白と黒の宴 29


(29)
「うああっ!」
足側を持ち上げられてアキラの身体が緒方の腰の上に沈みこんだ。
アキラは咄嗟に両手を緒方の胡座の膝の上に乗せて突っ張らせ、身体を支えた。
カタカタと全身を震わせて歯を食いしばり、体重がそこにかからないようにした。
「…手を離せ」
容赦のない緒方の言葉に首を振る。
「無理です…緒方さ…、お願…」
緒方は膝下に入れた腕によってアキラの身体を持ち上げた。
「おがっ…」
持ち上げられた身体は緒方の腰の上に落とされた。ズンッという衝撃で緒方のモノが
アキラの内部に突き上がる。手の支えなど意味をなさなかった。
「ひっ…」
再び持ち上げられる。アキラは首をよじって緒方の方を向き叫んだ。
「緒方さんっ!…やめて!!…っ」
ズンッと再び衝撃が走る。衝撃は4〜5回繰り替えされた。
最後は緒方が落ちるタイミングに合わせて腰を突き上げてきた。
その瞬間痛みと衝撃と共に電流のように何かが身体の深部を貫いた。
「…は…ああっ…!!」
ガクガクと身体を震わして涙をこぼし、ぐったりと緒方の身体に倒れこむ。
下肢がビクンビクンと激しく痙攣していた。根元まで全てアキラの中に入り切った。
身体を重ね切った二人の前方のシーツにアキラが放った白い体液が散っていた。



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