準化機構(ISO)のワーキンググループの一つです。 MPEGはMPEG1、MPEG2、MPEG3、MPEG4のようにいくつかに分類されています。MPEG3は主にHDTV用に開発されたものでしたが、後にMPEG2に吸収されています。MP3はMPEG2の中のAudioを規定したパートに含まれるもの(さらに、その中のLayerの一つ)であり、音声情報の圧縮のための規格です。ですからMPEG3とMP3は混同されがちですが、別物と言えます。 MPEG( Audio部分)において、圧縮比の違いに基づいてLayerが分類されています。そのうちの一つであるLayer3(MP3と呼んでいるわけですが)おいてはCDクオリティを実現しても1/10から1/12の圧縮率を得ることができます。 逆にLayer1では1/4程度、Layer2では1/6〜1/8の圧縮比しか得られません。Layerが下がるに従って、より数字的に大きいBitrateが要求されるので当然といえば当然なのですが。すなわちLayer1でCDクオリティを実現するには384kbpsが要求され、Layer2では192〜256kbpsが要求されるのです。閑話休題。 圧縮は簡単に言うならMDと同じく人間には聞こえない部分・情報のあまり必要でない部分をカットし、さらに類似データは一度の命令により実行する方法で行なっています。 ですから圧縮と聞くと音質のことがまず初めに心配になるのですがそれは問題ありません。 これがMP3の概要です。深く理解しないでも問題ありませんのでご安心を。より深く理解したい方はMPEGのHPをご覧ください。

MPEG(Moving Picture Experts Group)は動画圧縮の規格と思われがちですが、静止画や音声に関する規格 も含まれているのです。いわゆるCDクオリティ(16bit/44.1KHz/128..128kbps/stero)の音声を非圧縮で収録しWAVEファイルにすると、1分間あたり約10MBにもなります。このファイルを開こうとするとWindowsはとたんにフリーズしてしまいます。全てのアプリケーションを閉じて実際に行なってみると分かります。WAVEファイルを読み込むのに時間がかかってしまい、とても実用的とは言えません。。そこでMP3が登場するわけですが、MP3では聴感上のクオリティをほとんど損なうことなく、実使用ベースで1MB以下まで圧縮することが可能です。そのためHDDの負担も大幅削減され、無理なく再生が可能となります。インターネット上でも、128Kbpsを超える高速な専用線環境であれば、16bit/44.1KHz/steroのデータストリームをリアルタイムで再生することも理論上は可能です(実際はかなり無理がありますが)。もちろん、クオリティを落とすことで、もう少し低速な回線でも再生できるようになります。それでもたとえばRealAudioなどと比べれば、当然はるかに高音質です。 もちろん、一旦ダウンロードしてから再生することも可能です。フルスペックのMP3データは目安として1分1MBと考えてもらって大きく外れていないと思います。 フルスペックの4分間ほどのMP3データ(約4MB)をダウンロードするには、28.8Kbpsでは30分前後、64Kbps ISDNでも10分以上を要しますが、もし圧縮されていないデータを直接やりとりする場合を考えれば、はるかに短時間だと思います。

○CD-DAとはなにか
CD-DAとはCD-Digital Audioの略で普通の音楽CDこの方式で保存されています。ですからCD-DAと言った時には普通の音楽CDのことを指します。

○CD-DAにおいて音楽はどのように保存されているか
CD-DAでは、音楽はPCM方式のサウンドとして保存されています。そしてこのPCM方式のサウンドはWindowsが読み込む事のできる方式です。すなわち、CD-DAにおいてはPCM方式WAVEファイルの一部が存在しているのです。ところが、CD-DAはCD-ROMではないため、ファイルとしては読み出すことはできないのです。

○どうやってCD-DAから読み出すか
ファイルとしては読み出せないCD-DAなのですが、先述の通りCD-DA上にはPCM方式WAVEファイルのデータが存在しています。これを読み出せればWindows上でPCM方式WAVEファイルとして再現することができることになります。これを可能にしたのが「吸い上げソフト」と呼ばれるものです。これは通常の音楽の再生方法ではなく、それをデジタルコードとして読み出すことにより吸い上げを可能にしています。このように吸い上げソフトは、CD−ROMドライブに対して特殊なアクセスを行なうことによりデータを取ってくるのです。

○CD-ROMドライブ
すでに見てきたように吸い上げソフトを用いることによりデータを取ってくることは可能です。しかしCD-DAから吸い上げる時に、ソフトによっては動作しないものもあります。ソフトのヘルプには対応しているドライブの一覧を載せていたりします。これはCD-DAから音楽データを取り出すためのコマンドがドライブによって異なるため起きる現象なのです。元来通常のCD-ROMの読み出しには使用されないコマンド(RAWモード転送などと呼ばれている)なので、規格として統一されていないのです。ですから自分の使用しているドライブに対応しているソフトを選び使用する必要があると言えます。

Codec(コーデック)
> コーデックとはCOmpression/DECompressionを省略してそう呼ぶものだそうです。
すなわち動画や音声をデジタルデータに変換したり、その逆を行なうためのコード(プログラム)です。Windowsのマイコンピューターからコントロールパネルを開いて、マルチメディアの詳細設定を見るとオーディオ圧縮Codecsというのがあります。ここにCodecの一覧があります。ちょっと覗いてみては?
MP3に対応するコーデックにはFrauhofer IIS MPEG Layer-3 Codecがあります。
IE4.0xにはFrauhofer IIS MPEG Layer-3 Codec(高度)というCodecが附属してきます。Advance版とも言われます。しかし当該Codecは96kbpsまでしかサポートされてないらしいです(違ったらお知らせください)。 そのためProfessional版Codecをすでにお持ちの場合で、このAdvance版Codecを使いたくないような場合にはAdvance版Codecを削除してしまいましょう。削除したくない場合はプロパティを開き、「このオーディオcodecを使用しない」にチェックするか優先順位を繰り上げる事で対処できると思います。 また、例えば「YunaSoft MP3 Encoder」はソフト単体では動作せず、上記コーデックが必要になります。しかしこのコーデック自体は配布されていません。当該コーデックが含まれるソフトをインストールする形で入手することになります。すなわちInternet Explorer 4.0xやMPEG Layer-3 Producerをインストールする形で手に入れます。もちろんこのコーデックが手に入れば「YunaSoft MP3 Encoder」は正常に使用できます。このようにコーデックはMP3に変換する際に重要な位置にあります。

○ポストギャップ
通常CDには各トラックの最後の部分に無音部分が2秒ほど存在しています。この無音部分の事をポストギャップといいます。なぜこのポストギャップが存在するのかは分かりませんが、存在すしているのです(汗) MP3 Compressorというソフトはエンコードする際にいったんバッファにデータを貯えます。そしてこのバッファがいっぱいになった時にMP3にエンコードして行くという性格を有しています。しかしMP3 Compressorは全てのWAVの吸出しを終了した時点で、バッファにデータが残っているにもかかわらずエンコードを終了してしまいます。そのため、本来のデータサイズから比して300MB〜800MBほどデータの欠落が起きてしまうようです。 時間にして0.2秒〜0.6秒ほど欠落すると言われています。例えばライブアルバムから音楽を吸い出した時にこの欠落は致命的となるでしょう。なぜならライブアルバムというものは各トラック間にポストギャップが存在しないからです。逆にポストギャップが存在してはライブの臨場感が損なわれてしまいます。それがライブアルバムのエンコードにはMP3 Compressorは不向きであると言われる所以です。しかしそれ以外の場合では、単純に考えてCDのポストギャップが2秒間存在するとすると仮定しても、MP3 Compressorでエンコードした際の欠落部分は長くても1秒程度であるため、エンコードには全く支障がないと言えるでしょう。

○Frauhofer IIS

開発者で企業家のFrauhofer(1787〜1826)は彼の科学的、企業的業績を称えられた人でした。1949年にドイツのミュンヘンにFrauhofer-Gesellschaft社が設立され、その後も彼の名前はその道の指標として使われました。そして1985年、Frauhofer Institut Integrierte Schltungen(Frauhofer IIS)社設立。

○エンコード
エンコードとは音声などをデジタルコードに変換することを言います。この場合WAVEファイルをMP3ファイルに 圧縮変換する事を指します。

○デコード
デコードとはデジタルデータから音声などを復元することを言います。この場合MP3をWAVEファイルに解凍変換する事を指します。つまりMP3とは先述の通り圧縮されているものですから、それをMPegのプレーヤによって、聴くたびに復元(解凍)しているのです。WinAMP等のプレーヤーを用いてMP3等を聴くとはそう言う事です。ですから処理能力の遅いパソコンでMP3を聴こうと思うと解凍が間に合わず、音が飛んでしまうという現象を引き起こしてしまいます。

○サンプリングレート(Sampling rate)
サンプリングレートとは、音波をデジタル化するときに、その振幅を測るサンプルとして1秒間に測定する点の数のことです。このサンプリングレートが高くなる(すなわち測定する点が増える)と、ファイルサイズも大きくなります。例えばCDクオリティだと、サンプリングレートは44.1kHzです。これは1秒間を44100回に分けて標本をとり、その瞬間ごとの音声の周波数を数値に変換しています。言いかえると約0.000023秒に一回の標本をとっている事になります。従ってサンプリングレートが高いほどきめ細かな音楽となります。


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