2003.12.2
■[xyzzy]矩形選択するには?
permalink:"200312.html#d02_t1"
xyzzy で矩形選択する方法。
しかし、なんで矩形なんて難しい呼び方すんのかな。(xyzzyが悪いってんじゃなくて)『しかく』でいいのになあ。
自分なりにまとめ。xyzzyには、行とかの選択方法に二種類ある。
- リージョン
- セレクション
リージョンは、Ctrl+スペース でマークをセットしたところと、現在のカーソル位置とのあいだ。
セレクションは、Shift+カーソル移動キー、またはF6キーなどを押した後カーソル移動で、色が変わった部分。
リージョンとセレクションはだいたい同じようなことができるコマンドが用意されてるけど、リージョンに対する処理の方が充実してる。
カット&ペースト用の記憶場所も、複数用意されてる。
- キルリング(リージョン用)
- セレクションリング
- クリップボード(Windowsのやつ)
で、まえおきが長かったけど、矩形選択の方法。
一番簡単なのがマウスを使う方法。Ctrl+マウス選択で矩形がセレクションとして選択できる。
マウスで選んで、F7でカット、F8でコピー。ペーストするときは、Shift+F9かな。
参考にしたページ:
2003.12.3
■俺も欲しいんだけど
permalink:"200312.html#d03_t1"
きのーう行き付けの小さい本屋に行って「もえたんを予約している男」と「もえたんを三才に注文してる店の人」のどちらも見てしまった。予約した人は誰かに頼まれたとか言い訳してた。
- ロロ「
- 言い訳言うな」
「英単語が萌えるとかどうとかいう奴」みたいな予約の仕方をするから、「アレでしょ! もえ、もえ…もえたん! そう、もえたん!」と店の人が連呼してた。その後店の人は、三才ブックスに電話をかけ3冊注文してた。重版がかかっているらしいよ。
■エヴァ2 の第一印象を入力してください
permalink:"200312.html#d03_t2"
街を歩いていて、歩く人の数が中途半端に少ないとき、ボテっとした恰好悪い明朝体で書かれた看板を見たとき、『シェンムー』の街にいるような錯覚に陥る事がある。シェンムーってのは良くできたゲームで、何の興味もない商店街を歩いて通りぬけるときの、つまらない現実と同じくらいつまらない。現実がシェンムーと同じくらいつまらないのかな? と、どっちだかわからなくなるくらい『良くできている』。車道に見えない壁があるわけじゃないけど、実際に車道に飛び出したりはしないし、街を歩いてる人に無目的に話し掛けたりもしない。
つまんないのはおそらくフィードバックが希薄だからだと思う。超よくできた箱庭世界の中で、人々が毎週のスケジュール通り日々を過ごしてるのはすごいんだけど、プレイヤーにほとんど反応してくれないので大して面白く感じないんだな。
なんか色々書こうと思ったけど『コスティキャンのゲーム論』とか馬場さんの文章読んでたほうが面白いし何億倍もためになるので、やめた。
- 馬場秀和のRPGコラム
- http://www.scoopsrpg.com/baba.html
- 馬場秀和ライブラリ
- http://www004.upp.so-net.ne.jp/babahide/index.html
2003.12.4
■[book]ファースト・レンズマン
permalink:"200312.html#d04_t1"
読了。『銀河パトロール隊』『第二段階レンズマン』『レンズの子供たち(前の訳だとレンズの子ら)』の『キム三部作』の続き。続きだけど、時系列では思いきり前に戻って、レンズマンの誕生とキムボール・キニスンの先祖たちの活躍を描く。アリシア人は何を考えたか、超最強のDNAをかけ合せて新人類を誕生させるため数百世代も前からご苦労なことに暗躍していて、ヴァージニア・サムズとジャック・キニスンはお互いに超息が合うパートナーなのにも関わらず、(おそらく)アリシア人が数世代後にスーパーカップル(要はキムボールとクラリッサ)を作りたいがためにいがみ合うように調整されている。とにかく地球最強のDNAが超完璧なアメリカ人から出るとことか、ヒトラーとかアジアの暴君(多分日本)とかが敵役のエッドア人に支配されてるとか、(・ε・)アルェ〜〜〜〜!? と思うところも事実ある。あるけどエンターテイメントとしては申し分ない感じ。
レンズマンからはいくらでも優秀なスパイが送りこめるのに、ボスコーンからスパイが送りこめないのは不公平だ。人のスパイはレンズで全部見分けられてしまうだろうけど、エッドア人は知覚力で地球の様子とか分かるんじゃないのか。
文庫に挟まってた『SF大会へのおさそい』というチラシがすごかった。チラシというか…これお遊びだよね? 話を盛り上げるためのパロディ、ウソ広告だよね? そうだと思いたい。月の上で火星人や宇宙服、ジャンプスーツの怪人物たちに囲まれた、いかにもnerd、オタクのような青年の絵と、『SF大会へのおさそい』を取り囲む裸で羽根生えた姉ちゃんが描いてある。なんか凄まじくダメなところが心惹かれる。
■[win]長いファイル名
permalink:"200312.html#d04_t2"
- ロロ「
- 各スクリプト言語で、『8.3形式』のファイルパスから、Win32の『長いファイル名(long filename)』が取得できるかどうかと、取得する方法を調べます」
なんかそれだけで一日つぶれそうだ。
- ロロ「
- 発端は、Rubyで明解な解法がなかったからなんですけれど、どうもRubyだけが苦手としているわけではないみたいなのです」
使えそうな言語一覧:
- BAT
- Lisp(Xyzzy Common Lisp)
- Perl
- Ruby
- Windows Scripting Host
- ひまわり
[BAT]
スマートな方法は、多分、ない。dir /b でおそらくロングファイル名は出力できるので、これを一旦ファイルに入れてどうにか処理を加える。
dir /b "%1" >tempfile
[Lisp]
カレントディレクトリを取得して、同じパスを指しているものを取得している。
(defun get-longfilename (sfn)
(dolist (f (directory "."))
(if (path-equal sfn f)
(return f))))
[Perl]
Win32APIを使用するストレートな方法で。
#!/bin/perl
use Win32;
$a = Win32::GetLongPathName($ARGV[0]);
print "$a\n";
[Ruby]
ディレクトリの中身をとってきて、それぞれを File::stat というオブジェクトを比較することで同じファイルかどうか判断してる。
どうでもいいんだけれど、サンプルが検索で見つからないよ! ここまで全部俺の自作だよ!
#!/ruby/bin/ruby
Dir.foreach(".") { |f|
p f if File.stat(f) == File.stat(ARGV[0])
}
[Windows Scripting Host]
ごめん、勉強中。
[ひまわり]
日本語スクリプト言語だね。触ったことはない&確認してないが、ずいぶん簡単に記述できるみたいなので引用。
’長いファイル名に変換
ファイル名の、長いファイル名取得。
それを、表示。
■[game]新世紀エヴァンゲリオン2 2nd Impression
permalink:"200312.html#d04_t3"
- 基本的にウザいくらい話しかけてOK。機嫌がいいようなら。
- トイレ前で出会う人の中にはトイレ我慢人がいて、色んな人に邪魔されて苛立ってる。
- いきなり○ボタン押して「近づく」はやらない
- たわいもない話もしくは見るから派生させて微笑みor照れ
- だいたいこの程度の攻略でATは目標値以上になるので、あとは適当に試していく
- そんな小器用なことができるシンジってシンジか?
■熊本弁
permalink:"200312.html#d04_t4"
話はそれるが、熊本弁の「まうごつ」の由来。
「踊り出すくらいに」 => 「踊るように」 => 「舞うように」 => 「まうごつ」
(「〜ように」は熊本弁では「ごつ」「ごとある」「ごたる」などと変化する)
熊本では「ものすごく」と「舞うごとくに」には意味的なつながりがあったわけか。
なるほど。『絢爛舞踏』は単に『スゴい』『かっこいい言葉』として選ばれただけでなかったのかもしれない。と思った。
いまさら既出だろうけど。
2003.12.6
■[win]DCが格納しているビットマップとは?:
permalink:"200312.html#d06_t1"
- ロロ「
- メモリDCは、 CreateCompatibleDC(hDC) で作成できた時点では、大きさ 1x1 、モノクロの画面しか持っていません」
SelectObject()でビットマップを選んでやると、ビットマップと同じ大きさになるんだよね。
- ロロ「
- そう」
それってつまり、「メモリDCの画面」=「ビットマップ」ってことじゃないのかなあ。
- ロロ「
- どうやら、そう考えてもいいみたいです。…内部的なことはわかりませんけれど」
むむ、SelectObject()でビットマップを選んだあと、BitBlt系関数でコピーすることもできる。
そんで、他のGDIオブジェクト使って画面上に描画することもできるわけだが…このときいじくったことはビットマップに反映される。
やっぱりなあ。その、『描画内容がビットマップに反映される』ってのがポイントだね。これでやっとDCの混乱が解けてきた気がするよ。
メモリDCってのは『裏画面』とか呼ばれてるけど、実DCとは似て非なるものなんだな。
『ビットマップを扱うためのDC』
それがメモリDCの正体とみたね!
2003.12.9
■[game]エヴァンゲリオン2 補完される行間
permalink:"200312.html#d09_t1"
話の順番を無視してカヲル君が出てきました。あと出てない使徒は、たぶん、マギハッキングする奴と、伍号機に寄生する奴と、カヲル君。
ところで、このゲームでは、シナリオ自体がAIによって左右されます。
したがって、『すべてのイベントを見る』『すべてのエンディングを見る』『すべての女の子を』『すべてのCGを』『アイテムを』など、配置されているリソースをすべて体験してしまえば終わりになるゲームとちがって、リソースに囚われない、2000時間でもプレイできる画期的なゲームなのです。
逆にいえば、いつやめてもいい画期的なゲームです。10時間もプレイしてないとか、まともにクリアしてないとかいうことにこだわる必要は、ありません。
俺は、飽きたのでここでやめます。
■[movie]天空の城ラピュタ
permalink:"200312.html#d09_t2"
ここ(天空の城ラピュタ書き出し)読んで、『ラピュタ』が観たくなって中古のDVD買ってきた。うむ何度見ても面白い。田中真弓マンセー。
言われて観直してみるととにかく『落ちるか落ちないか』てことに拘って作られてることがわかるなあ。『どこから落ちても平気だぜ、超便利防御アイテム』としての飛行石の登場回数はわずか2回、あとはどんなにマターリなシーンでも踏み外せば即死ぬるようなドキドキ。ヤバいシーンではなおさらドキドキ。
「シータは木登り平気だよね」って、いくら平気でも落ちたら死ぬようなとこ木登るのは嫌だなぁ。
- ロロ「
- でも、結構木登りは死と直結しています。2mの高さから落ちても死ぬときは死ぬし、1000m上空から落ちても死ぬときは死にます。そこには確率のちがいがあるだけです」
100%は嫌だよ、やっぱり。
■[game]テイルコンチェルト
permalink:"200312.html#d09_t3"
流れでPSのゲーム『テイルコンチェルト』をやる。かなり昔のゲーム。浮遊大陸だらけの世界を、飛行船とロボでかけ回るアクション。ロボは未来少年コナンのロボとラピュタのロボの合いの子みたいの。擬人化された犬と猫の世界。青い石は8面体。ラピュタ+ナウシカ+ホームズ? 悪者3人組はタツノコ?
落ちても1ミスとはならない(体力を少し失って、固い地面からやり直し、といういつもの奴)のだが、町の中でも奈落行きのガケに手すりなし。シビアな3D構成の癖にカメラが超見づらいのでかなり落ちまくる。鬼のようにつらいアスレチック面と、シューティング+追っかけッこ面。
ほのぼの:劇中では人死には起こらない。メカぶっこわれ→ススだらけ。敵も味方もみんな最後は仲良し。ややキビしい設定:先史文明によってメチャメチャになった世界。鉄巨神(破壊神)。支配民族な犬ヒトと、迫害されるマイノリティな猫ヒト。
メモカ探すのが面倒だったので、ぶっ通しで最後までやる。セーブ無し&隠しアイテム無視でクリアまでに4時間ほど。面数が少ないので、アクションが少ない割にマンネリにならない。色々なギミックは面白いが、面数が少なくてトラップに対する学習ができない、ので死んで覚えるしかない。ジャンプの座標合わせが難しいのと相乗効果で難易度が上がってる。カメラが悪くロックオンが無いので、シューティングの比重はちっさい。
声優はいい。結城信輝さんのキャラクターも可愛い。(今つくったとしたら、こういう五頭身キャラはたぶん貧乳になるだろうなとオモタ)タイトルのわりに、残念ながらしっぽは重要視されていない。主人公はロボ乗り、お姫様はボンネットのはいったドレス。猫姉妹たちはズボンだったな。しっぽ最後の砦だ。だがあんまりしっぽは印象に残ってないみたいだ。
■[game]キングスフィールドIII
permalink:"200312.html#d09_t4"
世にも恐ろしいことに、部屋の中から封を開けてないゲームが出てきた。
- 背景世界
- 闇の神と光の神が覇権を争っている世界。怪物などが出まくりで荒れ果てる国土。『神だかなんだか知らないが俺たちゃ迷惑だ! どっかよそでやれ! よそで!』ということで立ちあがる二人の王族、ジャンとアレフ。神はお互いを倒す為二振りの魔剣を作った。ジャンが魔剣を手に入れ光の神を倒す(キングスフィールドI)、すると調子に乗った闇の神のせいでまた国土が荒れたので、アレフが魔剣を手に入れ闇の神を倒す(キングスフィールドII)、二本の魔剣で国は救われてめでたしめでたし。なのにわずか5年後に王(ジャンだ)が豹変、住民はいじめられ魔物出まくり。さらに魔剣の一本は誰かに持ち去られ、一本は真っ二つに折れていた。アレフ、命を賭けて王を城ごと封印。ジャンの幼い息子、ライルを呼び(王妃と子供たちは城から脱出していたらしい)、封印が解ける前にお前が何とかしろと遺言を託す。それから10年。成長したライルが、荒れに荒れまくった国を立てなおす旅に出る。
- 一人称視点RPG
- ライルの視点で、ポリゴンで描かれた世界の中を冒険していく。『歩行効果』(歩くと画面が上下にゆれる)はOFFにしておく。酔うから。
- 即死罠
- キングスフィールドIIでは、スタート地点でちょっと足を踏み外したら即死だった。IIIではそんなことないみたい。前は平原、後ろは民家で、IIにも登場したレオン氏の家。とても安全。でもまあ、しばらく歩いたら最初の罠、川がかかっている。落ちると泳げない、即死。川に見えない壁があって進めないとかそんな安全策はキングスフィールドにはないのだ。でもまあ、IIをクリアした人間にとっては罠でも何でもない。橋を渡ればいいだけの話。…調子に乗ってたら井戸に落ちた。即死。
- 町
- 封印の後住民のほとんどは隣国に逃げてしまった。今や隠れ里などに細々と暮らす人ばかり。クイストの町は、もとハイエルフの聖地らしいんだけど、平気で怪物がウロウロ。超ダウナー。普通のRPGでは商人がいくら儲けようが損しようが気にならないし、買い物するのが自分だけなのはシステム上当然なのだが、このゲームではマジに人がいない設定なのですごくかわいそう。設定上でも客は自分だけみたい。『お金を貯めて隣国に逃れた家族と再会することだけが生きがい』とかいう人が平気で出てくる。うわかった。薬草買ったげるから希望を捨てるなよ…
- システム
- IIではセーブエリアが近くになく、レベル4くらい成長するまで全然見つからず弱ったが、今回は比較的近い。怪物と一度も戦わずにセーブ可能。その代わりIIで近かった回復の泉が遠い。薬草と宿屋でしのがなければいけない。
- RPGの基本
- 主題は、道を切り開くこと。最初プレイヤーは、到達可能世界を広げていくことを目的としている。行く手には、見知らぬモンスター、手ごわいモンスターの集団、トラップ、迷路、開かない扉などが配置されプレイヤーの目的をはばむ。それぞれの解決順序や方法はほとんど提示されることはないが、人々のセリフの端々にヒントとして現れることもある。突破にはアイテム、金、あるいは経験が必要。
- プレイヤーはハック&スラッシュで障壁を突破、アイテムの入手、難敵の掃討などをもって、到達可能領域を広げていく。
■[game]キングスフィールドIII 一日目
permalink:"200312.html#d09_t5"
エルフのレオンちゃんから寸足らずの剣『エクセレクター』をもらった。川に落ちたり井戸に落ちたりしながら、まわりのザコをつっついて遊ぶ。草はヒットアウェイで完全ノーダメージ。余裕。キノコは嫌なタイミングで胞子を吐いてきてHP激減&毒で最悪。
- ロロ「
- まず、セーブゾーンを見つけ、ゲームを回復+稼ぎのルーチンに載せるまでが一苦労です」
雑魚モンスターを町から掃討。経験とゴールドをかせぎつつ、町の人に状況をたずねる。ロドム隊長という人が、長いことこの町を守ってくれてたらしいが、城の方に兵を出したまま戻ってこないらしい。まずこのロドム隊長の足跡を追う形になる。
『ロドムの鍵』というアイテムで、怪物避けに設けられたゲートを開けながら進む。
- ロロ「
- 当面の目標は『ロドムの鍵探し』と『ロドムの門探し』です。どの門も鍵は共通ですけれど、差したままにしないと使えないタイプなので複数の鍵が必要になります」
スケルトンは隙が無くてクソ強い。必殺の間合いを覚えないと。探索の果てに『回復の泉』を発見。さらにショートカットになるロドムの門を発見。バイオハザードにおける『裏から鍵を開けた』。これで回復の泉が近くなった。大回りさせられたぶんのロドムの鍵を回収にまわる(差したままにできるほど余裕がないのだ)
■[site]マリーンとゴスとザ・リーウィット
permalink:"200312.html#d09_t6"
『ある性癖をもつ人にはたまらん推薦図書群』に『惑星カレスの魔女』を入れとくの忘れてたので追加。
- ロロ「
- なんといっても表紙が宮崎駿ですものね」
2003.12.12
■理屈がよくわからんのだけれど
permalink:"200312.html#d12_t1"
メモ。Tcl/Tk で、次のような時に return を抜くと思ったとおりの動作をしなかった。環境がないからディストリビューション依存なのかどうかもわからないんだけど。
if { $hoge } {
set strRet "error"
exit 1
return
}
exit 0
■[game]キングスフィールドIII 二日目
permalink:"200312.html#d12_t2"
ロドム隊長の足跡めぐりの旅はつづく。兵舎の探索だ。ハマファンAA並に落ちこんでる小隊長が一人生き残ってるほかは、あとはガイコツとかガイコツとか。ガイコツ相手に消耗戦を挑みがんばったのだがカギが足らず最深部には到達できなかった。実りなし。
兵舎から行ける、オーデの森では精霊の地図とワープアイテムをもらった。これは大もうけだ。精霊の地図はオートマッピングしてくれる白地図。さらに道を進めば風の館、ここは『風の魔力がなければ入れない』らしい。さらに道を行くともうひとつの集落、ラルーゴ。
ワープアイテムのワープ先はこのラルーゴのはずれ、回復の泉だった。嫌がらせのように、溶岩流と細い橋の向こうにある。
回復の泉の水を入れて持ち歩ける(もちろん飲めば回復する)瓶が超重要。汲む分にはタダだし。
■びん保証金5ゴールド/本
permalink:"200312.html#d12_t3"
空き瓶超重要なゲームで思い出すのは他に、SFCのゼルダの伝説や、DCのロードス島戦記。これらのゲームではなぜか空き瓶がレアアイテムなのだよ。リサイクルRPGだ。
- ロロ「
- ファンタジー世界で空き瓶がレアなのは別におかしいことではありません。水晶とかガラスでビンを作るには技術力が必要だからです。ファンタジー世界で有名なガラスの瓶といえば、指輪物語に『ガラドリエルの玻璃瓶』が出てきますね」
はりびょう?
ロロ「ガラス瓶というよりは格調高い気がしますね。もっともこれは日本人だけの感覚で、中国や台湾では日常的にこの表記なのですが」(*1)
んーでも、ガラス瓶がレアだからって、汲めないのはおかしいよ。土器なんかに入れて持ち歩けばいいのに。
- ロロ「
- 確かに。ゼルダの伝説では壷はガンガン放り投げて割っていますね。あれでも十分妖精は捕まえられそうな気がします。そういうアイテムがレアなのはちょっとした破綻ですね」
トゥーム・レイダーの4だったかで『バール』を拾ったのを思い出した。バールのようなもので有名なあのバールだ。こいつがあればちょっとした扉なんか、カギが無くてもこじあけることができる。超便利。でもあれれ? 大冒険家ララ・クロフトはたまたま列車の中でバールを拾うまで、これまでバールを持って冒険に行ったことがないよ? 今までの冒険で出会った扉のいくつかは、バールがあれば開いたんじゃないのか? と思ってしまう。命がけでトラップを回避したり、怪物と死闘を繰り広げたりしてこの世に一つしかないカギを手に入れたりしてたのに…
2003.12.14
■[game]キングスフィールドIII 三日目 風の力を得るのこと
permalink:"200312.html#d14_t1"
森の主、オーデに地図+ワープアイテムをもらい、オーデの森篇終了〜。ここから行けるのは、『風の館』というとこと『ラルーゴ』って町。
- ロロ「
- 風の館は、館というよりダンジョンで、風の魔力を持っていない人は入れないようです。ラルーゴは、毒を吐く敵がウロウロしてる上、住民はみんな王の恨みを、王子である主人公に向けているようです」
毒をなんとかする方法を探す。住民が非協力的な中、さいわい、道具屋のエルフ(ミーナとかいうエルフ娘。これがIIIの萌えキャラだろうか)と病気の子をかかえる母親だけが話をしてくれた。ミーナは毒消しや毒防ぎアイテムを売ってる。母親は吸血草という薬草を取ってきてくれという。いわゆる『病気の子供とレアな薬草』シナリオだ。病気の子の肌はマジに悲惨なテクスチャだなあ。こういうとこがこのゲームに変に迫力を与えている。
対毒キノコパターン。近づきながらファイヤーボール撃つ→硬直中に一発殴る→硬直が続いてる間に逃げる のパターンでなんとかノーダメージに持ちこめるようだ。薬草と同じモデリングで赤いやつを発見。これが万病に効く『吸血草』らしい。病気の母親に持っていく。
住人がみんな友好的になった。溶岩の川に橋をかけてくれたり、通せんぼしてた人が道を開けてくれたり、宿屋が開業したり。元気になった子供は風の魔石をくれた。これを使うと、風の魔力が…3になった。一応、これで風の館に入れるようになったのかな? こんな魔力で入って大丈夫なのだろうか心配になる。
風の館の中は飛び道具を使う敵だらけだった。狭い通路で囲まれて何度も死にかけた。が何とかクリア。風の具足と、お目当ての風の魔法『ウィンドカッター』を手に入れた。なんとこの風の魔物はウィンドカッターに弱い(普通属性が同じだと強いんじゃないのか。まあいいけど)苦労した敵がばったばった死んでいくのは快感だ。
住人が開いた道、ひとつは土の洞窟、ひとつは毒の道につながってた。次はどっちに行こうか…
2003.12.15
■オミヤゲは無し
permalink:"200312.html#d15_t1"
旅行行って帰ってきた。旅行って言うよりは、泊りがけの宴会。
日本海。魚がうまい。うまい。魚の煮付けって嫌いだったんだけど、ムチャクチャ旨かった。つまり、俺は今までうまい魚の煮付けを食ったことが無かっただけなのかもしれない。
■貧乏農場
permalink:"200312.html#d15_t2"
久しぶりに『人生ゲーム』をやった。俺が持ってたのは、コレクターに売れそうなくらいずいぶん古い奴だったが、『貧乏農場』が『開拓地』に名前変わってて、しかも救済手段がついてたので驚いた。人生最大の賭けに負けたコマの置場で、死ぬまで日銭でこきつかわれる、カイジに出てくるような悲惨なとこだったのに。
最初は(バカが口出ししてこんなことになったんだろうな…)とがっかりだったが、救済手段じたいはゲームの追加要素としては面白い。他の人のルーレットの出目ごとに数百ペリカドルの補助金が銀行から出るのだ。全員がゴールするまでに20回ぐらいルーレットが回ったら逆転もできる。
そして、ゲームの本質は変わっていないことを遊んで確認。最初の印象はまちがいだった。
『貧乏農場』の呼び名が希望の開拓地になるということは、粉砂糖をまぶして本質をおおいかくしているということだ。要するに、より現実に即している。素敵だ。
さらに、なまじ救済手段があるので行ってもいいかという誘惑が起こるし、危険度UPだ。気がつけば…底辺…ッ! という感じだ。
残念ながら、この日プレイした人生ゲームもわりと古いヤツだったので、現在どうなってるかわからない。ちょっと興味があるが…
- ロロ「
- 貧乏農場→一文無し→ゴーストタウン→開拓地 という変遷だそうです」
2003.12.16
■宿屋
permalink:"200312.html#d16_t1"
キングスフィールドIII をやってる。宿に泊まるとHPとMPが回復する。HPは全快するがMPは30ずつくらいしか回復しない。レベル20前後でMPは100ぐらいになるので、宿屋に3〜4回は泊まらないと完全回復しないことになる。毎回ベッドまで移動させられるので面倒だ。しかも安くない。一泊150G。まわりの雑魚モンスターを10匹は倒さないと手に入らない額だ。
宿の他にMPを回復させる手段として、回復アイテムと回復の泉がある。MP回復アイテムはいつでも使用できるが、高い。回復の泉はいくら飲んでもタダ&ビン入れて持ち歩くこともできる(この場合はMP100回復)。マップ上にわずかしかないが、一瞬でワープできるなくならないアイテムがある。
結果、ダンジョン攻略中はアイテム、帰ってきたら泉。序盤以外宿に泊まる必要のないバランスになっている。だが宿は眠っている最中に『夢を見る』というフィーチャーがあり、シナリオを進める意味がある、のかもしれない(今のところ不明)
この『夢を見る』というのは一枚絵がランダムに表示されるイベントにすぎない。MOONの『夢』と同じ。MOONは意味ありげというより、時には抽象画や落書きのような意味なさげな夢の絵がゲームの雰囲気をかもしだしていたのだけれど、KF3では単なる名場面なのでがっくり。
『見る夢は、今までに経験したことかもしれないし、未来の情景かもしれません』って説明書に期待しすぎてしまったようだ。
とりとめのない夢の中での話が中心になるゲームができないか、と思って考えてみた。男の子が主人公で、夢の中でしか逢えない女の子とかどうだろう…過去の情景を夢に見るとか、夢に登場する友人のなかにその女の子が混じってるとか…AVG形式にしかならなそうだな…
夢の不合理性も追いかけたいんだけど、あんまり考えても『サイレントヒル』になっちゃうような。
- ロロ「
- サイレントヒルに出てきますよ、『夢でしか逢えない女の子』」
あ。
2003.12.18
■[game]THE ダブルシューティング
permalink:"200312.html#d18_t1"
シンプル1500シリーズ。タイトーのレイストームとレイクライシスの詰め合わせ。オモロイけど全然進めない。タイトーのシューティング、結構家庭用ゲーム機で持ってるけどどれ一つとしてうまくなったことないな。
■[game]デビル メイ クライ
permalink:"200312.html#d18_t2"
2よりも面白いらしいのでこっちを購入。難しい。イージーモードが隠しなんて前代未聞じゃないのか。もちろん条件は難しくないというか、ヨワヨワな所を見せればいいみたいだけど、最初のうちはゲームシステムすら把握できないんだから不親切だよなー。
レッドオーブ(金みたいなもの)を稼いでパワーアップしなけりゃいけないんだけど、負けるとミッション最初からやり直しなので(アイテム消費してコンティニューできるけど)超辛い。こりゃ慣れるまでリセット繰り返すしかないのか? と思ったのだけど、攻略サイトによると、説明書にない途中セーブができるみたい。なんだ。
しばらくやってると慣れてきて連打!連打!連打!の状態から脱し、かっこよく攻撃を避けたりもできるようになってきた。
■[game]メイド イン ワリオ(GBA)
permalink:"200312.html#d18_t3"
面白い。つまらないミニゲームが何本か入ってるだけ、みたいに思ってたんだけど、なんと全然逆の発想のゲームだった。つまらないというより、シンプル過ぎてビックリするくらいのゲーム(Aボタンを1回押すだけとか)をものすごいスピードでクリアしていかなくちゃいけないという、ゲームイントロ早押しみたいなゲームだった。時間を忘れて遊ぶ。