魔性の森のユリア  第4章

(この章は登場人物が多いため,セリフの前にアイコンが入ります)

一体いくらの時が経ったのだろう,・・・・・・・・何十回にもわたる陵辱でユリアの体は白濁液でグチャグチャにされ,心ももはや壊れかけていた。
ユリア 「・・・・・・・・・・・・・・・」

クラウス「ふ〜〜む・・・・少しやり過ぎましたか?まあ全部の性欲処理が済んだのでよしとしましょう、幸いまだ壊れていない様ですし。」

そんな,身勝手な事を思っているとふと思い立った。

「そうだ!!私自身が済んでない!」
どうやら今までこいつは,村の娘を襲っては記憶を消して,を繰り返していたらしい。
「・・・・・ですが,しばらくは無理そうですね,まあ仕方ありません」
そして再び何かを考え出した
「それにしても,やはり一人というのは無理がありましたね。やはり近くの村の娘でもさらいに行きますか・・・」
その時だった,森の向こうから凄まじい風が吹いてきた!!
「なに!!!くっ・・・・・・・・・・ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁっ」
咄嗟にシールドを張ったものの吹き飛ばされてしまう!
「何者です!!」
身構えるクラウス。

????「森の異変を聞いて来てみれば,こういうことだったのか。」

????「人のやる事とは思えませんね。」

????「ま オイラ達に見つかったのが運の尽きさ。」

声と共に木の影から3人の男が現れたのだった!!

「この森には結界を張って姿を隠してあるのにどうやって?!」
     
一人目は緑の髪にローブを着た青年
レヴィン 「隠しすぎて逆に不自然だったよ,あった筈の森が姿形も無いのだからな。」

2人目は金髪に赤い服の青年
ノイッシュ「加えて今まで近辺で奇妙な事件が立て続けに起っていた所なら,誰でも怪しみますよ。」

最後は金髪を後で束ねた身軽そうな青年だった
デュー  「どうやって入ったかと言われれば結界に穴をあけて入ってきたに決ってるじゃん。」

    クラウスは結界を破られたことにかなりおどろいているようだ。
 「私の結界を破った!貴様達一体・・・・・・」
 「あいにく貴様などに名乗る名前は持ちあわせていないのでな。」
 「素直に捕まるならよし,抵抗するなら力に物を言わせることになりますよ。」

     3人はクラウスを取り囲もうとした,が・・・
 「ふっふっふっ・・・・結界を抜けた位で粋がってもらってはこまりすね。」

クラウスの手に魔力が集まっていく。
 「む!・・いかん!みんな離れろ!!」
 「食らうがいい!! ボルガノン!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!! 

その瞬間,クラウスから放たれた凄まじい火炎が辺りを包みこんだ。不意をつかれたが,3人は寸前のところでなんとか,避けられた。
 「ほう,避けましたかやりますね。」

デューとノイッシュは大剣を抜き戦闘態勢に入った。
 「まっ,こういう事になるだろうとは,思っていたけど。」
 「二人とも,いくぞ!!」
 「おう!!」
 「ちょうどいい! あなた方にはこいつらの戦闘力検査の実験体になってもらいましょう,行けケルベロス達よ!!」

     影に潜んでいたケルベロスがクラウスの命令に従い3人に牙をむく。
 「これは・・・ !こいつ等が一連の事件の犯人ですか・・・・くっ」

      ケルベロスの牙を剣で受け止める!
 「ぐぐぐぐ・・・なんて力だ・・・てやぁ!!」

      ケルベロスを横に受け流し首に剣を叩き込む。

ケルベロスA「グギャアアアアアアァァァァァッ」

      首を落とされてもしばし動いたがやがて止まる。
  「どりゃぁぁぁ! くそっなんて化け物だよ,この数じゃ,やばいかも。」

      素早い動きと,勢いで増した大剣の威力で次々首を切り落としていく。
 「始まったばかりだぞ,弱音を吐くな,トルネード!!」

      ビュ―――――――ゴゴゴゴ・・・・

竜巻が3人の周囲の敵をなぎ払う。その時クラウスはさっさと空に退避し戦いの様子を見ていた。

 「ほう・・これは,予想以上の強さですね。本当になに者なのでしょう? それともケルベロスの改良の余地が,まだまだあるという事なのでしょうか?」

     数に圧倒的に劣る3人は背中を合わせ近寄って来る者から切り捨てていた。

 「てやっ!! だりゃぁ!! これで、ようやく半分というところですか。」

ケルベロスB「ギャオン!!」

ドサッ!

 「そうだね,必殺! 太陽剣!!」

ケルベロスC∩D「グギャアッ!!」

 ドサッ! ドサッ!

  「しかし,まだかなり居るぞ,エルウィンドウ!!」

ケルベロスE〜I「グオオオオオオオオンッ!!」

ドサササッ!

なんとかケルベロスを倒しながらも,次第に追いつめられていく3人,しかしかなりの数が減ったもののそろそろ疲労が表れてきていた。

 「ハァッ ハァッ ハァッ まずいですね。」
 「ああ,そろそろ限界だよ。」
 「・・・・・・・・・・」
 「どうかしましたか?」
 「・・・・私に考えがある,二人とも!奴への道を開いてくれ!」
 「わかりました,無理しないで下さいよ。 いくぞ秘剣! 流星剣!!」
 「わかった!必ず成功させてくれよ。 食らえ! 必殺! 月光剣!!」

      そう言って二人は群れに切かかっていった。
 「ぬ! なにを企もうと無駄ですよ,取り押さえなさい!!」

      2体のケルベロスが人狼になりレヴィンをとりおさえた!!
 「くっ,しまった!!」
 「レヴィン!! うっ! でやぁ!」
 「くそっ!! レヴィン!」

      二人はケルベロスの相手で手一杯だった。
 「フフフフフ・・・・・ これで最後です!!」
 「くっ・・・・・・・・・・!!」
 「ボル・・・ガノンっ!!」

ゴウッ!! ドゴ〜〜〜〜オ!!

 「レヴィン〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」


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