期間 | 秋田 | 高知など | 那覇 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
JAL | ANA | JAL | ANA | JAL | ANA | |
4/1〜4/23 | 12000 | 10000 | 15000 | 12000 | 15000 | 14000 |
4/24〜5/10 | 12000 | 15000 | 15000 | 18000 | 15000 | 21000 |
5/11〜8/6 | 12000 | 12000 | 15000 | 15000 | 15000 | 18000 |
8/7〜8/23 | 12000 | 15000 | 15000 | 18000 | 15000 | 21000 |
8/24〜11/30 | 12000 | 12000 | 15000 | 15000 | 15000 | 18000 |
12/1〜12/24 | 12000 | 10000 | 15000 | 12000 | 15000 | 14000 |
12/25〜1/4 | 12000 | 15000 | 15000 | 18000 | 15000 | 21000 |
1/5〜2/28 | 12000 | 10000 | 15000 | 12000 | 15000 | 14000 |
3/1〜3/11 | 12000 | 12000 | 15000 | 15000 | 15000 | 18000 |
3/12〜3/31 | 12000 | 15000 | 15000 | 18000 | 15000 | 21000 |
1996年以前は国際線のみだった航空マイレージシステムが、1997年に国内線でも運用が始まりました。
当初は原則として無料航空券の引き替えに必要なマイル数は、遠方では多く近場では少ないシステムでした。それが日本エアシステムと日本航空が合併した際に、国内どこでも15000マイルを要するシステムに変わりました。
それが2008年から、1997年当初のように遠方では多く近場では少ないシステムに戻りましたが、それだけでなく、「日付変動制」になりました。
原則としてゴールデンウィーク、お盆、年末年始は必要なマイル数が多く、その他の期間は少ないシステムになったのですが、ものすごく細かく、複雑怪奇でした。
ところが、日本航空は若干単純になりました。概要は以下の「2019年以前との変更点」を参照してください。
必要なマイル数と期間を示したのが上記の表です。ごらんのとおり、同じ目的地でも日本航空と全日空でマイル数は異なり、以前は「ほとんどの期間で全日空の必要マイル数は日本航空の必要マイル数以上です」と説明していたのですが、とうとう閑散期には日本航空の必要マイル数が全日空の必要マイル数を上回るようになってしまいました。日本航空が白旗を上げた感じです。
全日空では行きと帰りで必要なマイル数が異なる期間になる場合、期間ごとの必要マイル数を足して2で割ったマイルが必要です。2019年の時点ではこの項目は「全日空が日本航空より優れている点」として説明しておりましたが、もう日本航空では期間によって必要なマイル数が異なることがなくなりました。
それから、上の図では秋田・三沢・青森・徳島・高松・松山・高知・那覇に限定して示しましたが、その他の空港については、
・1997年当初は日本航空・日本エアシステムで四国の4空港が他の場所より優遇されており、羽田から10000マイルで往復できたが、今回は日本航空・全日空ともに「秋田と三沢」「大阪と岡山」の境界で必要マイル数が上がっている。
・また、那覇は日本航空は鹿児島と(すなわち岡山や三沢と)必要マイル数は同じだが、全日空は必要マイル数が鹿児島より多くなっている。
といった差があります。大阪(伊丹・関空・神戸)は秋田と必要マイル数が同じで、四国や三沢・青森は鹿児島・福岡・札幌と必要マイル数が同じグループになったということです。
1997年当初は、どの航空会社も無料航空券を引き替える際、羽田などを出発する便と羽田などに到着する便に繁忙期の使用制限がありました。
しかし2000年代中期から2011年までしばらくの間、この使用制限はなくなっていたようです。
その使用制限が2012年になって、全日空のみ復活いたしました。2020年度の使用制限は以下のとおりです。
・羽田発の便が無料航空券の往路・復路で利用不可(2020年度):
5/2〜3、8/8〜10、12/29〜30
・羽田着の便が無料航空券の往路・復路で利用不可(2020年度):
5/5〜6、8/15〜16、1/2〜3
日本航空については使用制限は明示されておりませんが、たとえ使えたとしても競争率は高いと思われますので早めの予約が必要と思われます。
上記のことも含めてマイレージを蓄積しようとする場合、全日空にするか日本航空にするか考えてもいいかと思われます。
2020年は、全日空は大きな変更はありませんが、日本航空でついに、
・期間ごとの所要マイル数変動の撤廃
ということになりました。このため、従来の閑散期はすべての期間で全日空がお得となりました。
全日空も閑散期の所要マイル数の引き下げを今年限りでやめる可能性もあり、今後は不透明です。
もしこれからいずれかのマイレージを蓄積しようと考えている人は、ブラウザの幅に応じてこのページの左上、もしくは下部のリンクを参考にしてより良いマイレージ生活が送れるよう祈ります。
期間 | 秋田 | 高知など | 青森 | 那覇 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
JAL | ANA | JAL | ANA | JAL | JAL | ANA | |
4/1〜4/25 | 10000 | 10000 | 12000 | 12000 | 12000 | 12000 | 14000 |
4/26〜5/6 | 12000 | 15000 | 15000 | 18000 | 15000 | 15000 | 21000 |
5/7〜5/31 | 10000 | 12000 | 12000 | 15000 | 12000 | 12000 | 18000 |
6/1〜6/30 | 12000 | 12000 | 12000 | 15000 | 15000 | 15000 | 18000 |
7/1〜7/31 | 12000 | 12000 | 15000 | 15000 | 15000 | 15000 | 18000 |
8/1〜8/25 | 12000 | 15000 | 15000 | 18000 | 15000 | 15000 | 21000 |
8/26〜11/30 | 12000 | 12000 | 15000 | 15000 | 15000 | 15000 | 18000 |
12/1〜12/20 | 10000 | 10000 | 12000 | 12000 | 12000 | 12000 | 14000 |
12/21〜1/5 | 12000 | 15000 | 15000 | 18000 | 15000 | 15000 | 21000 |
1/6〜1/31 | 10000 | 10000 | 12000 | 12000 | 12000 | 12000 | 14000 |
2/1〜2/29 | 10000 | 10000 | 12000 | 12000 | 12000 | 15000 | 14000 |
3/1〜3/12 | 12000 | 12000 | 15000 | 15000 | 15000 | 15000 | 18000 |
3/13〜3/31 | 12000 | 15000 | 15000 | 18000 | 15000 | 15000 | 21000 |
1996年以前は国際線のみだった航空マイレージシステムが、1997年に国内線でも運用が始まりました。
当初は原則として無料航空券の引き替えに必要なマイル数は、遠方では多く近場では少ないシステムでした。それが日本エアシステムと日本航空が合併した際に、国内どこでも15000マイルを要するシステムに変わりました。
それが2008年から、1997年当初のように遠方では多く近場では少ないシステムに戻りましたが、それだけでなく、「日付変動制」になりました。
原則としてゴールデンウィーク、お盆、年末年始は必要なマイル数が多く、その他の期間は少ないシステムになったのですが、ものすごく細かく、複雑怪奇です。複雑さは2019年になってますます上がりました。概要は以下の「2018年以前との変更点」を参照してください。
必要なマイル数と期間を示したのが上記の表です。ごらんのとおり、同じ目的地でも日本航空と全日空でマイル数は異なり、ほとんどの期間で全日空の必要マイル数は日本航空の必要マイル数以上です。
2019年は2018年以前との変更点で示す通り、那覇のみ2/1〜2/29で日本航空より全日空の方がマイル数が少ない逆転期間となりました。表にしておりませんが、新千歳などの北海道の各空港も那覇と同様です。
ただし、日本航空と全日空では以下の違いがあります。
行きと帰りで必要なマイル数が異なる期間になる場合、
・日本航空ではマイル数が多い期間のマイルが必要
・全日空では期間ごとの必要マイル数を足して2で割ったマイルが必要
したがって、たとえば羽田を2月29日に出て高知に行き、3月1日に高知から羽田に帰るような無料航空券を引き替える場合、日本航空では15000マイル必要ですが全日空では13500マイルでいいことになります。
ただし、すべての期間で往復マイルの50%で片道利用が可能なので、日本航空の場合でも片道ずつ無料航空券を引き替えれば7500+6000で13500マイルでよいことになります。
それから、上の図では秋田・三沢・青森・徳島・高松・松山・高知・那覇に限定して示しましたが、その他の空港については、「大阪(伊丹・関空・神戸)は秋田と必要マイル数が同じ」ということは2018年と同じですが、それ以外は多少変わりました。詳細は「2018年以前との変更点」に示します。
1997年当初は、どの航空会社も無料航空券を引き替える際、羽田などを出発する便と羽田などに到着する便に繁忙期の使用制限がありました。
しかし2000年代中期から2011年までしばらくの間、この使用制限はなくなっていたようです。
その使用制限が2012年になって、全日空のみ復活いたしました。2019年度の使用制限は以下のとおりです。
・羽田発の便が無料航空券の往路・復路で利用不可(2019年度):
4/27〜28、5/3、8/9〜12、12/27〜30
・羽田着の便が無料航空券の往路・復路で利用不可(2019年度):
5/5〜6、8/16〜18、1/3〜5
日本航空については使用制限は明示されておりませんが、たとえ使えたとしても競争率は高いと思われますので早めの予約が必要と思われます。
上記のことも含めてマイレージを蓄積しようとする場合、全日空にするか日本航空にするか考えてもいいかと思われます。
2019年は、全日空は大きな変更はありませんが、日本航空で変更があります。以下のとおりです。
・今まで「北海道・青森・中国地方・四国・九州・那覇」はマイル数が変わらなかったが、2019年から以下の3エリアに分割されることになった
- 中国地方・四国・九州
- 青森(三沢含む)
- 北海道・那覇
具体的には、
・6/1〜6/30は、中国地方・四国・九州がそれ以外よりマイル数が少ない
・2/1〜2/29は、北海道・那覇がそれ以外よりマイル数が多い
ということになりました。
そのため上記の表も青森を別項目にいたしました。
北海道の各空港の所用マイル数は日本航空では那覇と同じになりますが、全日空では相変わらず高知などと同じです。複雑さがますます上がったということです。
もしこれからいずれかのマイレージを蓄積しようと考えている人は、ブラウザの幅に応じてこのページの左上、もしくは下部のリンクを参考にしてより良いマイレージ生活が送れるよう祈ります。
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