ロドモンストーリー

その世界の終末に、
人類は生まれた…
世界の終末を知らされることもなく
人々は繁栄を続け
その数を大きく増やした頃、
最初の柱が生まれた

柱は徐々にその長さを伸ばし
新しい壁面を見せる度に
魔を吐き出した

人々は英知を結集し
これを封印しようと試みたが
次々に生まれる柱と
そこから吐き出される魔を
全て封印することは出来なかった

柱の数が十を数える頃
討ち滅ぼせない魔に対して
召喚魔法が発明された

召喚魔法は無力な人々の
大きな力となって街を守った

その召喚魔法の始祖の名は
ウグトという

ウグトはその後も、
いくつかの召喚魔法を編み出したが
同時にそれは
いくつかの災いをも、
呼び込むことになった

災いは二度の戦争を生み
人の数を大きく減らした

そして…、
辺境の地となった都で
ウグトが死んだ

ウグト自身の、
未知の魔を抑え込んでいた力が壊れ
今までの、どの柱よりも
巨大な柱が生まれた

世界の半分をもその影にしてしまう
この柱を、人々は戦争の柱と呼んだ

ウラムルト 「なぜだ?
ケイス 「そもそも、かのウグトが呼び込んだ
災厄だからだ

そのウグトの末えいにゆだねられる
問題でもあるまい
ウラムルト 「それは違う!ウグト様の過ちを
受け入れたのはお前たちのほうだ

我々は受け入れていない!
ビッシュ 「それはまたそれで誤解があるな

俺たちはウグトのように間違った
使い方はしないといっているんだ
ケイス 「じゃあ聞くが、それを具体的に
行動として考えたことはないのか?
バレッキ 「時間をかけて治癒力にゆだねるのが
人のやりかただ
ビッシュ 「バレッキ殿、それは人が周りの
自然に負担をかけているだけだ

人にできることをやったと
いえるのかい?そいつは
コイン 「俺はあまり気にしないでやりたいな
バレッキ 「人を自然と分かつのは
容易ではないぞ?それでも…
ビッシュ 「それでもやるしかあるまい
ケイス 「ここに集まった意味って
そんなにないと思うんだが

協力してもらえるのでなければ
俺は帰るよ
ウルト 「なんかだめねぇ・・・

だらしがなくて慎重な人たちなのね

どう?ここでみんなで戦うってのは

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