★ TOPへ

日々思うこと   短詩   聞いていい?   LOVEsamoa   BBS   LINK   紹介


8/7へ                           8/9へ
8/8 

手の荒れがひどすぎるので病院に行こうと思い、ファレに来ていたTofiのいとこのIanetaに言うと、 「じゃあサモアの伝統的な薬草の塗り薬を用意して持ってこさせるね」といってくれたので、かぶれたりしないかなあとちょっと 心配に思いながら待っていたが一向に来ない。

そして、そのときファレに居たセホという若い男(TofiとIanetaのいとこ)に言うと、 「病院に行こう。俺が一緒に行くよ」とのこと。けっこう待っても薬を持ってきてくれないので忘れているのかなあとか思い、 (実際サモアの人はけっこう約束を忘れることが多かったので)また病院に行ったほうがちゃんと治るだろうと思って 行くことにした。

バスに乗って30分ぐらいのところにある病院で、やはりハエなどが飛んでいたりして、日本のほうが衛生的だなあ と思った。そして、セホが病院の治療費は外国人には高いから、おまえは友達で、俺の家にホームステイしていることにしろよ。 といことで、まあ俺にとってはそんなに高いとは思わなかったけど、せっかくの誘いなので承知した。ちょっとサモアの医者と看護婦を だまして罪悪感を感じた。でもまあこれもありでしょ。おかげでセホと仲良くなったしね。医者の診察のときに、「痒くて掻いたら こうなってしまった、今はかゆみはなくて痛みだけある」と言うと、殺菌のための塗り薬と、消毒薬をもらい、それをお湯に少し混ぜて 10分ぐらい手を浸けろと言われた。うんそれは効きそうだと思った、さらに飲み薬ももらったが、英語があまりできないため 何の薬か分からないし、アレルギーが出たら嫌だなあとか思って飲み薬は一応飲まないことにした。

すぐにでも消毒薬を使いたかったが、お湯を沸かすのは自分ではできないので、とりあえず塗り薬だけ塗った。 そして、Ianetaにファレに帰ってきて会う。病院に行ってきたと言うと、ちょっと怒ったような顔をしたので、もしかして サモアの伝統的な薬をちゃんと用意してくれたのか。こりゃまずいなあ。でも、くわしくは聞けず、向こうも言わないのでそのままに。 でも俺はホントに切羽詰ってたんです。すごい手が痛いしね。1秒でも早く治したいって思ってたから。

その後、教会で集会があるから、招待するよとホセがいい、ちょっと気は進まなかったけど恩もあるし、またサモアの教会で どんなことをやっているのか少し興味もあったので、行くことにする。 時間になったらセホが迎えに来るってことで、夕方までごろごろする。そしてセホが来て、まず俺の家に来いってことなので ついて行く。

道すがら、セホから「Tofiが君のガールフレンドになりたいから俺に聞いて来てと言っていたよ」ということを 聞き、ビックリ。だって出会って3日ぐらいだったし、そんなに特別なことをしたわけじゃないし、そんな雰囲気の会話も してなかったので突然で驚いた。といよりホセの冗談かと思ったが、どうやら冗談ではないらしい。 でも、俺は旅行者であと2週間もサモアにいられないし、そりゃあサモアンガールと結婚できたら、永住権も自動的に手に入るわけだ けど、結婚てそんなふうに決めるもんじゃないはずだし、何よりまだ結婚はしたくないし、彼女の内面はまだ分からないけど ルックスはタイプじゃなかったので「I like her. But I don't love her」と言って断った。「なんで?」とホセに聞かれたので 「まだ会ったばかりでお互いをよく知らないから」と答えた。そこでこの会話はおしまい。

セホの家で、セホは正装に着替えて、俺にも正装の服を貸してくれた。男性は白い長袖のワイシャツに、下は長いスカートのようなもの。 たしかラバラバとか言うのかな。女性はドレスがサモアの正装らしい。 そして一緒に教会へ。貧しい国なはずなのに教会はすごく立派だ。 サモア語で神父様からお話があって、そのあと楽器の演奏でみんなで歌を歌う。 セホがギターを弾いていて、サモア語の歌が多かったので俺はほとんど歌えなかったが、前にIanetaが教えてくれた、「sailing on the sea of his love」という歌を、弾いてくれたので、その曲だけは歌えた。集会が終わってセホに「ギターよかったよ」という。 そしてIanetaとTofiに会った。Tofiにはさっきの話がすでに伝わっているらしく、軽い挨拶だけで別れた。ファレに戻って夕食。

夜に、ドイツ人の同い年ぐらいの若いカップルがレンタカーでやってくる。事前に電話があったので俺もサモアのみんなと一緒に お出迎え。みんなでwelcomeしました。一緒に夕食を食べ、ちょっと会話をする。さすがドイツ人、英語はぺらぺらでうらやましい。 サモアで民泊してご飯を食べたことを言うと、女性のほうから「お腹こわさなかった?」と聞かれる。「全然だいじょうぶだったよ」 と答えると、彼女は首都アピアのホテルでご飯を食べて気分が悪くなり、病院に行って薬を処方してもらったそうだ。 彼女はベジタリアンだっていうことで、それも影響してるのかもしれない。俺は生水飲んでも平気だったよというと、さらに驚かれた。 東京生まれの東京育ちで、別段お腹が丈夫なほうじゃないのになあ。むしろご飯とか少食だったりするし。 彼らは金髪碧眼でカッコよかった。今度サモアに来るときはカップルで来たいなあとかチラッと思ったけど、それじゃさすがに 無理できないし、サモアの人とのコミュニケーションも減るだろうし、やっぱ面白くないかなあと思う。

8/7へ                           8/9へ

★ TOPへ

日々思うこと   短詩   聞いていい?   LOVEsamoa   BBS   LINK   紹介

テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル