マッサージ妄想 16 - 20


(16)
社がアキラの足指を口に含み愛撫する音と、ハッ、ハッと震えるアキラの呼吸音だけが白熱灯に明るく
照らされた旅館の一室で不釣合いに大きく響く。
ふと視線を横にやると、二人分の荷物と一緒に昼間アキラが「これ、お父さんとお母さんに良さそう
だなあ・・・・・・」と街なかの骨董市で半時間も吟味して買った夫婦茶碗の桐箱が目に入った。
塔矢行洋、そしてその夫人であるアキラの母に社が直接会ったことはまだなかったが、アキラの話の
端々から仲睦まじい家族であることは伝わってくる。
恐らくアキラは夫妻の一粒種として大事に愛情を注いで育てられ、明日アキラが帰宅すれば
土産の夫婦茶碗は早速おろされて一家三人の食卓に上るのだろう。
その夫婦茶碗が置かれた同じ部屋で、今こうして夫妻の息子であるアキラをあられもない格好で
喘がせている。
そのことを思い社は急に、まだ見ぬアキラの両親に向かって手をついて謝りたいような気分になった。
それでもアキラの声と媚態に煽られて、欲望がますます加速していくのを社自身にももう止めることは
できない。

「社・・・・・・、んぅぅっ、やしろ・・・・・・っ!」
足指を強く吸っては、皮膚と爪の間の僅かな隙間と、指の股とを舌先で念入りに嬲る。
嬌声を上げ白い尻を浮かせて揺らめかすアキラを見ながら足裏をカリッと掻いてやると、
浴衣に包まれた背筋が大きく反り上がり、一際高い声が上がった。
「おい、塔矢。自分で布団に擦りつけんなや。後でちゃんとイかせたるさかい」
「んっ・・・・・・、んっ・・・・・・!」
言葉の意味が届いているのかいないのか、アキラは腰の動きを一向に止めようとしない。
溜め息をついて社は一旦アキラの足を解放し、布団の上をいざり寄るとアキラを抱きかかえ仰向けにした。
ぱっくりと大きく割れた浴衣の前から、赤みがかり天に向かって荒々しく屹立したアキラのモノが姿を現す。


(17)
擦りつけるものがなくなった途端、反射的に股間に手を伸ばそうとするアキラを慌てて手首を掴み制する。
「ちょっ・・・・・・まだやって!コレでも持ってもうちょっと我慢しとき。な」
枕を拾いアキラの胸の上に載せてやるとアキラはそれを両手でギュッと抱き締め、閉じた目尻に
涙を滲ませながらもコックリと頷いた。
「エエ子や」
そんなアキラの前髪を軽く梳かすように撫でてやり、再びアキラの足元に戻って片足を持ち上げる。
眼下には歪みのないすんなりとしたラインを描くアキラの脚が、いつの間にやら大きく開いた状態で
投げ出され、惜しげもなくその中心を晒していた。
赤みがかったアキラの陰茎は自身からひっきりなしに溢れ出る透明なものを纏ってぬらぬらと光り、
激しく脈打っている。
清冽なほど白い腹部や腿、脚もまた汗に濡れて淫靡に輝き、その向こうには枕を抱き締めたアキラが
恍惚とした表情を浮かべ、少しでも気を紛らわそうとするかのようにゆらゆら頭を揺らしながら
甘く喘いでいる。
(絶景や・・・・・・!)
その光景に息を荒げつつ、社はアキラの足の裏から甲、踝の骨辺りから足首へと、時折左右の足を
持ち替えながら丹念に舌を這わせていった。

「ん・・・社・・・・・・っ、一回・・・イきたい・・・・・・っ」
「アンタが足でこんなに感じるとは知らんかったな・・・・・・まったく、隅から隅までヤラシイ身体
しとんのやなぁ」
汗と唾液でたっぷり濡れた足首に歯を立て、なぞり上げる。ひぁ、とアキラがまた身体を仰け反らせる。
責め立てる社自身もとっくの昔に限界が近づいてはいたが、焦れて乱れるアキラの姿態に
もっともっと焦らしてやりたい、あの塔矢アキラがどこまで乱れるのか見てみたいという嗜虐心めいた
興味が滾り、行為をその先へと進ませずにいた。


(18)
「お願い・・・社・・・っ、自分で・・・するから・・・・・・ッ、」
「あかん」
冷たく言い放つと、アキラはしゃくりあげ、両の手を力なく頭の横に下ろした。
「あうっ・・・・・・くっ・・・ふ、はぁ・・・・・・っ、あ、あ、」
枕がアキラの胸から布団の上へズルズルと滑り落ちる。それに引き摺られてアキラの浴衣の胸元が
剥かれ、早鐘を打つ薄い胸と桜色の突起が現れる。白い胸は汗に光り、荒い呼吸に激しく上下している。
「エエ眺めやで、塔矢」
「はぁっ、・・・嫌・・・だ、もう、・・・・・・らさないで・・・・・・っ!」
半泣きでアキラが頭を打ち振ると、ぽろ、ぽろ、と目尻に溜まった涙が左右のこめかみに流れ落ちた。
弛緩した口元からは涎が透明な筋を引き、白くしなやかな肢体と中心部にそそり立つアキラ自身と、
アキラの全てが欲望の色に濡れ輝いて社を誘っている。
(うぉ、こんなん見せられたら・・・・・・やっぱオレもうダメかも知れん・・・・・・し、辛抱たまらん・・・・・・
塔矢・・・塔矢・・・塔矢・・・・・・!)

つい目の前のアキラの姿を肴に、自分で扱こうと社の手が己の股間に伸びた。
それを足首への責めが疎かになったことで気づいたのかアキラが目ざとく見つけ、空いているほうの
脚で三度目の蹴りを放ってきた。
「うぉっ!び、びっくりするやんか。口でゆうてて、さっき、」
今度の蹴りは前二回に比べると弱々しいものだったが、違う方向に意識がいっていた社は
不意を衝かれてかなり焦った。恥ずかしい場面を見られたことも手伝ってついどもってしまう。
そんな社を涙交じりに睨みつけアキラがなじる。
「ふざけるなっ!キミはっ・・・・・・ボクに散々我慢させておいて、自分で・・・・・・しようなんて、
酷い・・・・・・っ!酷いよ・・・・・・」


(19)
泣き出してしまったアキラを見ながら、社は両手にアキラの足首を捉えぐいっと左右に押し広げた。
「っ・・・・・・!」
羞恥からなのか怒りからなのか、アキラが顔を歪めて横に背ける。
「そやな、アンタのここも、もうトロトロやし・・・・・・」
視線を注ぎながら言ってやるとアキラのそこがぴくんと反応する。
「オレもそろそろ辛なってきたわ。も少し上のほうも、可愛がったるか」
言うなりふくらはぎを激しく吸い上げると、アキラの身体が大きく跳ね上がった。

アキラの脚の間に身を屈め白く滑らかな表面を唇で辿りつつ、社は手の平で軽く撫でる程度の
マッサージをアキラの脚に施していった。
単なるマッサージの動きでも皮膚がしとどに濡れた状態でそれを行うと、アキラにとっては別の感覚を
引き起こすようで、甘い喘ぎの中に次第に悲鳴じみた声が混じる。同時に社もまた、まるで全身が
感じやすい粘膜になってしまったかのような濡れたアキラの感触に興奮を抑え切れない。
「あ・・・・・・やし・・・ろ、・・・・・・やし・・・・・・っ」
柔らかな部分を時折甘噛みしながら、漸く内腿まで辿りつくと、社はそれまで大きく開かれていた
アキラの両脚を閉じさせ、自分の両頬がアキラの太腿でぴったり挟み込まれるような格好にした。
目の前には刺激を待ち望んでピクピク震えるアキラの陰茎がある。
「ずっとこうしたかったんや。さっきからずっと・・・・・・」
濡れた太腿を両手で外側から撫でさすりつつ肌理の細かい感触を楽しむように頬擦りすると、
アキラの全身がビクビクッと痙攣する。
「アンタが真っ白い太腿見せてあんあん言うから、足揉みながらこっちは気ィ狂いそうやったわ」
にっと笑んで白い内腿を強く吸い、そこにじわりと赤い跡が浮き上がるのを確認する。
それから社は身を起こし、アキラのモノに両手をかけて言った。
「行くで、塔矢。社様のマッサージスペシャルバージョンや・・・・・・!」
「あ、ああ、あぁあぁぁぁっ!」
軽く握り込み、丹念な動きで扱き上げられて、アキラは盛大に白濁の体液を噴き上げた。


(20)
「・・・・・・は・・・・・」
アキラは汗に濡れた胸部をまだ激しく上下させ、放出の余韻にうっとりと眉を顰めている。
社はそんなアキラの帯を解きくしゃくしゃになった浴衣をすっかり取り払うと、自分も浴衣を脱いで
部屋の隅に放り投げた。二つの浴衣はどちらも若い汗でぐっしょりと濡れている。
それから社はアキラの腹部を中心に飛び散った白汁を舌で綺麗に舐め取った。
その間にもアキラのモノは再び起ち上がり、新しい力を蓄え始める。

手探りで汗ばんだアキラの双丘の狭間に指を差し入れると、熱気の籠もったその場所には先ほどアキラの
昂りから溢れ出た軽くぬめる体液がかなりの量流れ込んでおり、スルスルと滑る卑猥な感触が社の指を迎えた。
「アンタさっきオレが足いじっとる間、尻浮かせてゆらゆらさせとったなぁ。ココに欲しかったん?」
言いながら火照る入り口を指の腹で撫でこすってやると、アキラが小さく口を開けて身をよじらせる。
「なあ、どぉやねん。とーや」
今度は指を立て、ネチ、ネチ、と音を立ててからかうようにそこを突っつく。
「・・・・・・そうだよ・・・・・・ッ、早く・・・・・・」
耐えかねたアキラが上擦った声で催促すると、社はアキラの下肢を大きく抱え上げ引っ繰り返すような
体勢にした。宙に浮いた分の体重が首と肩に掛かり、呼吸が圧迫されてアキラがかすかに呻く。
濡れた両脚がアキラの顔の上に影を落とし、不安定に揺れる。
それでも飽き足らないとばかりに社は滑らかな尻肉を押し開き、アキラの隠れた部分を余す所なく鑑賞した。
今やアキラの身体はどこもかしこも湯を纏ったように熱く湿り気を帯び、照明の下で淫らな輝きを放っている。
薄い綺麗な肉色の秘口もまた、透明な体液に覆われてとろりと光り、慰めを求めてひくついている。
その姿を満足げに眺め下ろすと、社は肉色の部分に口を寄せ、熱っぽい声で囁いた。
「そやな、オレもアンタのココが欲しい・・・・・・」



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