白と黒の宴3 33


(33)
顔色を完全に失ったのは、今度は社の方だった。
「社、東京の碁会所で初めて君と打った時、確かに君の持つ碁のセンスに
感心し、強く惹かれた。君が真剣に打っていれば、あの碁はもしかしたら君が勝って
いたものだったかもしれない。だけど、ボクだって君が本気で向かってきたもの
だったら死に物狂いで勝ちを奪いに行っていた。…もしもあの一局だけで
ボクを手に入れられるつもりになっていたとしたら…、」
「…黙れ…」
色を失った社の唇が震えていた。
「そのつもりになっていたとしたら、それは大きな誤解だとわかっただろう。
今日の一局で思い知ったはずだ。北斗杯予選で本当は気付くべきだったんだ。
ボクにも進藤にも大きく劣るという、自分の実力に…」
「黙れ!!」
社は手の平でアキラの口を塞ぐと、そのまま片手をアキラの下肢の奥に突き込む。
体をアキラの両足の間に割り入れて開かせる。
「っ!!」
社に塞がれた状態でアキラは目を見開き、次に苦痛に表情を歪ませる。
社の指が乱暴にアキラの体をこじ開けて体内に侵入し、内壁を弄りだしたのだった。
そうして2〜3度指を突き入れては抉り、抜き、また突き入れると
今度は社は自分自身の先端を底に宛てがい、力任せにアキラの内部に埋め込ませた。



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