マッサージ妄想 17 - 18


(17)
擦りつけるものがなくなった途端、反射的に股間に手を伸ばそうとするアキラを慌てて手首を掴み制する。
「ちょっ・・・・・・まだやって!コレでも持ってもうちょっと我慢しとき。な」
枕を拾いアキラの胸の上に載せてやるとアキラはそれを両手でギュッと抱き締め、閉じた目尻に
涙を滲ませながらもコックリと頷いた。
「エエ子や」
そんなアキラの前髪を軽く梳かすように撫でてやり、再びアキラの足元に戻って片足を持ち上げる。
眼下には歪みのないすんなりとしたラインを描くアキラの脚が、いつの間にやら大きく開いた状態で
投げ出され、惜しげもなくその中心を晒していた。
赤みがかったアキラの陰茎は自身からひっきりなしに溢れ出る透明なものを纏ってぬらぬらと光り、
激しく脈打っている。
清冽なほど白い腹部や腿、脚もまた汗に濡れて淫靡に輝き、その向こうには枕を抱き締めたアキラが
恍惚とした表情を浮かべ、少しでも気を紛らわそうとするかのようにゆらゆら頭を揺らしながら
甘く喘いでいる。
(絶景や・・・・・・!)
その光景に息を荒げつつ、社はアキラの足の裏から甲、踝の骨辺りから足首へと、時折左右の足を
持ち替えながら丹念に舌を這わせていった。

「ん・・・社・・・・・・っ、一回・・・イきたい・・・・・・っ」
「アンタが足でこんなに感じるとは知らんかったな・・・・・・まったく、隅から隅までヤラシイ身体
しとんのやなぁ」
汗と唾液でたっぷり濡れた足首に歯を立て、なぞり上げる。ひぁ、とアキラがまた身体を仰け反らせる。
責め立てる社自身もとっくの昔に限界が近づいてはいたが、焦れて乱れるアキラの姿態に
もっともっと焦らしてやりたい、あの塔矢アキラがどこまで乱れるのか見てみたいという嗜虐心めいた
興味が滾り、行為をその先へと進ませずにいた。


(18)
「お願い・・・社・・・っ、自分で・・・するから・・・・・・ッ、」
「あかん」
冷たく言い放つと、アキラはしゃくりあげ、両の手を力なく頭の横に下ろした。
「あうっ・・・・・・くっ・・・ふ、はぁ・・・・・・っ、あ、あ、」
枕がアキラの胸から布団の上へズルズルと滑り落ちる。それに引き摺られてアキラの浴衣の胸元が
剥かれ、早鐘を打つ薄い胸と桜色の突起が現れる。白い胸は汗に光り、荒い呼吸に激しく上下している。
「エエ眺めやで、塔矢」
「はぁっ、・・・嫌・・・だ、もう、・・・・・・らさないで・・・・・・っ!」
半泣きでアキラが頭を打ち振ると、ぽろ、ぽろ、と目尻に溜まった涙が左右のこめかみに流れ落ちた。
弛緩した口元からは涎が透明な筋を引き、白くしなやかな肢体と中心部にそそり立つアキラ自身と、
アキラの全てが欲望の色に濡れ輝いて社を誘っている。
(うぉ、こんなん見せられたら・・・・・・やっぱオレもうダメかも知れん・・・・・・し、辛抱たまらん・・・・・・
塔矢・・・塔矢・・・塔矢・・・・・・!)

つい目の前のアキラの姿を肴に、自分で扱こうと社の手が己の股間に伸びた。
それを足首への責めが疎かになったことで気づいたのかアキラが目ざとく見つけ、空いているほうの
脚で三度目の蹴りを放ってきた。
「うぉっ!び、びっくりするやんか。口でゆうてて、さっき、」
今度の蹴りは前二回に比べると弱々しいものだったが、違う方向に意識がいっていた社は
不意を衝かれてかなり焦った。恥ずかしい場面を見られたことも手伝ってついどもってしまう。
そんな社を涙交じりに睨みつけアキラがなじる。
「ふざけるなっ!キミはっ・・・・・・ボクに散々我慢させておいて、自分で・・・・・・しようなんて、
酷い・・・・・・っ!酷いよ・・・・・・」



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