マッサージ妄想 15 - 16


(15)
次いでアキラを再びうつ伏せにさせ、裾を完全に捲り上げて小ぶりな白い双丘を剥き出しにする。
そこに両手を当て、先ほどまでのマッサージの延長のようにやわやわと揉んでやるとアキラは甘い悲鳴を上げた。
「ハァッ!・・・・・・あぁ・・・・・・んんっ!」
「前から思うとってんけど・・・・・・アンタホンマに好きモンやなぁ」
わざと呆れたように言うとアキラはキッと顔だけこちらに向け、潤んだ目を悔しそうに眇めて唇を噛む。
だがそれもすぐ社の手の動きに押し流されるように、蕩けるような喘ぎ顔に取って代わられた。
(うぉっ!その顔ええで塔矢!)
魅入られたようにその表情から目が離せない。
すぐにもその細腰を掻き抱き、己の欲望の塊を突き立てたい衝動を抑えて聞いてみる。
「気持ちエエか、塔矢」
「ん・・・・・・」
「エエならエエゆうて」
「・・・・・・気持ちいい・・・よ・・・・・・」
「もっかいゆうて」
「・・・・・・気持ちいい・・・・・・」
「もっかい」
「・・・・・・何回言わせるつもりなんだ・・・・・・」
「そんなん、何遍でも聞きたいやん。なあゆうて、塔矢、ゆうてやー」
我ながら子供っぽいと思いながら甘えた声で急っつくと、アキラは目を閉じて息を洩らしながら言った。
「気持ちいい・・・・・・社」
「ウン」
「気持ちいい・・・・・・」
アキラの口から言わせて満足した社はスッと身を引き、疼く股間をなんとか宥めて前屈みでアキラの足元へと移動する。
「・・・・・・?・・・・・・」
まだ熱に浮かされたような表情で、状況が飲み込めず見つめてくるアキラに社はにっと笑って言った。
「素直なお客さんにはサービスや。もっぺん爪先からじっくりホグしたるわ」


(16)
社がアキラの足指を口に含み愛撫する音と、ハッ、ハッと震えるアキラの呼吸音だけが白熱灯に明るく
照らされた旅館の一室で不釣合いに大きく響く。
ふと視線を横にやると、二人分の荷物と一緒に昼間アキラが「これ、お父さんとお母さんに良さそう
だなあ・・・・・・」と街なかの骨董市で半時間も吟味して買った夫婦茶碗の桐箱が目に入った。
塔矢行洋、そしてその夫人であるアキラの母に社が直接会ったことはまだなかったが、アキラの話の
端々から仲睦まじい家族であることは伝わってくる。
恐らくアキラは夫妻の一粒種として大事に愛情を注いで育てられ、明日アキラが帰宅すれば
土産の夫婦茶碗は早速おろされて一家三人の食卓に上るのだろう。
その夫婦茶碗が置かれた同じ部屋で、今こうして夫妻の息子であるアキラをあられもない格好で
喘がせている。
そのことを思い社は急に、まだ見ぬアキラの両親に向かって手をついて謝りたいような気分になった。
それでもアキラの声と媚態に煽られて、欲望がますます加速していくのを社自身にももう止めることは
できない。

「社・・・・・・、んぅぅっ、やしろ・・・・・・っ!」
足指を強く吸っては、皮膚と爪の間の僅かな隙間と、指の股とを舌先で念入りに嬲る。
嬌声を上げ白い尻を浮かせて揺らめかすアキラを見ながら足裏をカリッと掻いてやると、
浴衣に包まれた背筋が大きく反り上がり、一際高い声が上がった。
「おい、塔矢。自分で布団に擦りつけんなや。後でちゃんとイかせたるさかい」
「んっ・・・・・・、んっ・・・・・・!」
言葉の意味が届いているのかいないのか、アキラは腰の動きを一向に止めようとしない。
溜め息をついて社は一旦アキラの足を解放し、布団の上をいざり寄るとアキラを抱きかかえ仰向けにした。
ぱっくりと大きく割れた浴衣の前から、赤みがかり天に向かって荒々しく屹立したアキラのモノが姿を現す。



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