<この話のTOPへ> あなたは右に向かって走った。 坂本は全速力で左に曲がっていく。 『誰かが、展望台に行かなければ・・・』 その思いが、あなた達二人を走らせる。 あなたはチラッと後ろを振り向いた。 “鬼”は、あなたを追っている。 「クソッ!」 思わず毒づくあなた。 あなたが走る。 “鬼”がその差を詰めて行く。 あなたの前には、美しい花が咲き乱れる花壇が近付いてきた。
<右に曲がる> <左へ行こう!>
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