次にやってきたところは、
吉野熊野国立公園にある、名勝 那智の滝。

日本の滝百選、日本の水百選、
そして日本の音のある風景百選に
選定されているらしいです。

拝観料を払うと、
少し近くで滝を見ることができます。

高さ１３３mもある滝の迫力は、
遠くから見てもすごいものですが、
近くに寄ると、もっとすごいっ！
勢いとか、大きさというのもそうだけれど
音もすごい。確かに、音のある風景だー（笑）

色々なところで見たり撮ったりしていたら、
（ぬいの撮影ポイントを探していたら、とも言う（笑））
取材に来ていた某局の方に
「ケーブル踏まないで下さいね」と
言われてしまった……。
ちょこまかしすぎ？

　

私たちがこの旅行に行くちょっと前の
２００４年７月１日に「紀伊山地の霊場と参詣道」が
世界遺産として登録されました。

紀伊山地の霊場に含まれている熊野三山
「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」に、
お参りする人々が歩いた道が「熊野古道（参詣道）」。

実際に熊野古道は歩かなかったのですが、
那智の滝のお滝拝所からの帰り道、
背の高い杉並木や、生い茂っている草木を見ていると
「熊野古道ってこんな感じなのかなー」って気分が味わえました。

　

那智の滝の敷地をでて、
次に向かうは、青岸渡寺と熊野那智大社。

急な階段を６人無言で上っていきます。
たまに出る言葉と言えば「暑い」「疲れた」。
それでも時間がないので（笑）、
休まず黙々と上り続けて、到着したのは青岸渡寺三重塔。
鮮やかな朱色が、私たちを迎えてくれました。

青岸渡寺三重塔と、那智の滝。
良く写真になっている構図を撮ろうと、しばし格闘。
集合写真も撮ったりして、更に上を目指します。