2000年3月・2日目〜3日目


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東北本線その1
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東北本線その1


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小牛田〜松島
松島〜高城町
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[小牛田〜松島]
鳴子(なるこ)温泉から乗ってきたディーゼル車を小牛田(こごた)で降りた。

とりあえず仙台方面の電車に乗り換える。はじめて小牛田で乗り換えた時は、乗り換え時間があったので駅前でラーメンとか食べてたものだが、今日は時間がないのですぐ乗り換えである。階段をのぼっておりればすぐ仙台行きのホームに着く。

電車がやってきた。今日は3連休のなかびだが、それなりに学生とかで混雑している。たいてい休日でも部活とかで学生が乗っているものである。でもものすごく混雑することもあるので今日はそれほどでもないようだ。

電車は発車し進んでいく。このあたりは田んぼとかが広がっているのだが、3月では枯れた土地があるばかりである。このあたりはそれほど雪も積もっていない。

田んぼ地帯を抜け、小高い山が見えてくるとそろそろ目的地、松島に到着である。
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[松島〜高城町]
今日の目的地は塩釜(しおがま)の魚市場なのだが、東北本線の塩釜駅は塩釜の中心地からは離れており、歩くとけっこうかかるようだ。それよりは仙石線(せんせきせん)の本塩釜(ほんしおがま)が便利そうである。

塩釜と本塩釜はけっこう距離があるが、松島と仙石線の高城町(たかぎまち)は歩いて行ける距離だという話なので松島・高城町経由で本塩釜に行く計画なのである。

電車は無事松島駅に着いた。ここで降りる。

駅前に道がある。高城町は海岸方面だよなあと思いながら進んでいく。

しばらく進んだところで踏切を見つけた。仙石線だろう。たぶんこの踏切から石巻方向に進むと駅があるんじゃないかと思いながら進んでいくと無事高城町を発見した。ぼくは高城町に向けて進んでいった。
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仙石線


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高城町〜本塩釜
市場
大判焼き
東塩釜〜あおば通
あおば通〜仙台
北口・東口
買い物
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[高城町〜本塩釜]
東北本線の松島駅から仙石線の高城町まで歩いてなんとかやってきた。閑散とした駅かと思いながら改札に青春18きっぷを見せてホームに来た。すでに電車が停車している。乗ってみよう。

乗ってみたら、ありゃりゃ、客がいっぱいだ。しかも乗るとすぐに発車だ。どうやら高城町始発の電車らしい。そのまま進んでいく。

松島海岸を過ぎる。このあたりはレールから海が近く、松島の海が見える。

松島と言って思い出すのは、中学の修学旅行で、めったに見ない海で、いい景色だなあと思っていたのだが、帰ってきてから同級生の作文を見ると、海がきたなくてがっかりしたと書いていたことだ。

それを見て感じたことは、こいつ家族に、ものすごくきれいな、松島よりもずっときれいな海を見に連れて行ってもらったんだなあと思ったことである。こいつみたいにもっといろいろなところに旅行したい、そういう思いが今のぼくの旅行ザンマイの生活につながっているんじゃないかと思う。

松島を過ぎ、しばらく山の中を走るといよいよ目的地、本塩釜(ほんしおがま)だ。ここで魚市場に行くというのが目的なのである。

仙石線の電車は本塩釜に到着した。電車を降り、青春18きっぷを見せて改札を出た。まずは駅周辺の地図を見よう。
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[市場]
なんとか地図を見つけて、魚市場の位置を確認した。なんと魚市場は本塩釜より東塩釜の方が近かった。でもたいした距離ではなさそうだし、歩いて魚市場に行くことにした。

てくてく歩く。本塩釜から東に進む。東塩釜が見えてきた。ここで海岸沿いに向けて、右に曲がることにした。さらに歩く。

ようやく海岸の、魚市場っぽい場所にやってきた。確かに魚市場だ。しかしひとけは全くない。そりゃそうか。魚市場なんだから、にぎわっているのは朝早くだろう。

はて、ゲーム「お嬢様特急」で見た「塩釜の魚市場」っていうのは何だったのだろう?

お嬢様特急の塩釜の魚市場は、魚とかを売っている場所だった。もしかしたらこことは別にそういう場所があるのかもしれない。ぼくは脇道に入り、いろいろ探してみた。

あったあった。お嬢様特急の塩釜の魚市場と同じ場所だ。ちゃんと店員がいて、いろいろ売っている。しかし正式には「魚市場」ではなく、長いので忘れてしまったが「ナントカカントカ卸売市場」といった感じの名前の場所であった。

お嬢様特急では、長いので塩釜の魚市場という名前にしてしまったのだろう。
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[大判焼き]
とりあえずいろいろ見てみる。学校のグラウンドほどではないが、教室4〜5個分の面積の敷地の中に、いろいろな店が集積しているようだ。

3連休のなかびではあるが、ぼくのほかにお客はあまりいない。今のところ客より店員の方が人数が多いようだ。

店によって売っているものは違う。残念ながらぼくは今日は会津若松で一泊してあしたアパートに帰るので、魚とかを買っていくわけにはいかない。何か手軽に買えるものはないかな?

いろいろ歩いているうちに、大判焼きを売っている場所を見つけた。これを買おう。

ぼくは、めったに買わない大判焼きを買って食べた。うん、やっぱりうまい。

まあ、ゲームの中の場所が確認できたことだし、大判焼きも食べたし、このくらいで仙台に向かおうかと思った。

ぼくは卸売市場を後にして、東塩釜駅へと歩いていった。それほど時間もかからずに着いた。さあ、仙石線にまた乗ろう。
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[東塩釜〜あおば通]
卸売市場から歩いて、なんとか東塩釜駅にやってきた。青春18きっぷを見せて改札を通り、ホームに行く。さあ、いよいよあおば通だ。それから新しい区間にも乗る。まあ地下だから景色は見えないだろうけど。

電車がやってきたので乗る。仙石線っぽい電車である。お客はかなり多い。電車は発車し、さきほど降りた本塩釜を過ぎ、海と山が近くにある景色を進んでいく。

そして苦竹(にがたけ)が近づいた。このあたりもバイトとかで近くに良く行った場所だが、仙石線は使わず、もっぱら自転車だった。

なんだかレールのガタンゴトンという音が小さくなったかな、と思った後で、電車はすーっと地下に入っていった。

あとは宮城野原(みやぎのはら)、榴ヶ岡(つつじがおか)といった何回か通った地上の駅が地下になっている。そして仙台。地下の駅だ。半分くらいのお客が降りてなおも進む。

ほんの1分ほど電車は進み、終点あおば通に電車は到着した。まずは降りよう。
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[あおば通〜仙台]
この駅は仙台市営地下鉄との乗り換えの便を図ってできた駅らしいが、地上に進むとどこに出るんだろう?

地下鉄の案内とはあえて反対に進んでみた。改札があるので青春18きっぷを見せて通る。仙台にも青春18きっぷで通れる地下の駅ができたんだなあ。

階段を上がって、さらに上がる。ようやく歩道に出た。あおば通という駅名なのだから出た場所も青葉通りである。ここは吉野家のある東五番丁よりも、ダイエーや七十七銀行がある東二番丁の方が若干近い場所である。

まあとりあえず仙台駅に向けて歩くか。

てくてく歩いてペデストリアンデッキに上がり、仙台駅にやってきた。
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[北口・東口]
さあ、まず確認したいのは北口だ。仙石線がまだ地上にあった時は、仙石線に乗るにはこの北口から入り、地下通路を通るのがいつものルートだった。階段をおりて北口に出る。

無情にもそこにはシャッターで閉鎖された入口があるだけだった。こうやっていろいろなものが思い出のかなたに消え去っていくのだろう。

次は東口だ。勝手知ったる仙台駅、東西自由通路のある場所はわかっている。エスカレーターに乗り、ステンドグラスの前を通って自由通路に行く。

通路を通って東口へ・・・うひゃあ、変わったなあ。

昔の東口は閑散とした場所だった。列車の車両を利用したラーメン屋があって、たまに行ったものだった。

そこが、いろいろな店がある場所に変わっていた。

お店に行きたいが、まずは以前の仙石線のあった場所を確認してみることにした。北に進んでみる。

仙石線の踏切がある場所にやってきた。仙石線は仙台駅の近くでも踏切があったのだ。だから地下化されてしまったのだが、2000年まで地上にあったのである。

そこには立ち入り禁止の囲いと、囲いの向こうにレールが敷かれていた跡が見えた。

なんとも無情の風景である。そう言えばおととし出雲市に行った時も、山陰本線が高架になった直後で、こんなふうに地上の踏切跡があったなあと思い出す。
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[買い物]
とりあえずこんなものでいいだろう。さあ、お店に行こう。

そこにはヨドバシカメラ仙台店があった。うわあ、すごいものができたなあ。

入ってみると、とても広い店舗である。ヨドバシカメラと言っても小さな店もある。ぼくが最初に知った新宿の大ガード店とかである。

大ガード店の10倍以上の規模がある店であった。エスカレーターで上のフロアに上がっても、ずっと家電が売っているのである。いいなあ、仙台にもこんな場所ができたんだ。いろいろ安く買えるなあ。

さてぼくも何か買おう。そう言えばぼくは先月パソコンを買ったんだった。パソコンソフトでも買っていこう。

ぼくはパソコンソフトのフロアに行き、ソフトを2つほど買った。これで今日はおしまいにして、会津若松に行こうと思った。ヨドバシカメラを出て、東西自由通路を通って仙台駅に戻ってきた。
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東北本線その2


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[旅行記本文]
ヨドバシカメラ仙台店を出て仙台駅に戻った。勝手知ったる仙台駅、改札に青春18きっぷを見せて通り、福島行き電車の出るホームを探して階段をおりて電車を待つ。

やってきた。客が降りていく。そして乗る。ボックスシートのたくさんある電車である。3連休のなかびではあるがけっこう席は空いている。そして発車。

右手にテレビ塔を見ながら長町に着き、さらに右手に住宅だらけの山々を見ながら進んでいく。岩沼を過ぎると左手に常磐線が分かれていく。そして山と山の間を通る。

すると見晴らしのいい場所に出る。もうすぐ福島だ。山をおりていき、終点福島に到着だ。

さあ乗り換えだと思って電車を降り、黒磯行きの電車の出るホームを調べると、なんのことはない、今まで乗ってきた電車がそのまま黒磯行きになることがわかった。こういうことはめったにない。逆に伊豆急行で、時刻表上では1本の電車なのに伊豆高原で乗り換えさせられたことがあるので逆もあるのだろう。

あとはまた発車で、郡山までの間も山をぬって電車は進み、無事郡山に到着した。ここで電車を降りる。

あとは今日の宿である会津若松まで磐越西線で向かおうと思いながら、階段へと向かった。
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磐越西線


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旅行記本文
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[旅行記本文]
黒磯行き電車を郡山で降りた。まだ日は暮れておらず、このまま黒磯まで乗っていれば今日中に東京に帰れるのに、只見線に乗るだけのために会津若松に向かうのである。

乗り換え時間はそれほどないのでただちに階段をおりてのぼって磐越西線ホームに向かう。いつもと同じボックスシートがたくさんある電車だ。もちろんぼくはロングシートにすわる。

電車は発車し、郡山の市街地を離れていく。去年降りた猪苗代湖畔(いなわしろこはん)駅は臨時駅なので3月は通過である。

磐梯山を見ながら電車は進み、遅れることもなく無事会津若松に到着した。ここで降りる。

今日泊まるのは「駅前フジグランドホテル」というホテルである。どこにあるのかと思ったら、駅を出て右に曲がるとすぐあった。まずはチェックインして荷物を置いていき、買い物に出かけた。
なにしろあしたは午前6時前の只見線に乗るので、あらかじめいろいろ買っておかなければならないのだ。今朝は鳴子温泉のホテル瀧嶋で豪華な朝食を食べているから夕食は弁当でいいだろう。

夕食の弁当とあしたの朝食、飲み物を買ってホテルに戻る。そして風呂に入る。今日はいろいろあっておもしろい旅行だったなあ。

そんなことを考えながらぼくは眠りについた。おやすみなさい。
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只見線


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[起床]
午前5時。

ぼくは泊まっていた「駅前フジグランドホテル」で目を覚まし、したくを始めた。
そして5時半。ぼくはフロントに行った。フロントにはホテルマンの制服ではなく警備員の制服を着たフロントマンがいた。そして部屋のキーを渡してすぐそばの会津若松駅に向かった。やっぱり駅のすぐそばというのは便利である。

さすがにコンビニは開いていない。もちろんきのうのうちに飲み物や食べ物は買っている。

今回で只見線に乗るのも4回目になる。
今度は会津若松を早朝に出て、小出に午前中のうちに到着するのだ。

さすがに会津若松に朝到着する夜行列車はない。だからこの列車に乗るためには会津若松に近いホテルに泊まるしかないのである。

今回は仙石線の仙台→あおば通に乗るのをメインとした旅行のついでに会津若松駅前に泊まり、只見線に乗ることにした。ちょっとした旅行のアクセントである。

この前は小出に着くと新幹線を使わないと東京に帰れなかったが、今回は会津若松を早朝に出るので小出には午前中に着ける。小出に午前中に着けばそこから東京までは普通列車は豊富である。
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[乗車]
旅行の3日目である。ぼくは改札で青春18きっぷの4日目にスタンプを押してもらい、階段を昇って降りて只見線ホームに向かった。

ディーゼル車は今回も同じ車両だ。
こんな朝早くであるにもかかわらず、これ以外ディーゼル車が数時間後にしかないためちらほらとお客がいる。この中にわざわざホテルに泊まってこの列車に乗る人がどれくらいいるだろう。

そろそろ発車のようだ。

発車時刻が来てディーゼル車は会津若松駅を発車した。

この前は気がつかなかったが、けっこう会津の平野は広いようで、雪景色の田んぼらしい風景の中を只見線は進んでいく。

平野が過ぎた後で前回も見た川の風景になる。
お客があまりいない中をディーゼル車は進んでいく。やはり川はいい。
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[到着]
川が終わると山の風景になる。山の中をぬって進む。
やっぱりこのへんは雪の中である。

そして景色が平野になってもやはり雪の中である。
そのままディーゼル車は小出駅に着いた。

あまり越後湯沢行きの電車まで時間がない。
ぼくはすぐに階段を昇り、電車が出るホームに向かった。
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上越線


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小出〜水上
水上〜高崎
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[小出〜水上]
会津若松から乗ってきたディーゼル車を小出で降りた。まだ朝10時である。こんな時刻に小出にいたことは一度もない。さわやかな天気である。

上越線のホームに向かうと水上(みなかみ)行きの電車がやってきたので乗る。それほど混雑はしていない。

上越線にはいろいろな季節に乗ったことがあるが、この季節に乗ったのは6年前だった。あの時は只見線がおばちゃんたちでいっぱいだったが今日はのんびり過ごせた。上越線ものんびりした電車で、雪景色である。遠くの山々も雪をかぶっている。そのまま越後湯沢に着いた。

6年前には年末にも上越線に乗ったことがある。あの時はスキー客でいっぱいだった。
しかもスキー客がぼくにタバコをすすめてくる。今はもう普通列車はタバコ禁止なのでそんな風景も過去の物になってしまったなあ、などと思っているうちにトンネルに入る。
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[水上〜高崎]
トンネルを抜けてもまだ雪景色のまま水上に到着だ。上越線には去年の10月にも乗ったが、水上から高崎まで大混雑だった。
しかし今日の高崎行きはそれほどでもないようだ。さすがに登山シーズンではないからなのだろう。電車は水上を発車する。沼田でもそれほど客は乗ってこない。

そして渋川(しぶかわ)を過ぎ、雪は見えなくなった。赤城山と榛名山を見ながら電車は進み、高崎に着いた。まだまだお昼になったばかりである。

高崎線の電車は本数が多いのでここで降りて昼食にしてもいいのだが、なんとなく急いでアパートに帰って、アパートのそばのコンビニででも弁当を買って食べようと思い、高崎線に乗り換えてまっすぐ帰ることにした。さあ、乗り換えだ。
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高崎線


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旅行記本文
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[旅行記本文]
水上(みなかみ)から乗ってきた電車を高崎で降り、上野行きに乗り換えた。

長かった3日間の旅行もこれで終わりだ。

電車は発車する。烏川(からすがわ)を渡り、神流川(かんながわ)も渡ると埼玉県だ。

まだお昼を過ぎてそんなに時間がたっていないので、アパートに帰ってもまだ暗くはなっていないだろう、あしたは会社だから少し休もうと思った。

いつものように、大宮が近づくと混雑してくる。日常の生活がまた近づいてきた。

疲れているので仙台のヨドバシカメラで買ったパソコンゲームをやるのはあした以降にしようと思いながら、ぼくはアパートに帰っていった。
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