2005年 -6/ -7/ -8/ -9/

【10/28】ジャンプ47号感想の捕捉

 ジャンプ感想に寄せられた感想・ツッコミなどをピックアップしてまとめてます。感想・ツッコミ関連の掲示板のレスはこれを持って代えさせて頂きます。ご了承ください。

・[テニス]今週のオチについて

結論:許斐先生は風邪をひくと普通の人になる。

今週は珍しく斜め上をいかないテニスでした。まあ、許斐先生といえど、そんなこともあるんでしょう。てことは、許斐先生はいつも熱病にうなされてあんなストーリーを作ってるのではなく、いつも非常に冷静に理知的にあんなストーリーを作ってるのかな。……許斐先生ってスゴイ。

・[テニス]オレのターン!

天候の変化によるプレイヤのパラメータ低下も読まなければならないテニプリ。まさに遊戯王です。「地形の効果により越前は攻撃力が25%アップするぜ!」とか叫ぶ日も近いです。

今まで見たこともないような技が突然出てきて勝利するあたりも遊戯王っぽいですね。


・[モテ王]紫の顔の人

紫の顔の人は、やっぱりガラスの仮面の紫の薔薇の人からだと思います

ドドリアさんとか考え過ぎでした。てか、やっぱガラスの仮面は見なきゃダメだなー。いまGyaOでアニメ始まったし、この機に見るべきだろうか…。

・[ムヒョ]今週のロージー

ロージー、今回ほとんど何もしてないですね…

今週はお札を投げてたじゃないですか。十分すぎる程の活躍だと思いますけど。彼にしては。あと、資料を読んでなかったとかも別の意味で大活躍。


★余所様の感想から

・テニス

 雷が落ちる中、巨体の中学生がオーラを出しながら「いいいいいいいいいいいいいぃぃぃーーー!」と叫んで「テニスをしている」のが、怖さと滑稽さのアウフヘーベンとなってなんともいえない読後感をもたらしている。Dステップさんより)

あーそうか、今週あのコマが何故あれほど面白かったのかやっと理解できた。

・ムヒョ

これ、現実に例えると「凶悪犯罪者の罪を無実の娘で相殺して2人仲良く懲役3年」とかそういう事じゃないですか?何の罪もない娘に罪背負わせてはいけないでしょう。冒険の書さんより)

そうそう、僕が言いたかったことはコレですよ、コレ。やっぱりアイちゃんかわいそう。

★以下、ジャンプと何の関係もない宣伝

 みんな大好きエロゲー「Fate/stay night」のファンディスク「Fate/hollow ataraxia」が今日あたりから発売ですよ。Fateはエロゲーでありながらエロゲーではない素晴らしいエロゲーです。エロゲーだからって敬遠してたら損しますよ。この作品、エロシーンがなければもっと大胆にオススメできるんですけどね。内容は能力者バトル物なんですが、ぶっちゃけハンターと同じくらい面白いです。エロシーンはオマケで付いてるだけなんで、読みたくなけりゃサクッと飛ばしてOK。エロシーンなんて全体の1/50くらいしかないんで。
 さる情報筋によると、ファンディスクにも関わらずクリアー時間は50時間とか。また、出来に関しては「完璧!」とのことで、今回も高いクオリティが期待できそうです。ジャンプ感想サイトでは、僕が知る限りでも、Dステップのユーキさん、冒険の書のエジソンさん、スゴ味のあるサイトのミスタさんなどもバッチリ購入されたみたい。お金と時間に余裕がある人は、食わず嫌いせずに触れてみて下さいな。僕も仕事で色んなエロゲーをやりましたが、いまのところFateがダントツ1位です。



【10/27】レビュー「テニスの王子様#8」
 アニマックスで再放送中の「テニスの王子様」。7話はスッ飛ばして第8話のレビューです。

 校内ランキング戦にて、乾先輩のデータテニスと戦う越前少年。データにより越前少年の打つ方向を全て悟った乾先輩が優位に立ちますが、越前少年は「読まれる前に自分から予告する」という戦法を取ります。

 なるほど! これはジャンケンで「僕、次にパー出すからねー」っていう、あの心理戦か! 

 と、思わせといて、そのまま真正直に打ち返す越前少年。それでいて乾先輩より優位に立ってます。心理戦で対抗するのかと思わせといて、実力を隠してただけなんてマジ可愛げねえ。乾先輩をヘコませられる理由は、彼がスプリップステップとかいう新技を使い出したからです。「できれば全国大会まで温存しておきたかったけどね」という越前少年。この時点で既に田仁志様への対抗意識を燃やしていたのでしょうか。てか、関東大会の時点で真田とか出てくるので使わないわけにはいかなかったでしょうけど。そもそも不二、手塚もいるし。

 そして、越前少年の打球に反応できず一歩も動けない乾先輩に対して

「ヘェー、さすがっすね、乾先輩。アウトになることを見越して動かなかったなんて」

 ホント性格悪いです、越前少年。テニスが巧いやつにロクな人間はいません。



【10/26】レビュー「テニスの王子様#6」
 アニマックスで再放送中の「テニスの王子様」。第6話のレビューです。

 恐ろしいほどプロ選手の取材をしていない月刊プロテニスの井上記者が、サムライ南次郎こと越前南次郎を訪れる第6話。テニスの王子様という漫画は中学生たちが超人的な強さで「こいつら既にプロレベルじゃないのか?」と思わされますが、第6話を見て僕たちの認識が間違いだったことに気付きました。やはりトッププロのレベルは中学レベルを遥かに凌いでいます。

 井上記者が越前少年の家に行くと、相変わらず南次郎が足にヒモを結び付け、横になったまま鐘を衝いています。いつも思うことですが、足にヒモを括り付けてまで横にならずとも、座って手でヒモを引っ張った方がラクだと思うのですが、一体何をやってるんでしょうか。いや、それ以前にそこまで「だるい」と思いながら律儀に鐘を衝くというのが良く分かりません。もしや、これは一休禅師のようなある種の悟りの形なのでしょうか。

 まあそれはともかく、井上記者は越前南次郎に試合に誘われます。「あの憧れの越前南次郎に誘われるなんて…」と感動に打ち震える井上記者。手塚に試合に誘ってもらった獅子楽の殿馬もきっとこんな感じだったんでしょうね(⇒SS「獅子楽の真実」

 ところで、青学テニスコートではカチローたち一年生3人組がボールを片付けていました。彼らは健気なもので、片づけをサボって帰った越前少年を「次の試合に備えて練習しているのだろう」と快く許しますが、しかし、そんなことを許して良いのでしょうか。「努力より才能」というこの漫画の基本方針を再確認しました。すると、そんな3人に乾先輩が話しかけます。乾先輩が去った後、カチローが「あの目で見つめられてると、全てを見透かされている気がするよ」とコメントしますが、残念、サトリ能力を持ってるのは桃城先輩でした。乾先輩の念能力は「データを捨てる」が正解です。

 場面は戻って井上記者と南次郎の戦い。圧倒的な実力を見せる元プロの南次郎。何と彼は井上記者を相手にして、一歩も動かずに戦っていたのです。そう、これはまさに手塚ゾーン! 少なくとも南次郎は手塚と同等の技を使えるのです。流石はプロレベルです。

 しかし、サムライ南次郎の実力はこれだけではありません。さらに彼はハンデを与え、片目でのプレイを始めました。まあ、片目なら不二先輩の心眼プレイの方がスゴイよな、とちょっとナメていたら、南次郎はさらに両目をつむるではありませんか! 心眼プレイも当然のようにマスターしているのです! 手塚、不二、両者の技量を併せ持つ南次郎。流石はプロレベルです。

 おまけに南次郎は、ちょっと本気になったら相手のガットを突き破るスマッシュを打ちます。桃城先輩のパワーも当然マスターです。恐るべし、プロの実力! おそらくこの分なら、分身、スタンド、指増殖、瞬間移動、ウェザーリポート、隕石攻撃、空中飛翔、サトリ、コピー、波動球、等々も当然全て使えるのでしょう。やっぱり手塚や越前はまだまだ中学レベルだったんですね。プロのレベルは段違いです。



【10/25】ジャンプ47号の感想をアップしました

 ジャンプ47号の感想をアップしました。取り扱っている作品は「テニス、もて王、ナルト、ブリーチ、ムヒョ、ポルタ、デスノート、リボーン、キャディーガール瞬、こち亀、ネウロ、番長決定戦、ジャガー」(太字は感想多め)。

 今週はテニスがイマイチだったのと、ハンターが休載なこと。それから読切が2本ともイマイチだったことで、全体的に薄味な感じがしました。アイシールド、ネウロ、ジャガーあたりは善戦してたんですが、これらだけではこの空虚な感じは埋め切れません。



【10/24】魔都、名古屋を征く

 『名古屋、それはアメリカより来日したペリー提督の攻撃により、三千年前に廃墟となった死の都』(菊池秀行『魔界学園』より)

しかし、そんな名古屋も今ではすっかり復旧し、東京・大阪と並ぶ一大都市へと発展を遂げました。
今回はテニス劇場版のエキストラ参加のため岐阜へと赴く傍ら、ついでに名古屋にも観光に行ってきました。


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【10/19】4日ほどお休みします

 テニスのエキストラ参加のため、今日から4日ほど名古屋へ行ってきますので、その間、男爵、カレー、パンク、ギャオレビューなどの更新をお休みします。最近、タイピングのし過ぎで腱鞘炎気味なので、この機会に指先を休ませます。旅先ではネットは使いません。オレはネットをやめるぞ、JOJOォーーッ!

 ちなみに岐阜・名古屋の旅程は以下の通り。

[19日]夜 夜行バスにて名古屋へ
※酔い止め薬を服用のこと

[20日] 朝 名古屋駅着

喫茶店でモーニングを食べる。
ベルヘラルド サンロード店が良いっぽい。

モーニング後、明治村へ観光。
※びっくりクーポンを利用する。

今池へ移動。
スオミの湯(ハッテン場の様子を観察)
いちごメロンバー(いちごメロンショウを出来たら鑑賞)
・ユニーの屋上(レトロゲーがあるらしいが、場所が特定できない)
大丸ラーメン

[21日]朝 岐阜へ移動。

朝から夜までテニスエキストラ

夜 ビジネスホテルへ宿泊

[22日]朝 岐阜にて朝食。
※岐阜のモーニングは名古屋よりすごいらしい。

11時に現地の方と合流。

マウンテン巫女居酒屋へ。

[23日]朝 東京着


 なんかテニス行ってないときは食い倒れの旅みたいになってますが、まあそれも旅の醍醐味。ワンダースワンと福音書を片手に行ってきます。



【10/18】ジャンプ46号の感想をアップしました

 ジャンプ46号の感想をアップしました。取り扱っている作品は「ハンターもて王ナルト、ブリーチ、アイシールド、ネウロ、ポルタ、リボーン、ムヒョ、パンダーランド、ミスフル、こち亀、ジャンプアシスタント募集、タカヤ」(太字は感想多め)。

 今週テニスは休載です(´・ω・`)ションボリ 

 ハンターのカラーと「テニス&デスノ」じゃ釣り合わないですよー。まあ今週ハンターが休載だったら、ホント絶望的にジャンプの価値が下がっちゃうので、ハンターが載ってただけでも良しとしましょう。


【10/17】エスプガルーダII & 式神の城III

 ロケテ行ってきました。僕のようなヘタレでもクリアーできる初心者に優しいゲームの、その続編です。

 ・エスプガルーダII

 性転換シューティングの2作目。自機は3機から選択可能です。前作のアゲハ、タテハに加え、新キャラ・アサギが使えます。アゲハ、タテハは共にレイピア時の貫通弾がなくなりました。あと、アゲハは老けて人相が悪くなってます。アゲハのレイピアは魔貫光殺砲です。アサギはレイピア時には分身を作ります。まるで菊丸のようです。自由の女神のようなポージングの分身が手から炎を放ちます。すごくシュールです。

 難易度は難しくなってます。2回やって2回とも2面で死にました。プレイ時間5分くらい。1時間半待って5分て、ディズニーランドですか。つか、自由業にも関わらず日曜に行く僕が間違ってる。日曜のアキバは長蛇の列です。
 1面のボスは僕女です。まあなんとかなります。2面道中は無印ガルーダの3面みたいな感じ。2ボスの発狂は虫姫3ボスの発狂を思い出させる感じです。3ボスはショッカー戦闘員みたいに叫びます。「イーッ!」って。発狂は引きこもりジャコウっぽい弾幕。すごいキツそう。覚聖・ボムなしでは倒せる気がしません。

 システム面では覚聖中にボムボタンで「敵の攻撃が激しくなる逆覚聖」が使えます。このせいで覚聖中のボムは基本的に使えません。初代みたく、とりあえず覚聖しといてヤバくなったらボムとかできません。オートバリアもないので、覚聖で抜けるかボムを打つかハッキリしろって感じです。ちなみに、この「敵の攻撃が激しくなる逆覚聖」ですが、インストには「失神級暴力的高得点の絶チャンス」と、何やら頭の悪い日本語で説明があり、これを使うのが稼ぎのポイントみたいです。まあ僕は使わないでしょうけど。

 BGMは最近のテクノなんですけど、なーんか昔のFC時代のシューティングのような、人を小馬鹿にしてる感じの音楽(←誉め言葉)です。でも、良く聞こえませんでした。

・式神の城III

 前回から引き続き登場するキャラは、確か4人しかいません。クガさんとこのコウタロー君と、ふみこたんと、狼人間、あとアメリカのバカ忍者ロジャー。でも、キムさんの知り合いっぽい韓国人のお姉さんや、ニーギそっくりの式を使う女の子とかがいます。ニーギ使いなので、とりあえずその子を使いました。うん、ニーギと同じです。後頭部がオニギリみたいでカッコ悪いですが、能力的にはまんまニーギです。

 残念ながらBGMは未実装でした。あと、1面のボスが僕たちの世界の代表選手、デュエリスト堀口ゆかりが再び参戦です。でも、なんかバカになってました。残念です。まあ式神IIでも十分バカでしたけど。キムさんが股間に顔を埋めれば瞬殺できますし。

 総評としては、IIとあんまり変わらない感じです。ホントに変わらない。なので、まあ楽しめることは楽しめるでしょう。



【10/16】レビュー「仮面ライダー響鬼 #36」

 前回、あきらをストーキングしてたキリヤくん。しかし、一般的な高校一年生である明日夢くんと違い、あきらはそう簡単にひるみません。というか、キリヤくんのやり方は十人中十人が「はぁ? 何やってんだコイツ」と思うものですが、そこを正面切って「バカみたい」と言えるのは、流石あきらですね。

 翌日、鬼の修行で忙しいあきらにノートを貸そうとする明日夢くん。それをキリヤくんが横から奪って

「2ページ目と4ページ目に誤字がある。字も汚く、まとめ方もヘタだ。やりなおせ」

 と文句を付けます。クラスメートが他の人に貸すノートにケチをつけてます。すごい、すごいよ、キリヤくん。ハッキリいってムカつくけど、きっと終盤で大活躍するための「イヤなヤツ伏線」だから、今は見守るよキリヤくん。

 場面は変わって、当然のように魔化魍にやられる裁鬼さん。裁鬼さんや鋭鬼さんはやられるところしか見たことないけど、彼らも鬼倒してるんですよね?? さらに神社からは鬼の鎧が盗まれたことが発覚。これを着ると鬼と同等の力が出せるようです。鎧っつーか、変身忍者嵐そのまんまですが。

 今週の魔化魍ノツゴと戦う轟鬼と響鬼。さらに変身忍者嵐も参戦。轟鬼が落とした変身アイテムを拾う変身忍者嵐。その正体は当番組初の女性ライダーにして斬鬼さんの師匠、朱鬼さんでした。斬鬼さんの師匠ということでそれなりの御歳(中の人は33歳)ですが、変身すると何故かミニスカ。さらに胸もあります。武器は竪琴で、ポロロ〜ンと弾いて魔化魍を攻撃します。竪琴対巨大怪物の図はかなり面白いです。一見すると、とても戦っているようには見えません。

 これに響鬼のジャイアンリサイタルも加わりますが、それでもノツゴは倒せず次回へ続きます。



【10/15】レビュー「テニスの王子様#5」
 アニマックスで再放送中の「テニスの王子様」。第5話のレビューです。

 越前少年と海堂先輩の戦いが続きます。海堂先輩はスネイクを囮に使った持久戦を得意とするようですが、越前少年もまた持久戦で対抗。その上、「スネイクってバギー・ホイップ・ショットのことですよね」と、不敵にも見たばかりの技をコピーします。いわく、少し前に雑誌で読んだのと、実際の技を目の前で見たことでこの技が使えたそうですが、まあ天才だから仕方ありません。天才だから何だってできます。そういえば、樺地は「純粋なので見ただけで相手の技をコピーできる」のですが、このことから純粋と天才では純粋の方が勝り、しかし純粋と天才の違いは雑誌程度の情報量の違いでしかないことが分かります。

 海堂先輩を降した越前は握手を求めますが、海堂先輩はそれに応えずラケットで自分のひざを痛めつけます。さすがは試合開始前にとりあえずラケットで殴りかかる男海堂です。相変わらずラケットを鈍器としか考えていません。だから、そういう使い方するもんじゃないって、ラケットは。

 試合が終了し、越前少年ら一年生のコート清掃風景を見守る月刊プロテニスの井上記者。中学一年生のコート清掃風景をのんびり眺め続けるとは、月刊プロテニスとはどれほどヒマな職場なのでしょうか。


【10/14】レビュー「BLACK CAT#02」
 今回は少し偉大ポイントが少なかった気がします。第二話にして早くも息切れでしょうか(僕が)。

 前回、終盤に出てきたキーパーソン、ミナヅキサヤはその後もトレインが屋上に行くたびに屋根の上に登ってます。相変わらず不審ですが、これだけやっても周囲の民衆から問題視されずトレインにしか気付かれていないところを見ると、おそらく一流ではなければ察することのできないやり方で気配を消しているのでしょう。

 高額の賞金首ブレタ神父を狙うサヤ。トレインは「その銃でブレタを殺るのか」とサヤに尋ねます。おそらく、時速30kmしか出ない銃では危険ではないかと考えたのでしょう。それに対し、掃除屋の仕事はターゲットを殺すことではないと説くサヤ。

トレイン「綺麗ごとを…銃は人殺しの道具だ」
サヤ「モノは使いようっスよ

 トレインはそれまで、銃は弾丸を打ち出したり、鈍器として利用するものだとばかり考えていたはずです。しかし、このサヤの台詞で「銃を振りまわして爆風を生み出したり」「音波を跳ね返したり」できることも学んだに違いありません。

 ブレタを追うサヤ。途中、何人もの女性の死体を見つけます。どれもブレタの発する腐食液により腐らされたものでした。しかし、おそらく紳士に間違いないブレタがなぜこのようなことをしたのでしょうか。おそらくこの死体はダミーです。「戦闘前に自分の能力を仔細もらさず公表する」紳士的戦闘法に則り、サヤに自分の能力をビジュアル面からも理解してもらうべく、わざわざ腐肉を使って人間型のダミー人形を作ったのでしょう。このダミー人形により、相手の能力を再確認したサヤ。さらに、ブレタ神父による壁を腐らせるデモンストレーションによって、事前学習を完璧にします。さあ、いよいよブレタ神父との戦闘です。

 ブレタと戦うサヤ。しかし、ブレタに押されサヤは苦戦します。そこへトレインの加勢が……という感じで、結局サヤはプレタを生きたまま捕らえることに成功します。それにしてもGONZOはダメですね。この戦闘シーン、スピード感があったり動きが斬新だったりして、少しハラハラドキドキしてしまいました。バリアフリーではありません。心臓の弱い人が見たら危険ではないでしょうか。原作のように、全く胸が高まらないバリアフリー描写を心がけて欲しいものです。



【10/13】ジャンプ45号感想の捕捉

 ジャンプ感想に寄せられた感想・ツッコミなどをピックアップしてまとめてます。感想・ツッコミ関連の掲示板のレスはこれを持って代えさせて頂きます。ご了承ください。

・審判の真実

地方大会ですら発光や爆発の中、審判は平然とジャッジを行っているのです。 オーラごときに動じる未熟者では、全国大会の審判たる資格など無いでしょう。

 何事も全国レベルはスゴイんですね。

今週のテニス様。途中で審判ワープしてませんか? いや、前にも何度かあった気がしますけど。

 瞬間移動もお手のものですし。

・審判の真実2

審判たちはもはや「あ〜また何か発光しだしたよ。もうどうでもいから早く試合終わってくれよ〜。何時俺達に被害が及ぶか……」ぐらいの心境になってしまってるのではないでしょうか? それが今回の樺地に対する発言に繋がったのだと個人的に解釈します。

 意見が分かれております。審判たちはどんな超能力にも順応性をつけたのか、それとも超能力のオンパレードで完全にやる気を失ったのか。今のところ物理ダメージを受けていないのは審判だけなので、確かにそろそろ標的にされそう。審判をKOして反則し放題とか。

・樺地の心理

あの表情はどうやったら無我の境地にたどり着けるか試行錯誤しているものだと思われます。樺地君は試合をしながら「あれは無我の境地の応用だから……とりあえず何も考えないでみよう」とか考えていたのでしょう。

 もう「ピュア」と「無我」の違いを考えなければならないところまでテニスは来てしまった感がありますね。ピュアだと等倍返しだけど、無我を片手に集めれば2倍返しですから。……無我を片手に集めるとか、何を言ってるんだろう僕は。

・テニスの行きつく先

百錬VS百錬ということで2倍、4倍、8倍となってやがてボールが燃えてテニスコートが火事になるんじゃないかと見ているんですが、どうですかね。

「だめだ! このままだとボールが臨界点を超える!」
「メルトダウンが始まった――!」
「そんな、プロでも滅多にメルトダウンは起こらないと言うのに!」
「ああッ!審判が飲み込まれていく……」

情景が容易に想像できてしまう……。


・えっ!キミ、まだ見えてないの?!マジ恥ずかしくね?

ここまで平然と出されると、オーラはちょっと練習すれば見えるもので自分だけが知らないんじゃないのか、と不安になってきます。

 そんなお茶漬け魔人さんには、ハイこれ、「無我の境地ができません」


・意外と間抜けなレオルさん

>レオルさんはどうやって脱出する気だったんでしょうか

水が引かない事は、レオルさん自身が予想外だったと思われる様な発言をレオルさんがしています。

 モラウさんを倒した後、ボードに乗ったまま佇むレオルさんもちょっと見てみたかった。

・パームさんが吐き出したもの

パームがはき出したのは含み綿かなんかだとおもいますね。

 浅学にして含み綿という変相手段があることを知りませんでした。しかし、カラコンもだけど何故変相する必要があるんだろう…。

・ハンターと黒猫の違い

黒猫を知欠知欠っていうけど(確かにそうですが)富樫先生は原稿落としまくってちゃんと仕事をしていないという点で最低の漫画家ではないでしょうか。ちゃんと連載を終えたという点で矢吹先生の方が好感度高いです。そもそも今週の二酸化炭素の件も結構な知欠描写じゃないんでしょうか。

今週のモラウさんの逆転劇はちょっとムリあるような気がしたんですが、まあいいです。ハンターだから許します。かがみさんの過去のジャンプ感想時の言葉を借りますけど、ホント愛って不思議ですね…黒猫はあんなに突っ込みたくなるのに

 これは漫画に限らず、創作物全てに対して言えることですが、フィクションである限り完全にリアルなものは作れません。だから、ある程度の知欠描写は便宜上仕方なく、今週のハンターのようなのは「突っ込むだけ野暮」なのです。では、なぜ黒猫は微に入り細に入り突っ込まれるのか。それは黒猫はそうした方が面白いからです。そうした方が黒猫が生きるからです(少なくとも僕の中では)。あれは別に黒猫を非難しているわけではありません。むしろ全力で愛でているのです。ハッキリ言って僕はナルトやワンピースより黒猫を愛してる。
 冨樫先生が仕事をしないことに関しては「資本主義だから」という言葉で説明できると思います。大金持ちの先生には既に必死になる理由がありません。しかも、手抜きでありながらジャンプの看板漫画です。端的に言うと「実力とカネがあればアレは許される」のです。だって資本主義だから。クリエイターとしての姿勢が最低だろうが何だろうがこれが現実です。とはいえ、そんなコトは読者には関係ないので「最低の漫画家」と貶すことも自由です。先生もそれは覚悟しているでしょうね。ただ、本人は痛くも痒くもないのでしょうけど。これも現実です。

・こち亀の田んぼ

こち亀の田んぼは小学生の時(10年ぐらい前)仲間内でやってました。

 エー! 僕、10年前は中学生くらいでしたよ? でもやったことない(´・ω・`)ションボリ
子供の時にやりたかったなー。

・もて王の元ネタ

そういえば今週はサイレントナイト翔もありましたね。

 僕は気付かなかったのですが、「静かなる夜のショー」はサイレントナイト翔だったみたいです。「Good Bye」は車田先生の打ち切り時の巻末コメントらしいですね。




【10/12】子供の遊びがなくなる理由
 今週のこち亀を読んでから、なぜ遊びは生き残るものもあれば消えてなくなるものもあるのかと、何となく考えてました。「田んぼ」「駆逐水雷」などのルールを見た限りでは、今でも十分面白そうな遊びであると思われます。「面白い/面白くない」だけで遊びの存亡が決まるとは思えません。
 そういうわけで、さっき以下の仮説を閃きました。

『遊びには寿命がある』

仮定:ある小学校において「鬼ごっこ」という遊びが一年間流行し、それ以降は全く遊ばれなくなったと仮定する。この状況において、「鬼ごっこ」が流行し、それ以降遊ばれなくなったメカニズムは以下の通りである。 なお、「鬼ごっこ」の継承は下級生が一つ上の上級生の遊びを見て真似たものとする。また、見てルールを覚えて実際に遊ぶまでには1ヶ月の準備時間が必要であったとする。飽きっぽい子供が一つの遊びに熱中できる期間は6ヶ月間とする。

6年生の間で「鬼ごっこ」という遊びが発生し、4月から10月まで流行した後、6年生は飽きた。

5年生は6年生の「鬼ごっこ」を目にし、5月から11月まで遊び、飽きた。

4年生は5年生の「鬼ごっこ」を目にし、6月から12月まで遊び、飽きた。

3年生は4年生の「鬼ごっこ」を目にし、7月から1月まで遊び、飽きた。

2年生は3年生の「鬼ごっこ」を目にし、8月から2月まで遊び、飽きた。

1年生は2年生の「鬼ごっこ」を目にし、9月から3月まで遊び、飽きた。

その次の年に入学してくる新入生に「鬼ごっこ」は伝わらなかった。


 こういうのを研究してる学問ってあるんですかね? あるなら今までの研究結果を知りたいです。



【10/11】ですかう

 http://brunhild.sakura.ne.jp/updir/data/deathkau.swf

 私、ハ、ハ、ハルです。(*´Д`)ハァハァ


【10/10】ジャンプ45号の感想をアップしました

 ジャンプ45号の感想をアップしました。取り扱っている作品は「テニス、ハンター、もて王、ワンピース、ブリーチ、ネウロ、ポルタ、ムヒョ、リボーン、タカヤ、こち亀、ミスフル」(太字は感想多め)。

 今週のテニスはギリギリで「危険」判定。菊丸分身ほどではないですが。あ、そういえばテニスのSSをまた書きました。


【10/9】レビュー「仮面ライダー響鬼 #35」

 脚本家・プロデューサーの交代(テコ入れ)以来、一部から評判の悪い響鬼ですが、何度か見ているうちに僕はむしろ好きになってきました。確かに何点か悪くなった部分もあるけど、それを補って余りある小ネタの面白さ。前のファンが嫌うのも分かるけど、でも、正直これは面白いや。脚本家はシャンゼの井上さんだしね。


 前回、恋人のヒナカに誕生日プレゼントで「光りモノ」を求められた轟鬼は、レストランで生カツオ一尾を贈ろうとしますが、当然嫌われます。このことがショックで魔化魍(敵)との戦いにも集中できない轟鬼は、師匠の斬鬼さんに相談します。斬鬼さんは自信たっぷりに

 「オレはいままで多くの女をモノにしてきた。そう、文字通り鬼のようにな。ヒナカとのことはオレに任せろ」

 と、言い切ります。斬鬼さんのアドバイスに従った轟鬼は、ヒナカを訪ね、

 「オレはいま地獄にいる。恋という名の地獄に…」

 と、呟いて抱きつきますが、当然追い出され水を掛けられてしまいます

 一方、もっちーが京介にラブレターを手渡すところを目撃した明日夢も落ち込んでました。しかし、これはもっちー自身の口から真相が伝えられ誤解が解けます。いわく、他のクラスの女子のラブレターを京介に渡しただけらしいです。もっちーの前では何気ない様子で振舞う明日夢ですが、その後、そそくさとトイレに入り

「よっしゃー!!!!!」

 と大声で叫びます。この時、小便器で用を足していた男子生徒がビビってオシッコを手に掛けてしまいます。ものすごい芸の細かさです。正直このシーンを見てレビューを書こうと思いました

 同じ頃、カスミとの恋に悩んでスランプだった威吹鬼さんも誤解が解けます。残るは轟鬼のみ。響鬼さんが親身になってアドバイスします。

「おまえ、女の子が『光りモノが欲しい』っていったら、普通は宝石とか時計とかを渡すもんだぞ

 これを聞いて「初めて知ったッスよ!」と驚く轟鬼。改めてヒナカの誕生日会をやり直すことにします。気取ったレストランではなく、手打ちうどんでヒナカを迎える轟鬼。最後に指輪を渡して大喜びのヒナカ。轟鬼も無事に復縁です。

 そんなところに魔化魍出現の報せが入り、現場へと飛ぶ響鬼と轟鬼。轟鬼が去った後で「でも、これ違うんだけどなあ」と呟くヒナカ。いわく、

「私が光りモノがいいって言ったのはお寿司が食べたいってコトだったんですけどねえ。でも、この指輪も嬉しいです!」

 カツオはあながち外れてませんでした。寿司ではなく生で一尾渡されたことが問題だったようです。考えようによってはすごく気難しい女性ですね、ヒナカさん。自分で3枚におろせて握れれば、生カツオでも喜んだのでしょうか。

 わだかまりが解け、気分爽快な威吹鬼と轟鬼は、いつも通りラッパを吹いたりギターを弾いたりして魔化魍を撃破。響鬼さんもドンドコ太鼓を叩いて撃破。一件落着ですよ。

 さあ、次回はミニスカ仮面ライダーの登場です。



【10/8】レビュー「BLACK CAT #01」

http://www.tbs.co.jp/anime/blackcat/

 矢吹先生の敬虔な信者であるにも関わらず、うっかりリアルタイムで見忘れたウッカリさんな僕ですが、無事、アニメ第一話を入手しましたので気を取りなおしてレビューしたいと思います。

 まず、OP前。クリードさまとトレインの対決シーンから始まります。この時のクリードさまの上ずった声が非常に安っぽく、理想的な世界を作るため全人類と面接を行おうとした偉大なクリードさまの面影はありません。これはおそらく「神々しいクリードさまよりも、庶民派のクリードさまを」と、アニメスタッフが志したからでしょう。また、安っぽいのはクリードさまだけでなく、第一話全体を通して何もかもが安っぽいですが、これも同様に、崇高過ぎる黒猫を少しでも親しみやすいものにしようとするスタッフの気持ちの現れでしょう。聖書と小説「聖書」の関係のようなものです。アニメスタッフをここまで謙虚な気持ちにさせる矢吹先生は偉大です。

 マロさまの重力張手(グラビティ・ハリテ)が拝めるOPの後、暗殺に成功したトレインが屋根の上で佇む様子が描かれます。これが僕にはどうしてもサイボーグ009に見えてしまうのですが、もしかして、ビバップ、ハンターだけでなく石ノ森先生からもパクられていたのでしょうか。僕の思い過ごしであれば良いのですが……。

 場面は変わって、街で食事をするスヴェン。しかし、ここであろうことか、スヴェンは紳士を、「シンシ」と発音しています。ああ、なんということでしょう。「紳士の単数形はジェントルメン」を強調し、世間一般の語学上の誤謬を指摘した矢吹先生の崇高な精神がこんな形で失われてしまうとは。「紳士の単数形はジェントルマン」と思いこんでいた僕の盲を啓いてくれた矢吹先生の御心がアニメでは伝わりませんでした。やはり「紳士」はジェントルメンと発音しないと。ここはGONZOの研究不足だと思います。猛省して欲しいですね。

 次にスヴェンは知事に就任したギャング(=賞金首)を捕獲するため、知事就任パーティへと参加します。パーティの最中、物語には全く関係ないデフォルメキャラがスヴェンにワインを引っ掛けるなどして、物語の緊張感を巧く削いでくれます。もちろん、過度の緊張により視聴者の心臓に負担が掛からないようにとのバリアフリー設計によるものです。流石は元祖バリアフリー漫画と謳われた黒猫のアニメです。見事なバリアフリーで、全くドキドキしません

 それにしても、この知事になったギャングの度量の広さは素晴らしいの一言です。カネがなく、レストランでもツケでメシを食っていた流れ者の賞金稼ぎスヴェン。彼のようなものさえ自由にパーティへ参加させていたのです。市民ですらない全くの流浪民のパーティ参加を認めただけでなく、さらに知事は、一般参加者と同じトイレを利用していたのです。どこの馬の骨とも分からないものを参加させ、さらにどこの馬の骨とも分からないものの前で、排便というもっとも無防備な姿を晒す市長。無闇な猜疑心に駆られ周りの者を遠ざけるような器の小さなギャングではない、大物のギャングを描くことに成功しています。

 ところで、この時スヴェンは頭からかけられたワインを拭うため眼帯を外していたのですが、そのため、たまたま見かけた知事に対しヴィジョンアイが発動してしまいます。ヴィジョンアイにより、知事がトレインに狙われていることを知ったスヴェン。しかし、ヴィジョンアイの使用により体力がなくなったスヴェンは、トレインより先に知事を確保することができず、仕事に失敗してしまいます。
 つまり、「たまたまワインをひっかけられたから、たまたま眼帯を外して顔を洗っていたら、たまたま知事が通りかかって、たまたまヴィジョンアイが発動して、その結果体力がなくなって仕事に失敗した」わけです。この描写は、一見何の必然性もない、どうしょうもない展開のように思われますが、しかし、これは実は、スヴェンほどの一流の掃除屋であっても偶然が悪い方向に作用すれば任務に失敗してしまうという、運命の非情さを描いたエピソードなのです。厳しい現実から目を背けることなく、あえて直視する。アニメスタッフからはそのような志の高さを感じることができました。

 そして、トレインにより知事は射殺。スヴェンはトレインを追いかけ、「悪人とはいえ、なぜ知事を殺した!」と詰め寄ります。その直後、トレインとスヴェンを襲うブーメラン。市長の部下のギャングが、市長を殺したトレインを倒そうと後を追ってきたのでした。上役が殺され、その仇を命がけで追いかけるとは素晴らしい忠誠心です。部下からこれほど愛されているとは、やはりギャング市長は器の大きな男だったのでしょう。そんな部下の忠誠心に心を打たれたのか、トレインは部下を殺すことなく、身動きだけ封じて、その場を立ち去るのでした。

 なお、スヴェンもその場を立ち去った後、そこに若き日のクリードさまが現れ、その部下に止めを刺してしまいます。一見すると、せっかくトレインが助けたのに何て酷い行為だ、と思われるかもしれませんが、これはおそらく、「身動きの取れないまま放置するような、そんな死よりも恥ずべき屈辱を戦士に与えてはならない」というクリードさまの紳士哲学によるものでしょう。年若いとはいえ、この頃からクリードさまの紳士精神は芽生え始めていたようです。

 その場を立ち去るスヴェンは、止めを刺された部下の悲鳴を耳にします。しかし、その時のスヴェンはとてもお腹が減っていたので、「悲鳴をあげているのはオレの腹の方だぜ」と、部下のことなど気にもせずに立ち去ります。スヴェンは先ほどトレインに対し「悪人であっても命は大切」と説いていましたが、これは一体どういうことでしょうか。僕が考えるに、これはおそらく「腹が減っては戦はできぬ」という古来から伝わる諺の正当性を訴えるための描写と思われます。これが温故知新というものでしょうか。温故知新の精神は、矢吹先生の原作からも痛烈なまでに感じることができましたが、きっとアニメもその精神を受け継いでいるのでしょう。

 そして、ラスト。真夜中にも関わらず屋上で放歌高吟する着物の女性が現れます。言うまでもなくこの物語のキーパーソン、サヤです。しかし、着物を着た女が真夜中に屋根の上で歌う姿は、まったくの不審者です。それも真夜中の話ですから、場合によってはDJ河原なみの近所迷惑です。しかし、それも仕方ありませんね。おそらくサヤは自分の存在をトレインに気付かせるため、あえてこのような変質者的な目立つ振る舞いをしていたのですから。単に「偶然の邂逅によりトレインの運命が変わった」というのでは、物語に積極性がありません。そうではなく「サヤがわざわざ目立つように変質者のような行動をしてトレインの目を惹いた」ということにし、物語に積極性と必然性を与えているのです。実に高度な描写と言えるでしょう。第二話も楽しみですね。13話くらいで終わってくれると、負担が少なくて助かります。バリアフリーです。

矢吹先生は偉大です。
矢吹先生は偉大です。



【10/7】架神恭介は腹を切って死ぬべきである

 先日、僕たち私たちのアニメ「ブラックキャット」第一話がついに放映されました。熱心は黒猫紳士であるみんなは当然見たよね!?もちろん僕も…………




 見忘れましたッ!!!!!




 えー、ホントすいません! 当然この欄にアニメ第一話の感想が載っていると思い来てくれたみなさんに申し訳ないです。放送一時間前まで覚えてたのに、その時めちゃめちゃ仕事してました。ノリノリで企画書書いてました。

 ちょっとこれは社会的信用に関わる問題なので、いま録画した人がいないか探してるんですけど、かなり全滅っぽいです。あいたたた。矢吹先生ごめんよー。



【10/6】ジャンプ44号感想の捕捉

 ジャンプ感想に寄せられた感想・ツッコミなどをピックアップしてまとめてます。感想・ツッコミ関連の掲示板のレスはこれを持って代えさせて頂きます。ご了承ください。

ハンター信者ランク集計結果

「ハンター信者ランク」
〈在家信者〉絵が荒れていても許せる
〈出家信者〉載ってさえいれば嬉しい
〈古参信者〉隔週連載でも嬉しい
〈幹部信者〉月イチ連載でも嬉しい
〈大悟者〉再開の目処が立っていれば嬉しい
〈神〉打ち切られない限り嬉しい

さて、結果は……

「ハンター信者ランク」
〈アンチ)……1
〈異端教徒〉……1
〈在家信者〉……2
〈出家信者〉……12
〈古参信者〉……11
〈幹部信者〉……6
〈大悟者〉……3
〈神〉……1

やはり、みなさん僕と同じくらいで「とにかく載ってれば嬉しい」「隔週連載ならOK」というレベルのようです。しかし、神クラスのシャーマンが一人でもいるとは思わなかったですよ。スゲー。

あんまり好きじゃない人は逆に我慢できますからね。 信者は載ってないのが許せない。

ノン! 断じてノン! 載ってないのが許せないってのは普通のファンです。信者とは載ってなくて許せない状況を信仰により許す者をいうのです!

隔週とかはガックリきちゃいますが、休載を残念におもうのはそれだけ好きだからですよ。 と思ったのですが、その段階を通りこして悟りの境地を開いたのが古参、幹部、神といった部類なんですかねw実に奥が深いww

イエス! 好きだから休載を残念に思う。それは全く当然の反応であり、そこに信仰はないのです! 絵が汚くても、載ってなくてもハンターを愛す。それが信者!

私は「載っていれば嬉しい」なんですが、むしろ「絵が荒れているのが許せない」時があります。

そうか、こういう信仰の形もあるんですね。
僕は「荒れてても載ってればいい」を基本に考えてました。反省。

テニス様信者ランクってのはやらないんですか?気になって気になってw

テニスで一体どうしろと?(笑)
〈在家信者〉……オーラ以上のギャグが出てこないと許せない
〈出家信者〉……ビッグバン程度でお腹いっぱい
〈神〉……許斐先生が狙って仕掛けたネタでも笑える
とかですか?

というか、絵が汚いとかなんとか皆さんおっしゃいますが、 凝をつかって読めば単行本と同じなんじゃ…

いや、普通の読者には(程度の低い信者にも)凝は使えないので…。

先生が無事ならそれでいいです。もう打ち切られない&先生が飽きて中途半端なとこでやめなければいいとさえ思えてきました。

そういえば、旅団編の時には僕もその域にまで達してました。人はすぐに自分を甘やかせますね。

あと、富樫さんを批判する人に出くわしたら、とりあえず「BASTARD!!に比べればまだいいじゃん」って言えば大抵の場合は納得してくれます。

随分前にウルジャンに引っ越した某マンガに関しては 「再開の目処が立っていれば/打ち切られない限り嬉しい」を通り越して 「作者が生きて作品のことを覚えていてくれればそれでいい」というレベルになってます。

逆に荻原先生がスゴイ気がしてきました。

もし隔週連載が実現したら嬉しいどころか、日々の不安の3割弱(来週はハンター掲載しているかなぁ、という不安)が消え去るわけですからね。ジャンプが300円になってもいいですよ。

ヤベエ。なんかこの人レベル高ェ。
「富樫先生にハンターハンターを2週以上休まないことを確約させましたので、来週から300円に値上げします」
と言われたら僕はさすがに「今まで通りでいいから値上げするな」って怒りそう。僕ってホントに信者レベルが低いなァ。

なんだか恋人の浮気をだんだん許していくような感覚に似てますね。

やっぱり愛なんですよ!

・テニスの今後

今週の超テニスの飛行機シーンは手塚が会得したであろう必殺技のヒントかもしれません。ずばり「飛行」です。彼はあのテニスによる集団処刑でついにヒンズー教の奥義でもある空中浮遊をマスターしたのではないでしょうか。いくらコピー能力を有する樺地でもさすがに「飛べません」。ちょっと浮いてみれば、すぐに負けを認めるでしょう。

これで勝負がついたら、完全にテニスではなくなりますね!
「ダメだ、オレには空は飛べない。手塚さん、オレの……負けです」

樺地のオリジナルが見れる……と、言いますか乾みたいに普通の一般的なプレイヤーになるんじゃないんですかね。

あ、なんかすごい現実的過ぎてイヤだ(笑)
でも許斐先生は天才だからきっと何かやってくれると思います。

超テニスって純粋に上手さでは勝敗決まらないんですかね。
必ず必殺技じゃないと得点できないのかなぁ。
こう、普通に、逆突いて決まった、なんてのないのかしら


はははははは!まさか普通のテニスじゃあるまいし、ありえませんよそんなこと!

・実は有名人なセナ

「2組の目立たない子」とか言われているにも関わらず、セナのこと会場の皆さん知ってるんですよね(笑)。どこが目立たないんだ。

あ、ホントだ。気づかなかった。石丸の方が絶対無名だよなー。

・ムヒョ

あの分裂霊(人形)、なんだかスタンドに見えて見えて・・・

あのお母さんはしげちーだったのかッ!?

・今週のモテ王の元ネタ

>>こうやって死んだ方がましだッ!
これはジョジョ第四部「ジャンケン小僧がやってくる!」の決着の部分ですね。
露伴にヘブンズドアーで自分の運命を決められるのを嫌ったジャンケン小僧が、トラックの前に飛び出て自ら死を選ぼうとした所のパロだと思います。
『「まるで劇画」っていうような根性』の露伴のセリフも出てますし、間違いないです。
あと、扉絵はブチャラティのパロじゃなくてアブドゥルとイギーだと思います。(未確認なので違ってたらごめんなさい)

ああ、指摘されてなおジャンケン小僧が思い出せない……。僕のJOJO信者ランクは限りなく低いです。



【10/5】レビュー「ツールボックス・マーダー」

 ※面白い映画だったのでGyaO Reviewからコピペ。

 呑気に楽しめる毒にも薬にもならないB級ホラーを見ようと思い本作を選択。ありきたりなホラー映画って、(大体一緒だから)ストーリーを追う必要もないし、適度に見せ場もあるし、実はリラックスして楽しめるモノなのです。本作にも、そんな「たいして面白くもない良くあるホラー映画」を求めていたのですが良い意味で裏切られました。これはB級ホラーの佳作ですよ。

 主人公の若夫婦が引っ越してきたアパートは破格の家賃ながら、住人が忽然と消えていくお化けアパート。これだけだと良くあるお化け屋敷映画なのですが、中盤でヒロインが存在しないはずの4号室を探し出す展開になってから謎解き要素が加わってきます。この時の感覚が非常にゲーム的でグッドです。まるでホラーアドベンチャーみたい。屋敷にギミックが仕掛けられているという点では「13ゴースト」も同じですが、本作の方が遥かに地味で、それなのに遥かに魅力的です。なんていうか、小学生が新しい建物に入って「お母さん、僕、冒険してくるよ」っていうあのニュアンス。ヒロインの謎解きパートは「子供の冒険モノ」でもあるんですよね。僕が子供だったとして、引越し先のアパートで「存在しないはずの4号室」をあんなところから見つけたら絶対大はしゃぎしますよ。

 そういうわけで、ホラー要素に加え、アドベンチャー要素もある本作はオススメ。等身大で身近な冒険ってのに僕は弱いのです。全体的に画面が暗くて何をやってるのか良く分からないところと、ミスリーディングが卑怯くさいことは、この際、積極的に目をつむりたいです。

 ところで、この映画の監督のトビー・フーバーって「ポルターガイスト」「悪魔のいけにえ」の監督なんですね。なんだ、大物じゃん。

(「ツールボックスマーダーはGyaOにて無料で視聴できます(11/1まで)⇒こちらから)


【10/4】レビュー「世界軍事学講座」
 これは古代戦史から最新の宇宙戦略に至るまで、兵器・軍編成・対テロ戦略など、戦術・戦略を余すところなく解説した書……という大変面白そうな本なのですが、実際に読んでみると……う〜ん、結構退屈でした。ヒストリーチャンネルなどで軍事関係の番組やってると大体それは面白いんですが、これはどうもイマイチ。なんていうか、全体的に本当に地味ですね。知らないことを知るドキドキ感というのが何故か感じられません。書かれていること自体は今までの自分が知らない未知の知識であるにも関わらずなぜかドキドキしませんでした。なんでだろう。戦術とか戦略とかいうのが思ってたより全然地味だったからですかね。決して悪い本ではないと思うんですが、、、うーん……。

 というわけで、正直読んでてあまり面白い本ではなかったのですが、それでも知らなかった知識がたくさん書かれていたので、軍事に関する知識を得たい人には良いかもしれません。しかし、知らないことを知ってドキドキしたいのであれば、以前紹介した『本当の戦争』の方が面白いかもしれません。あれは戦略・戦術面での詳記はありませんけれど。(『本当の戦争』に関しては当ページでもまとめページを作っています)



【10/3】ジャンプ44号の感想をアップしました

 ジャンプ44号の感想をアップしました。取り扱っている作品は「テニス、べしゃり暮らし、ワンピース、アイシールド、ブリーチ、ナルト、アイシールド、ムヒョ、デスノート、もて王、タカヤ、ネウロ、ミスフル、切法師、ジャガー」(太字は感想多め)。

 そういえば感想中にも書きましたが、みなさんの信者ランクを教えて下さい。掲示板にでも書いておいて頂ければ、木曜夜あたりに集計しますので。絵が荒れてることすら許せなければ「無信仰」ってことで。

「ハンター信者ランク」
〈在家信者〉絵が荒れていても許せる
〈出家信者〉載ってさえいれば嬉しい
〈古参信者〉隔週連載でも嬉しい
〈幹部信者〉月イチ連載でも嬉しい
〈大悟者〉再開の目処が立っていれば嬉しい
〈神〉打ち切られない限り嬉しい

 僕はいま古参レベルですね。もっと悟りを啓きたいです。


【10/1】レビュー「ブレインデッド」
 極めてお馬鹿なゾンビ映画。ラットモンキーに噛まれてゾンビになったママを、マザコン主人公が埋めたり隠したり、鼻の穴からトランキライザー注射したりするけど、ゾンビはどんどん増えていって……

 この映画の見所は、無駄に好戦的で無駄に強すぎる登場人物たち。普通、ホラー映画というものは「怪物と逃げ回る一般人」がセットと相場が決まっています。しかし、この映画にセオリーは通じません。例えば、中盤でゾンビに襲われる主人公を神父が助けに入ります。セオリーでは神への祈りも空しく聖職者は怪物に殺されてしまう場面です。しかし、ブレインデッドの神父は祈りません。「おのれ怪物め!私の蹴りを受けてみろ!」と言い放ち、ゾンビにジークンドーで立ち向かうのです。

 他にも、この映画には嫌われ役として主人公の叔父が出てきます。彼は事態を混乱に導くキャラクターで、こういう人物は大体パニックシーンでむごたらしく殺されるものと相場が決まっています。しかし、ブレインデッドでは、やはりセオリーは通じません。ゾンビの群れに追い詰められ、逃げ場もなくなった叔父。彼は手に持った枝切り鋏で逆にゾンビに立ち向かいます。あっという間にゾンビを殲滅する叔父。さらに、逃げるゾンビを追って、ゾンビで溢れた大広間へ特攻。ここで初めて調子に乗リ過ぎた自分を後悔するのか……と思わせて、ゾンビで溢れる大広間をも簡単に突破するではありませんか!なんなんだこいつら!

 一方、主人公とヒロインのペアも見事なゾンビ大虐殺を見せます。主人公は芝刈り機を使い、片っ端からゾンビを挽肉に。一方、ヒロインはゾンビの肉片を黙々とミキサーにかけて潰していきます。強い、強すぎるよこのカップル。

 ギャグとユーモアに溢れたゾンビ映画「ブレインデッド」。大量の血しぶきとグロ映像に耐えれるなら間違いナシの名作です。







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