白と黒の宴3 36


(36)
気押されたくなかった。アキラの体のあちこちに残る別の男が残したものを
かき消したかった。
だが社の気負いとは裏腹に、アキラの深部で、社は急速に失速していった。
「…!」
当然それはアキラにも敏感に伝わるはずである。
社は慌てて自分を一度アキラから引き離した。
代りに体を下の方にずらし、再び指を2本その部分に突き入れた。
「あっ…」
思わずアキラの腰が逃げようとするのを押さえ込み、夢中でその奥の、
敏感な部分を強く掻いた。そうしながらアキラ自身の根元を手で捕らえて口で包んだ。
「う…んっ!」
立続けの激しい愛撫にさすがに耐え切れなくなったような声をアキラが漏らした。
だがあくまで両手を身体の脇に投げ出してシーツを握ったままで、
社に対しては無抵抗を通していた。
アキラのモノを喉の奥に押し込み、吸い立てながら社は焦っていた。
今までアキラを組み伏しては来たが、他人のペニスを口にすることには抵抗があった。
もちろんいつか自分のモノをアキラに奉仕させる事を想像した事はあった。
あの美しい顔で命じられるままに自分の股間に這いつくばるアキラを思い浮かべた。
そういう関係にまで持っていく自信があった。
それが、今では自分がこうまでして必死になっている。
役立たずと思われたくなかった。



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