白と黒の宴3 62


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指でその位置を確かめると、ヒカルは自分の硬くなりきった部位をそこにあてがい
押し進めて来た。
それぞれの内腿を濡らし合う程に、お互いを求めていた。
アキラにはヒカルを止める事は出来なかった。
ヒカルと一つになりたい。深く結びつきたい。
その行為の事で、例え後に誰かにどれだけ責められる事になったとしても、
今はもうその望みを叶える事以外頭になかった。
アキラも腰を浮かし、ヒカルの勢いを漏さず受け止めようと構えた。
鋭い痛みがアキラの体の中心に走り、次第に奥へと広がっていく。
「ううっ…んっ!」
埋め込まれ、腰を突き進めてアキラとヒカルは同時に唸った。
ヒカルは夢中でアキラの腰を押さえ込み、自分を押し包む温かい感触に酔った。
アキラは苦痛で漏れそうになる声を必死で呑み込み、ヒカルを刻々と受け入れた。
それは長い時間のようであり、一瞬のようでもあった。

「んあっ…はああっ!」
ヒカルが自分自身全てをアキラに埋め終わったとほぼ同時に激しく体を震わせた。
アキラも体の奥が甘く痺れるように感じた。
「塔矢…、んん…、とお…や…あっ」
アキラはヒカルの首を抱いて引き寄せ、何度も自分の名を呼ぶその口を唇で塞いだ。



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