マッサージ妄想 21 - 22


(21)
アキラの入り口は社の指先が差し入れられると待ち侘びたようにそれに吸い付き、赤児が懸命に
ミルクを喉に流し込むような動きで奥へ奥へと呑み込もうとした。
その、肉の器官が意志を持ったかのような積極的な動きはいつ見ても淫乱で多少グロテスクで、
そして堪らなく愛おしい気持ちを社の中に呼び起こす。
「そう急かさんでもエエ。アンタの欲しいモンは全部やる」
言いながら社は咥え込まれた指先を宥めるようにゆるゆると回し、つっと引いてから再び押し入れて、
今度は呑み込もうとする内壁の動きに呼吸を合わせるようにゆっくりと指の付け根まで収め切った。

そのままアキラの秘口をじっくり鑑賞しながら慣らしていくことも出来た。
だが社は一旦指を引き抜くとアキラの下肢を布団の上にそっと下ろした。そして自分はアキラに
覆い被さる形で左肘をつき、右手をアキラの双丘の狭間に伸ばし入れる体勢になった。
アキラからほっと溜め息が洩れる。
「・・・この格好のほうが楽やろ?」
「・・・ボクはそうだけど・・・社が大変じゃない?・・・ボクが、・・・・・・こうしてたほうが・・・・・・」
と、アキラが自分で尻を持ち上げようとするのを押し留める。
「あー、エエてエエて。こんくらい何でもあらへん」
「じゃ、後ろを向こうか?・・・」
「エエから。アンタは楽にして、オレに任しとき」
「・・・そう?嬉しいな・・・・・・これだと、・・・ボクもキミの顔が、見られるし」
乱れる息の下で目を潤ませながら、アキラは微笑み社の顔を撫でた。その瞬間社は自分の胸が
キュンと鳴るのを聞いた。


(22)
「・・・・・・社、汗だく」
アキラは震える指で汗まみれの社の額から眉、眼窩、こめかみ、頬、鼻筋、顎へと丁寧に拭い、
水に浸したように濡れてしまったその指をひらひらと見せて笑った。
社の汗粒がアキラの指から薔薇色の手のひらへと伝い、静脈の透けた白い手首へつうっと流れ落ちる。
それはまたアキラの腕を伝い、滑らかな表面をじっとりと覆っていたアキラ自身の汗と溶け合って
肘まで達した。
それを見て、愛おしさと情欲がない交ぜになったような感覚が身体の奥に突き上げる。
「・・・・・・なんやオレ、今アンタのこと、力いっっっぱい抱いて無茶苦茶にしてやりたい気分やねんけど」
「そうなんだ?」
「ウン」
アキラはフッと微笑むと、社の首の後ろに手をかけて自分の口元に耳を寄せさせ、囁いた。
――じゃあ、無茶苦茶にしてみせて?

唇を、首筋を吸い上げ、濡れた肌の感触を貪りながら下の入り口を慣らしていく。
アキラの口腔も首筋に絡みつく手も、時折社の腹筋を押してくる猛り立つアキラ自身も、
隠された奥の器官も火のように熱い。
汗にまみれた裸の肌と肌が擦れ合うたびにぴちゃぴちゃと水が弾けるような音がして、
のぼせるような蒸れた空気はまるで温泉に浸かって戯れているような錯覚をもたらす。
その中に社の名を呼ぶアキラの声が蕩けそうに響く。
「あぁ・・・・・・はあっ・・・・・・!うぅん、社、社・・・・・・やしろぉっ・・・・・・!」
(塔矢、塔矢・・・最高や・・・・・・!蹴っ飛ばされても都合のエエ男でも何でもええ!我が青春に
一辺の悔いな――――し!)
「塔矢っ!待たせたな。行くでぇ?」
「あぁっ、もう、やし・・・・・えっ。あっ、ちょっと待って・・・・・・ダメッ!」
アキラの脚を抱え上げ、十分に慣らした部分に万感の思いで己のモノを突き立てようと構えた瞬間、
アキラがぱっと身をよじり両手でその部分をガードした。



TOPページ先頭 表示数を保持: ■

PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル